連休の後半は晴天続きです。土休日は比良でバスが運行されますので堂満岳へ行きます。
・旧道から取り付く、去年行ったルートを覚えているか?
・オオバキスミレ、イワカガミなどを探す
これが目的です。
前日、夕食用に煮物作り、塩豚も焼いて山のお昼ご飯にサンドしよう。
8:10比良駅、バス移動8:30イン谷口、旧道取り付き、10:02東稜道取り付き、
11:05堂満岳、11:48金くそ峠、深谷で昼食11:55~12:20,
13:05八雲が原、13:50北比良峠~14:00, 15:40イン谷口
湖西線車内でヨネちゃん、Kさんと出会いました。堂満岳へいらっしゃるそうでコースもほぼ同じですからご一緒させていただきます。比良駅からのバスな満員でした。新緑溢れるイン谷口から歩き始めます。タニウツギのピンク。
ウマノアシガタ(キンポウゲ科)カキドオシ(垣通)シソ科
タニギキョウ 小さい花ミズタビラコです。
赤マーク3本あって倒木超えて右へ行きます。合ってた、覚えてました。
崩れた細道は足場に注意し↑源流に踏み入ります。
9:30,ノタノホリ道出合、ここまで約1時間。立ち休憩します。ここから急な上りが続きまして私たちは遅い歩みになります。
1弾目の花はイワカガミです。真っ赤に爆発するのは1本のヤマツツジです。きれいです。
チゴユリです。10:02,東稜道取り付きです。明るい広場でパン食べてエネルギー補給してこれからの尾根歩きに備えます。こっからがキツイ上りやでと、自分に言い聞かせます。
青空に向かって立つ新緑のブナの巨木を写します。かっこいい~~
シハイスミレです。岩に隠れるようにあっちこちに咲いています。
フモトスミレ(麓菫)、楚々とした3姉妹です。
ピンクのイワカガミと白いイワカガミです。
急な上りで1年前よりも足腰に堪えます、1年で劣化しましたわ( ノД`)シクシク…
巨岩奇岩の側にイワカガミが群生しています。高度が上がるとシャクナゲも咲いています。
健脚のお二人が急斜面を登っておられてわれらは青息吐息で付いて行きます。われらの後ろからは団体さんも登ってこられて追い越していただく。
最期の急登を上りきって
11:05堂満岳山頂です、狭い山頂では密、密です。グループの方に写していただいてすぐに金くそ峠へ向かいます。写真はヨネちゃん提供。
途中で見ごろのシャクナゲ群生地です。東レ新道を行きます。段差が大きくて滑りやすいので気を付けるようにヨネちゃんが勧告です。
向こうには琵琶湖が見えます。次郎坊山と釈迦岳の緑とシャクナゲのコラボ、
きれー!でも足元に気を付けながら写します。
シロヤシオの蕾です。11:48金くそ峠に下ってきました。ここも大勢休憩されていますので奥の深谷へ下ります。
深谷にも花が咲いています。左のひょこっと立っているのはバイカオウレンの結実です、葉っぱは元気です。
右の小さいのはウチワチョウチンゴケ(団扇提灯苔)なんとも可愛い苔です。
川の側で4人離れてシート敷いてお昼ご飯です。せせらぎや野鳥の声を聴きながら頂きました。12:30出発。
苔と清流に癒されました。初めて見ました色のショウジョウバカマです。
ピンクからえんじ色になってピーク過ぎるとこのような薄緑色になるそうです。
道の両側にずーっとフモトスミレが咲いています。こんなファミリーも。
いくつもの手作り橋を渡ります。清流と緑の奥の深谷が好きなんです。
13:05八雲が原に着きました。静かな人口の池です。さあ、オオバキスミレ(大葉黄菫)探しましょう、私は去年はよう見つけられなかったです。
するとウワッ、
足元に咲いてるやんか!あっちにも、こっちにも。豊作やんか。うれしー。
スマホとデジカメとで写しておられるヨネちゃん。こんなザラっとした石の間からも咲くんだ。オオバキスミレを堪能して北比良峠へ行きます。
ニシキゴロモです。空が澄んで琵琶湖のブルーもきれいです。
ウリハダカエデ(瓜膚楓)の花がぶら下がって揺れています。
ここはだんだん登山道が崩れて細くなっていますので、ソッと靴を置いて通りますが、花を見つけてやっぱり写します😍 細道から身を乗り出して慎重に。
ここにもフモトスミレ。珍しいかな、ボタンネコノメソウも咲いています。
写真に撮ったよー。
13:50北比良峠です。
下りは健脚のお二人は神璽谷を下られます。老夫婦の私たちはダケ道です。
今日はお世話になりました、気を付けて行きましょうと挨拶です。
ヨネちゃんからダケ道で白いイワカガミを見つけるようにと宿題です😄
14:00下山します。ここからはダケ道で出合った花たちです。
ここにもフモトスミレが咲いてる。
この馬の背道も好きです、ユキグニミツバツツジ?の蕾がいっぱい付いてます。
シロヤシオもここでは咲いてます。残りシャクナゲですね。↑
花を探しながらどんどん下って行きますと
白いイワカガミだ!潔い白と葉っぱはピカピカ。
濃いピンクと薄いピンクの『イワカガミトリオ』です。見惚れています。
単調なダケ道も花を探しながらですから早く下れたと感じました。
大山口でストックの汚れを落とします。
登山道から外れた所にひと際目を惹くオレンジ色のツツジの木です。
15:40イン谷口ですが、バスは16時発ですので、今朝の旧道取り付きをおさらいに山へ入ります。ほんまにジッとしてない二人です。
バス停には列が出来ていましたが車内では座れました。
長いレポートをご覧くださってありがとうございました。お疲れ様です。
山歩き約10.4km、7時間
堂満岳の上りはしんどかったですが、たくさんのお花に会えました。
ヨネちゃん、Kさん、鈍足の私たちにお付き合いくださいましてありがとうございました。
やっぱり比良山系は木々、花、空気が感動をくれます。
堂満さん、ありがとう。
川柳です。
〇 せせらぎで 手作りサンド さらに美味
〇 上りあと 絶景に酔いしれ 身快復
〇 どの花も 主張する声 聴こえるよ