青森風土記

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仏沼 春を迎える儀式 野焼き

2006-04-24 00:31:11 | 八戸・十和田周辺

ラムサール条約登録湿地である三沢市の仏沼の脇を抜ける道に六ヶ所側から入ったところで激しく煙の上っている光景に遭遇。米軍機の墜落かと心配しながら接近すると・・・


あちこちから煙が上がっており、野焼きにたまたま遭遇したのでした。絶滅危惧種のオオセッカで有名な湿地です。


仏沼の観察やぐら(オオセッカランド)への道も炎と煙に包まれて、ふらふらはいり込んだ私は無謀だったかもしれないとびびりました。


火を放たれた芦は油を注がれたかの如く燃え上がり四方にその火勢を広げていくのですが、三沢の消防団や消防車が災害予防のために集合していました。


仏沼は名前の如く沼地だったところを干拓して農業地にしようとしたところ。だからポンプ小屋もあちこちにあります。
ラムサール条約に登録された事もあって土地利用組合から三沢市に所有が変更になったと報道されていました。
ポンプで水を汲み上げ、春には野焼きをして・・・人の手の入った中に生きる貴重な自然。微妙なバランスではありますが、この自然環境を後世に渡す事ができればと思います。

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