明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

化粧 cover桜田淳子

2018-12-26 15:58:49 | 僕の音楽日記
中島みゆきさんの歌をcoverしている歌手は大勢いる。
また、曲提供も。
70年代後半は
中島みゆきさんの歌を歌って
ヒットさせたアーティスト歌手では有名なのは
研ナオコさんであり

桜田淳子さん。

80年代では工藤静香さんや柏原芳恵さん


70年代と80年代とでは
詩の世界が当然違う
80年代はどちらかと言えば
垢抜けた
突き抜けた感のある
開かれた中島みゆきさんの世界感
を工藤静香さんが初めて歌われている。

coverとか提供曲で中島みゆきさんの
世界を歌うのは
本人に寄せていく作業も大切なひとつだったと考えられてた
70年代
いわゆる中島みゆきさんの歌の世界を
モノマネ芸のように
寄せていく。

どこかに中島みゆきさんの香りを
魅せていた。
70年代の中島みゆきさん作品を歌われたアーティストたち
だと思う。

研ナオコさんの
「カモメはカモメ」
「ひとりぼっちで踊らせて」
1番最初に歌われた「LA LA LA」
なんかもそのひとつだ。

桜田淳子さんの歌った「化粧」も見事に
中島みゆきさんに寄せていってる
のがよく分かる

本人をリスペクトしているところが
作品、歌い方を壊さないよう
桜田淳子風ではなく
中島みゆき風に歌って

むしろ
それで成功したと思う。

花の中三トリオから山口百恵さんが抜け出し
水をあけられた感じでオリコンチャートレースも
百恵 淳子の差は広がり始めたところに、
ニューミュージックのアーティストからの曲提供への道で
違う魅力を表現できた桜田淳子さん。

研ナオコさんでヒットした二番煎じだったが
それはそれで
アイドル歌手から
の脱却は大人の歌を歌うことにより
できたのだろう。



女の人の化粧をする理由や年齢はいつ頃なんだろうか?

今どきは保育園や幼稚園
小学生だって化粧し始める。

特に、やっぱり
ルージュからなのだろうか?

この歌の中で始まる

化粧なんてどうでもいいと思ってたけれど…

化粧の重要性はそんなに思ってない女性が
男に振られることによって
化粧をして
心を隠し
涙をかくし

綺麗にみせて
見返したい
いわゆる怨念の世界に
中島みゆきさんの世界になっている。

70年代はまだ
こうした深い心のキビを
言葉で紡いで
歌にする
フォーク的なそれが
作品として色濃くでている


中島みゆきさん本人の歌う
「化粧」もいいけど

桜田淳子さんの「化粧」
はぐっとくるものがある。
女を演じ歌ってるところが
この作品の価値を上げてる。

ステイン アライブ ビージーズ (SATURDAY NIGHTFEVER)

2018-12-23 19:49:51 | 僕の音楽日記
1977年
こんな映画がヒットしたんだね。


「土曜の夜は フィーバーしよう!」
ジョン トラボルタ 主演の
ディスコが一躍日本にも広がり
踊ることのカッコ良さを
ジョンが映画で
見せてくれた。
とにかくこの映画は
話題になった。

でも
僕は
世間が騒いでいる中
対局に位置してた

特別興味なかった。

でも
有名な映画だったというくらいは
知っていた。

何が凄いかって?

この映画からだよね
「フィーバーしよう!」って言葉が定着したのは……

今使うのは
オヤジだけ。


今の時代
この言葉を使うのは
非常に恥ずかしい。

「フィーバーしよう!」
=盛り上がろう!
なのだが……
流行ってた時は
カッコいいし
使いやすい言葉だった。

特に土曜の夜は
お楽しみだったわけだ。

みんながこの映画から
影響を受けて
ディスコにいくやつ
増えただろうし、
この僕は
ついぞ、この方
ディスコには
1回も足を踏み入れたことは無く……

どうも、性にあわなくて、
だから
対局にいた訳で……

この映画の挿入歌
ステイン アライブ

これまたよく耳にした曲であって



一瞬
聞き間違えをしていた僕だった。
聞き取りにくいグループ名
ビージーズ
をビートルズと
勘違いしていた僕。

それにしてもやけに
声が高いなぁ

ビートルズが歌う
ステイン アライブ を聴いていた。

「ん?」
と気がついたのは
友達と会話して
「お前 ビートルズじゃなく ビージーズだゾ」
と笑われ
ここにも
洋楽の疎さを露呈した。

普段も友達とかと盛り上がりたい時
土曜の夜に約束を入れ、
「今度の土曜日!フィーバーしようぜ!」
という単語が
飛び交っていた。

「フィーバーしようぜ」(苦笑)

よくも恥ずかしくもなく
使っていた言葉だなぁ

感心する。
我ながら

今回のような三連休なんか
世間は
フィーバーしてるんだろうなぁ

あ、今日は日曜日か……


アルバム 「クリスマス」フォーライフレコード (小室等 吉田拓郎 井上陽水 泉谷しげる)

2018-12-22 20:09:38 | 僕の音楽日記
1976年 11月に年末に向けて発売された
企画モノ
のこのアルバムを当時手にした時

物足りなさと
嬉しさと半々
戸惑う気持ちも加わって

不思議な感覚でレコードに針を落として
聞いたものだった。



1赤鼻のトナカイ/泉谷しげる
2お正月/吉田拓郎
3夏願望/井上陽水
4O HOLY NIGHT/小室等
5街を片手に散歩する/吉田拓郎
6クリスマス・ソング/小室等
7冬を走る君/泉谷しげる
8WHITE CHRISTMAS/井上陽水
9GREENSLEEVES/小室等
10BLOWIN’ IN THE WIND/吉田拓郎
11PA! PA! PA!?きよしこの夜/泉谷しげる
12諸人こぞりて/吉田拓郎
13メリー・クリスマス/井上陽水
14今日のわざ/小室等、吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげる


coverあり、1部オリジナルあり
なんだか
不思議なアルバムだった。

時間がなかったのかなぁ
も少し企画モノならば
作詞 とか作曲とか
それぞれ担当しあって
絡んだ作品をつくってアルバムに
入れて欲しかったなぁ

作詞 井上陽水 作曲吉田拓郎
とか?
作詞 吉田拓郎 作曲 泉谷しげる
とか?

作詞 小室等 作曲 井上陽水
とか?
作詞 泉谷しげる 作曲 小室等
とかね……

それこそ 同じ会社なんだから
印税の手続きなんかは
堅いこと言わなきゃ
ゆるゆるでやっとけばよかったのに……

そうした 交わった企画にはなってなかったのが非常に残念だった。

でも
拓郎の歌は
カッコよかったなぁ

泉谷しげるの曲をcoverした
「街を片手に散歩する」
ボブ・ディランの
「風に吹かれて」
クリスマスsong
「諸人こぞりて」

今聞いても
拓郎の、歌は
イカしてる!
泉谷しげるは
ちょっとはしゃぎすぎ。
その反対に小室等は
硬すぎ。

井上陽水は独自すぎて
丁度いいくらいの
感じは拓郎だなぁと贔屓目なしに
聞けたアルバムだった。
更に次の
企画アルバム
もあって良かったのに……

思惑通りにかなかった
という
曰く付きのアルバムだったらしい。
会社が左前になるほど、
傾いたとか?

取らぬ狸の皮算用。
聞き手の要望どうりでもなんでもないアルバム。
作り手のアーティストの自己満足で終わった
企画モノ

距離感とギャップ
いつの時代も大事だけど……
売れっ子のアーティストの
アーティストのための
レコード会社だったから
高飛車に出たことは
間違いないのだろうけれど……

それにしても……
で、ある。

クリスマスではなく
クルシミマス
アルバムとなったのだから……

ラスト.クリスマス ワム!

2018-12-21 20:43:44 | 僕の音楽日記
タイトルどうり、今年のクリスマスは
平成最後

1989年から始まった「平成」
バブルの終焉の頃

日本中が元気だった頃。

ジェットコースターのような
時代をかいくぐってきた
僕達は、

いい時も
悪い時も
知っている
言わば
貴重な世代なんだと
思う。

洋楽を好んで聞かない僕も
バブルの頃は
ほっといても
耳に入ってきていたもので
それこそ
この ワム!
の「ラスト.クリスマス」
なんかも
マライア・キャリー
と「恋人たちのクリスマス」と並んで
よく今でも
BGMとして
流れる歌。

フラレた切ない歌だけど
どうして洋楽って
曲調がカラッとして
切ない悲しい詩の内容を
感じさせない作り方をしている

あんまりノリのいい
リズムのいい歌だと
詩の内容とのギャップがあって
どうなのか?
と思うところだが……

いずれにしても
ラストクリスマスなのである。

去年のクリスマス……
という意味合いではなく
今年は……
最後のクリスマス。
と言うことになるわけだし……

何か特別な期待があるわけでなし、

昔なら
飲んで歌って
どんちゃん騒ぎ
騒がなきゃ損!
ぐらいの感覚のクリスマス
だった。
けど
だんだんそんな事も
やらない
参加しない
興味もなくなる
みたいな……

それだけ歳とったんだなぁ

さてさて
クリスマス イブまで3日
何となく
ざわめく
せせこましい
残り少ない今年を思い、
平成最後の年の瀬
師走に

思いを馳せて……



色々ありました
。平成。


石狩挽歌 北原ミレイ

2018-12-19 20:52:19 | 僕の音楽日記
年末になると
この歌が
僕の頭の中にこだまする。
 
日本のソウル!
演歌でありながら
演歌の括りでは
ない歌。
 
腹の座った声で
綺麗な声ではないけれど
これこそ
魂に響く歌と
今でもそう思う。
 
何故かしらこの歌には
ジャパニーズ ソウル
ジャパニーズブルース
という名称が 似合う。
日本版のソウルブルース。
 
年末の鮮魚売り場には
昔どこにでもこの歌が流れていた気がする。
それこそ
数の子が売り出される季節。
数の子といったら
にしん。
 
粋な北原ミレイさんの
歌声がこだまする
鮮魚売り場の数の子コーナー
 
年も押し迫って来たなぁと
感じていたものだ。
春夏秋冬 季節事に
食べものは変わっていく中で
昔からの伝統的食べ物が消えつつある
昨今。
お正月料理に欠かせない
数の子
昆布巻
田作り
黒豆
その言われ
教え、意味合いなど
縁起物としてのおせち料理。
 
ついこないだも
「スルメ」
スルメと言わない
「アタリメ」
と言う事の意味を知った。
 
これも縁起物としてお正月や
結納の時に使われる
当たり前のように
「スルメ」
と言ってしまうけど、
実は「アタリメ」らしい。
 
スルメのスルは
お金をスルとかスリ
とかで良くない響きとなるらしく
 
それならと言うことで
当たる!
という良い印象の言葉を宛が得た形で
スルメ
よりも
アタリメ
縁起物として扱う様になったとか……
 
数の子
アタリメ
蒲鉾
お正月のおつまみの楽しみは
もう幾つ寝ると……
である。
 
にしん漁の栄光は遠い過去の物語
寂れた港町の風景を歌った
この歌は、
今聞いても
身を引き締められるそんな
不思議な歌として僕の中には存在する。
 
特に年末のこの時期
どこからとなく
この歌が頭の隅からなりびびく
口ずさむ
師走なのだ。
 
今年もあと残すところ 12日あまり……