明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

戦士の休息 野性の証明のテーマ曲 町田義人

2018-12-18 21:37:11 | 僕の音楽日記
「お父さん 怖いよ 何が来るよ、大勢でお父さんを殺しにくるよ。」

テレビCMでバンバン流れた
このセリフ。


このポスターが貼られ
この時期の邦画は
角川映画の独壇場だった。
「人間の証明」
で大ヒットし、さらに森村誠一さんの
書き下ろし
の「野性の証明」
映像 歌 ストーリーと三位一体での
売り出しがハマった
角川映画。
町田義人さん歌う
「戦士の休息」も
劇中
いい場面で流れた。

主演の高倉健さんの流石の演技と
新人で
デビューしたての
薬師丸ひろ子さん

とても眼力のある女の子だった。
存在感あり、可愛くて
いい女優さんになるんだろうなぁ

当時思ったものだ。
登場キャストもさすが角川映画と言うくらい、
舘ひろしさん
三國連太郎さん
夏木勲さん
松方弘樹さん
丹波哲郎さん
芦田伸介さん
中野良子さん
相当たるメンバーが脇を固める

テレビのCMで、流れる告知は
これは
見てみたいと思わせる
いわゆる
すり込み式の宣伝だった。
何回も何回も同じ様に流れるCMに、

興味も持たないわけはない
オマケに
あの映画にでてる
女の子は?
誰なんだ?って
気になるわけだし……

前作「人間の証明」
以上に大スぺクタルな雰囲気を
匂わせて
CMであおる!
映画館に足を運んだ映画だったね。

町田義人さんの
歌い上げる
スローバラードがまた、泣かせる。




赤いスィートピー 綾瀬はるか

2018-12-18 07:06:28 | 僕の音楽日記
coverはたくさんされてる
この歌は

前にも書いたけど、本家を「松田聖子」さんを超えるか
凌駕するインパクトがないと
coverはやはりその歌い手の
自己満足で終わる。

それはそれでいいと思うのだが……
その歌い手の個性、引き出し、
可能性、色、を魅せるわけだから
coverはダメだとは
ちっとも思わない。

ただ
ヒット曲を安易に好きだからcoverする
のは
聞き手側には
驚きと感動はやはり薄いし
凌駕するには
至らない。

「ほぉ~!なるほど!」
と思えるものがあれば
そのcoverは 選曲と達成感は
獲られるのだと思う。

「赤いスィートピー」
綾瀬はるかさんがcoverした。

僕の感想は
「ほぉ~!なるほど!」
だったし
ニヤリ!
とした。

見事に歌いこなしてる
この詩の世界観を表現してる。
表現者としての
女優であればこそ

僕はこの歌のキモは
🎶 半年過ぎても
あなたって…手も握らない

このフレーズだと思う。
綾瀬はるかさんはここを見事に
こなしてる。

「あなたって…」

この歌い方
話し言葉の微妙な感じ
歌ってるのか、喋ってるのか
このさじ加減

「あなたって…」

ここの歌い方が
綾瀬はるかさんは歌えてることで
この歌はむしろ
彼女のオリジナルなんじゃないか?
とさえ
錯覚するほど……

見事です。

まぁまぁ歌は上手だと思います。
でもこの歌は上手く歌ってはダメだと
思うのです。

歌の中の女の子?女の人?は
壊れそうな感情
危うい感情
10代にみられる不安定な恋愛感情の中

彼についていきたいと
願うけれど力強く言いたいけど
言えない

言わば
ナヨナヨしてる感じ。
弱々しい
抱きしめてあげたくなる


そんな雰囲気を持たせて
歌っていくと
この歌は上手く伝わるし上手く聞くことができると思う。

綾瀬はるかさんは
彼女のキャラクターでこの歌は?
とおもったけれど
この歌自体もう時間経過している中
元歌のイメージからだいぶんと時間経過している分
綾瀬はるかさんがcoverしてみて
上書きされた印象が僕にはある。
この「赤いスィートピー」
の印象
本家はやはり歌は上手いしあの表現力には
勝てない
あの上はいけない。
でも
淡々と歌う綾瀬はるかさんのこの歌い方は
「有り」
だと思った。
80年代に聴いた 「赤いスィートピー」
2010年に聴いた 「赤いスィートピー」

僕の中の印象はまたひとつ
変わった。


ほんとに色んな人がcoverしてるし
あとはその聞き手の好みとなるのだろうけどね……

僕は好き!