明日の葉っぱ(8×8)=69

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ひとりじゃないの 天地真理

2021-02-08 17:05:00 | 僕の音楽日記
1972年の大ヒット曲
「ひとりじゃないの」天地真理さん

ひとりじゃないの、あなたがいるから…という意味
イントネーションの違いで
ひとりじゃないの?
とクエスチョンマーク付きだと

「ねえ、彼女〜ひとり?
え?ひとりじゃないの?」
なんて感じにもなる
ま、どっちでもいいんだけど



当時爆発的人気の天地真理さん
芸名の「天地真理」というのも
天地(てんち)の真理(しんり)
と書いて
あまちまり

なんかとても威厳のある
芸名とは裏腹に
これぞアイドル!という
地位を歌謡界に確立した
歌手だったと思う。

当時まだ小学校中学年の僕は
アイドル真理ちゃんに
一目惚れもすることも
ファンになることも
なかった
あれだけヒット曲を飛ばして
どこへいっても
TVをみても
彼女の歌が聞こえてこない日が
ないくらいの日々だったのに

身近に感じた天地真理さんの
存在は
お茶の間を飛び越えて
ぼくたちの生活の一部に
貼り付けられたもののように

ウルトラマン
仮面ライダー
漫画
ドリフターズ
天地真理
という感じの子供の世界にも
ちゃっかりその存在はあった。
後の
ピンクレディーのように…

誰もが彼女の歌真似、彼女の歌を
口ずさみ
朗らかな明るい雰囲気に
酔いしれてた。
天地真理さんの歌は
まさしく
作られた世界の
あまりリアリティを感じられない
少女漫画のような
そんな歌のようで
僕は天地真理さんの歌のメロディは
好きでも
歌詞とかは
なんかピンとこなかったなぁ

それに彼女の髪型
あのパーマがなんとも
僕は長い髪のその後に出てくる
南沙織さんに
ビビッと来た方。
麻丘めぐみさんとかね…

同じパーマ、ウェーブ、カールをかけた髪型なら
後の
浅田美代子さんに大きく僕の心は掴まれた。

天地真理さんは確かに可愛いかった
声もハスキーボイスでも
高音域も出て
なかなか個性的なボイスの歌手だった。
国民的アイドルと言われた
天地真理さんのあと
3人娘として
小柳ルミ子
南沙織が
出てくるあたりから
歌謡界は華やいできた。
小学生の僕でも歌に興味を持ち始めた。

ビジュアルは大事で
あのおばさんパーマの髪型の
真理ちゃんは

「いいなぁ〜」の対象ではなかった

アイドル王座に君臨し続けるのは
難しいことで
アイドル群雄割拠時代の到来の
前に
確かに
天地真理さんは大きな存在だった。

70年代前半の
天地真理
70年代中期
浅田美代子さんから
その後ピンクレディー
山口百恵さん
80年代前半
松田聖子さん
ビッグネームになる時代のマドンナは長くはその座に
居続けられなかった。


ひとりじゃないの?

アイドル王座は
ひとりなんだよ

唯一時代のマドンナの女神は
ひとりの歌手にだけ
微笑む。

天地真理さんの微笑みの向こうに
時代のマドンナの女神は笑ってた。





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