明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

流星 吉田拓郎

2021-02-09 20:18:00 | 僕の音楽日記
たとえば僕が まちがっていても
正直だった 悲しさがあるから…
Ah… wow wow wow…流れて行く
静けさにまさる 強さは無くて
言葉の中では何を 待てばいい…
Ah… wow wow wow…流れて行く

たしかな事など 何も無く
ただひたすらに 君が好き
夢はまぶしく 木もれ陽透かす
少女の黒髪 もどかしく

Ah… 君の欲しいものは何ですか
君の欲しいものは何ですか

さりげない日々に つまずいた僕は
星を数える 男になったよ…
Ah… wow wow wow…流れて行く
遠い人からの 誘いはあでやかで
だけど訪ねさまよう風にも 乗り遅れ…
Ah… wow wow wow…流れて行く

心をどこか 忘れもの
ただそれだけで つまはじき
幸福だとは 言わないが
不幸ぶるのは がらじゃない
Ah… 君の欲しいものは何ですか
君の欲しいものは何ですか
流れる星は 今がきれいで
ただそれだけに 悲しくて
流れる星は かすかに消える
思い出なんか 残さないで
Ah… 君の欲しいものは何ですか
Wow…僕の欲しかったものは何ですか


1979年5月5日 フォーライフレコードから「舞姫」以来一年ぶりの
シングルは
この年7月25日に愛知県篠島での
アイランドコンサートに向けて
そのイベントの狼煙のような
景気づけ的なお祭り騒ぎに
乗じた雰囲気の中
発売された。

この歌はTBSドラマ
「男なら」の主題歌でもあったけど
思うようにセールスが伸びず
大ヒットとはいかなかったまでも
未だに拓郎ファンの中では
高い評価のある歌だ。

最近はMrs Green Apple
がcoverしたりして
若者にもこの歌の良さが浸透
していってる

泣ける歌としての
認識が強く
かくゆう私もこの投稿の前に
聴きながら泣いてしまった。
わけもなく泣ける歌でもあるし
訳あっても泣ける歌に
なった「流星」

当時この歌はリアルタイムで聴いていたし、シングルも買ったし
篠島への参加も決まり
盛り上がっていた時期だった。

まるで戦に望む兵士のように
高鳴る胸を押さえつつ
その日、その時を待っていた
そんな時期だった。

だから…
この歌で泣けるなんて
これっぽっちも感じても、思っても
なくて、
それが時流れて、40年も過ぎると
当時なんとも思わなかった
ただシャウトしてガナって
歌っていたこの「流星」に
涙するという
僕にとってこんな展開、
思いもよらず、
まさか、拓郎さんの歌で泣く事
なんてあるまい!
と思っていたのだが…

涙腺が弱くなったのか
歳をとった証拠なのか

歌が引き金になって
涙をつれてくる
そんな場面が最近は
多くなった気がする。

とにかくこの歌詞は
無駄なく
泣けるのだ
すべてのフレーズが
ガッチリ泣ける演出を用意
してるように

曲の出だしからもう、
泣ける。
♫例えば僕が、間違っていても
正直だった悲しさがあるから

だよ!
正直だった悲しさ…
沁みるんだねぇここが!!

そして、
♫静かさにまさる強さはなくて
言葉の中では 何を待てばいい?


静けさこそが何より強い事なんだ
黙っている事が何より
強いこと、そうなれば言葉では
それをまさるものはないと…


♫さりげない日々につまづいた僕は
星を数える男になったよ

まさしく僕なんて
つまづきっぱなしだよ

♫幸せだとはいわないが不幸ぶるのはガラじゃない

ここが一番好きかな?

とびきりの幸せ、ひけらかすほどの
幸せ感はないよ、
でもかと言って
不幸ぶって同情をかけてもらうほど
そんかガラでもない
ほんの少しの
男のプライドはあるよ。


歌詞のひとフレーズ
ひとフレーズが
沁みる
「流星」

心が凹んだ時
つまづいた時

泣きたい時に
この歌で泣ける
そんな歌
「流星」








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2 コメント

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永遠の名曲『流星』 (四代目桶屋金之助)
2021-02-10 12:01:09
永遠の名曲とは、この歌のことだろう。

僕自身もこの歌で泣いたことがあります。
心の病を患っていたときです。
夜、ベランダから星を見る。
♫さりげない日々につまづいた僕は 星を数える男になったよ

いつのまにか口ずさみながら涙がでたのです。
聴けば聴くほど心に沁みる。
僕の拓郎さんの好きな歌ベスト5に入ってます。

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Unknown (aoi-tuki-no-waruz)
2021-02-10 19:33:25
コメントありがとうございます😊
時が経つて名曲になっていく
典型ですよね
「流星」は…
でも、歌うのは
非常に難しい歌でもありますよね
この「流星」は…😆
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