5年前のコロナ禍。
あの騒動からもう5年が過ぎた。
わけのわからないウィルス。
何もかもがストップしてしまった。
どうしようもならない世の中だった。
いつのまにか自分の記憶も過ぎ去った今夏、
コロナに関する映画を2本観た。
1本目は「フロントライン」
日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船
「ダイヤモンド・プリンセス」での実話を基に、
未知のウイルスに最前線で立ち向かった医師や看護師たちの闘いをオリジナル脚本で描いたドラマ。
客船の内部の情報は、ニュースなどでも詳しく伝わってこなかった。
コロナウィルスが日本中にまん延したら、どうなるんだろう。
先行きが不安だった。
そんなことを思い出した。
2本目は『この夏の星を見る』
コロナ禍で複雑な思いを抱える中高生たちの青春を、東京都渋谷区、
茨城県土浦市、長崎県五島市を舞台に天体観測をする競技
「オンラインスターキャッチコンテスト」描いたドラマ。
何もできない世の中。
その中で何ができるのか。
中高生たちの熱い想いが伝わってくる。
単なる青春映画ではなかった。
あの頃の自分はニュースばかり見ていて感染者数が気になる毎日だった。
そして行動を起こす気力もなかった。
映画で蘇ったあの記憶。
コロナが教えたくれたもの。
人それぞれあるかと思うが、事実だけは忘れてはならないだろう。
【事実に基づく物語】映画『フロントライン』本予告|2025年6月13日(金)公開
『この夏の星を見る』予告編