苔ヶ岳の尾根を歩きました

　昨日は、久しぶりに、茨城県常陸太田市の苔ヶ岳に登りました。
お陰さまで、好天のもと、無事に山頂、苔が峰に到着です。



苔ヶ岳は、コケさんの楽園です。
いろいろな種類が天然に生い茂り、見逃せないルートが続きます。



昨日の記事の熊楠先生のご遺徳が想われる、和歌山県の神苔もあり。



下界に接する麓のあたりは、ハイゴケさんの樹海。



北側は絶壁。
常陸太田の三大北壁として、アルピニストの前に立ちはだかります。
滑りやすい微小なコケさんが生息していますから、警戒が必要です。

ただ今、青葉のデジカメさんが、注意深くよじ登りはじめました。
地面から山頂まで、約80センチメートル。
小さい小さい苔ヶ岳さんですが、その変化に富む山容は、人々の心を惹きつけます。



ようやく、壁のステップにたどり着き、待ち受けたコケさんと感激の握手。



傍らには、石走る和歌苔さんたち。



萌え出づる春になりにけるかも。



さわらびさんには、まだ早い時節。
尾根筋のイワヒバさんも、まだ眠られておりました。



お子さん方も、まだお休みです。



旅先のご長男さんも、今はまだ、干潮モードのイソギンチャクさんでした。
お陰さまで本日は、良いトレッキングができました。
半径約1メートル、わずか５分の旅でしたが、忘れがたい旅情を満喫させていただきました。



照り映える苔ヶ岳さんに見送られ、約20メートル先の現場に戻る青葉です。
昼休みも、何かと取り込むこの時節ではありますが、こうして小さな旅を持続できることは有難い。
常陸太田市町屋町Ｈさん宅、苔の庭石さんとともに、早春のお日様に感謝しました。
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