ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

霞煙る水辺を巡り花と滝見る

2012-04-28 05:52:57 | 里山に捧ぐ
 昨日は、一日、雨でした。
少し時間が取れましたので、里山界隈へ。
涸沼川(ひぬまがわ)の上流で、小さな滝に出会いました。



一本の霞桜さんに、誘われるように。
この花は、薄墨色。
霞桜さんというものは、満開の巨木でも、どこか、はかなげです。
ひっそりと、咲いているのです。



この花が咲く頃、田んぼさんには、水が一杯になるのですね。
河童さんが、田んぼまでやってくる季節。



悪路に強い軽トラさんと、二人旅の青葉です。
2012年、雨中の足袋。

 実は、現場下見の帰りに、県立近代美術館の、小川芋銭展を拝見する予定でした。
が、履き替え用の靴を忘れたことに気づき、雨中散策に変更。
清貧の画聖さん展とはいえ、やはり、ゴム長ではなんとも。



芋銭さんの河童さんにはお会いできませんでしたが、もしかして。
小さな滝なのに、全容は見えず。



秘められた滝つぼでした。
河童さんの修行の姿は無く。



もしかしたら、まあるいフキさんの、葉陰におわすか河童さん。



右奥の滝つぼから流れ出た水は、しばらく本流と平行して流れます。
不思議な景色。

 ここは、青葉の住む、笠間市飯田の里の隣、大橋の里の上流です。
飯田ダムの先、峠を越えた、羽衣(はごも)地区界隈。
この川には、その昔、ナマズさんが、ごまんとおりました。
昔むかしそのむかし、青葉が河童だったころのおはなし。



対岸に登ると、全容が見えました。
小さいのに珍しいと感じた理由がわかりました。
岩肌ではなく、土肌を落ちる滝なのです。

土走る垂水とは、陶土の里の笠間にふさわしい、誉れ高いミニ滝さんです。
友人の小滝君も、きっと喜ぶに違いない。



そうだそうだと、青葉と一緒に喜んでいるヤマブキさんです。
まるで黄色い桜さんのように。

 そういえば、昔、黄色い桜さんの日本酒メーカーさんのイメージキャラは、河童さんでした。
親子の河童さん。
父ちゃん河童は日本酒大好き。



結構な黄色い桜さん見て、あ~こりゃこりゃ、ドンドコドン。
囃子につられて、林の中の霞桜さんも、喜び過ぎて、花びらさんがひとひら飛び入り。



アケビさんの青葉さんも、萌えいずる頃。
寒い春ですが、花愛でる人間さんの心だけでも温かく。
明日から笠間も陶炎祭。
雨が降ったら、河童さんと一緒に、陶芸宇宙に伺います。
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