雨の中をゆるりと歩きました

　久しぶりの、ゆっくりの朝。
しとしと雨に濡れる、ミゾソバさんです。



静かな秋の、草むらさんに、しゃがみこんでおりますと。
どこからか、クサヒバリさんの声も。
はてさて、さてもさても。
どこから、聞こえてくるのでしょうか。



まさか、まさか。
まさかさま。
カラスウリさんが、ふざけて鳴いているわけでなし。

とにかく行こう、草むらの果て。
行こう行こう、雨の中。


フニクリフニクラ、コンニャクラ。
コンニャクさんが、こけました。

この時期、こうしてこけて、枯れて、そして、ご冬眠。
来春は、もっと元気にお出ましです。



そんな時期だから、茶の木さんのお花咲く。
秋の扉が、一枚づつ、奥へ奥へと。



やってまいりました、ツリバナさんです。
今朝一番の、お目当てでございます。



お目当てのはずが、お寝ぼけピンボケ、ごめんなさい。
まだ暗いのと、傘が黒色で、いつもと勝手が違います。



釣りのお花のお仲間のマユミさんも、見ごろはこれから。
まだまだ扉は続きますね。



続きを楽しみに、ともに帰還を果たした、朝のお友達。



気ままに生きているようで、実際、気ままに生きている。
それなのに、動きに無駄が無いようで。
雨でも天晴れ、茨城笠間の里の友でございます。
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