ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

小町さんの語りを聴く峠です

2012-08-14 06:56:52 | 里山の言の葉
 昨日は、峠を越えました。
石岡市八郷地区を経て、つくば学園都市へ向かう途上。
通称フルーツラインの、朝日峠さんです。

ハンググライダー用の、古びた滑走台の脇におります。
土浦、つくば、東京方面を拝見。
冬場の晴れた日ならば、富士山も見える見晴らし台ですが。



昨日は霞んでおりました。
かなたに、まことに霞ヶ浦さんらしき水面が、かすかに見えました。

標高差は300メートル足らずの峠ですが、なかなかの難路。
降りる前に、ひと目一望したいというのが、人情であります。



美しい田園風景が見えます。
小野の里さんです。
この里は、なんと、あの小野小町さんの、ゆかりの里なのです。
こちら、朝日峠さんの解説にも、由緒書きがございます。

まっすぐな道は、新しいトンネルさんにつながります。
まもなく開通するようですね。
これから、人の流れは、確実に変わると思います。

既に、学園都市には、鉄道駅が出来ました。
このトンネルを抜けると、そこは雪国ではないが、笠間が近くなります。
秋葉原と笠間の、意外に近い、不思議な関係。
仲をとりもつ小町さんです。



鬱蒼と繁る山々。
そこに、小野小町さんが加わりますと、イメージが一変します。
卒都婆小町さんの静かな歩みを想えば、蝉さんの声も、意味深長に。

現実世界では、あっという間のトンネル通過。
迎え盆の午後。
百年の、蟻の歩みを忘れじと、峠道さんと約束しました。
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