少しづつ冬の旅は始まって

　笠間芸術の森の一角です。
商店街の方角からは、ジングルベルの音楽。
週明けは暖かでした。
木枯らしが吹けば飛んでしまう落ち葉さんたちですが、いつまでも日向ぼっこです。


ヤシャブシさんが実りました。
　枝先は、しっかり冬の覚悟であります。



　幹は、こちらです。
鎧兜に身を固めて。
ヤシャ武士という人生。
馬上ゆたかな美少年。
ＢＧＭは、赤い鼻のトナカイさんに。


　お馬さんのお顔です。
上下を縮めて、遠くから目を細めて見れば、談志師匠の似顔絵のそっくりさんです。
ご本人には似ていませんが、ご本人さんの似顔絵には、似ている感じです。
後方には、家元の弟子が続くような、木立の陽だまりです。
ご冥福と、芸道無限を祈念いたします。



　このあたりには、ヤブツバキさんも何本かあります。
拙宅の裏山を上り詰めたあたりにも、ヤブツバキは自生しています。
冬木立の中の一本の緑とは、まことに厳粛なものです。
曲は、もろびとこぞりてとなってエンドレスです。


　東京の現場への途上、常磐高速・上り方面の守谷ＳＡ、つくばエクスプレスの高架線路前です。
霧の中に日が昇ります。
ソーラーさんは南を向いたまんま、風にもそよぎませんが、人知れず頑張ってます。



　早朝から騒がしいサービスエリアの一角にも、静寂があります。
これを英語では、サビシーエリアというそうです。



　新宿の小公園で再会した旧友オオバコさんの横顔。
珍しいです。
近頃は、田舎でも見つけにくい草になっています。



　いつの時も笠間を見守る吾国山（わがくにさん）。
雲がかかって一進一退、季節は進みます。



　昨日は、氷点下5度でした。
こういう朝は、霜に照る日の出が一段と美しいものです。
枯れ野一面が、草の霧氷の総本山です。



　常陸大宮市の郊外、昼休みの小散歩です。
こちらも、十分な寒さでしょう、バケツの氷は解けずじまい。
そういえば、この里の近くで、先日ゾウさんの化石が出土。
超古代、ゾウさんは何を食べて巨体を維持していたのか。



山の北斜面の暗い陰。
霜が解けたにしてはみずみずしい、青草と玉の露。
冷たさ一杯と見える日陰でも、この季節にこの姿。
なるほど、里山のほとりとは、穏やかなる何かがあるようです。
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◎里山生きてます∞茨城笠間
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