ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

なぜか小松寺さんのその③

2019-11-14 07:20:13 | 人とお庭の間には
 小松寺さんは、枝垂れ桜さんが印象的。



一部には、こんなふうに。
サルノコシカケさんの印象もございますものの。



肝心の根元は、大切に守られておりました。



そうしたご配慮のお陰様か。
御歳の割には、皆さんお元気なのではないでしょうか。



列植されて、そろって長生きなのは、境内の土も良いのでしょう。
後方の濃い緑色、槐(えんじゅ)さんの陰徳かもです。



ご覧の通り、相当の大木ですから、根っこは遠方に延びているはず。
マメ科ですので、普通の樹木以上に、根は走ります。
しかも、土肥やす力は大なり。



その他、諸々の広葉樹さんも、好ましいのでしょう。
桜に限らず、バラ科は土に飽きが来やすいです。
土質が常に新鮮に保たれるよう、取り合わせが大切と感じます。



それにつけても、椿さんも素晴らしい。
へし折れてもひるまず、再生の力が伝わりました。
日本国も、かくありたい令和元年。



ふと見れば、蜘蛛の糸に枯れ葉さん一枚。



無風の境内ながら、頭上で回っておりました。



ついでに、もう一枚。
方々を齧られても、最後まで生ききった一枚の葉の力。
何か、一念の強さが伝わるようで。



ふと思い出す。重盛さんの菩提。



東国の山中まで、御遺骨を担って旅した人。
その心偲ぶべく、花の頃に再訪できれば幸いです。
合掌。

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