ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

常陸太田は大沢の滝の探訪記

2017-05-28 07:38:59 | 里山を歩く
雨の中を、ゴム長履きで。



沢道を登り、大沢の滝を目指しました。
里山の隣ながら、奥山の気分が味わえます。



このまましばらく、沢を辿ります。
こんもりと暗く、女性だけで行かれるには、ちょっとおっかない感じも。
イノシシさんの足跡はなかったものの、某ヘビさんなど、野生動物への警戒は必須と感じます。



そんなことを思いながらも、なんとかたどり着きました。
地元の皆様の、ご奉仕の道のお陰様でございますが。
ここ一帯は、まことに不思議なエリア。



ちょっと何か、水神さんお気に入りのリビングのような印象も。
にもかかわらず、遠慮なくお邪魔させて頂きましたが。
確かに、正面の床の間にも、動く滝の絵が掛かっており。



なるほど。
聞きしに勝る名画と拝見。



順序が逆になりましたが。
新緑の手水舎にて、お清めのご用意もございます。
さらにまた。



周囲はほぼ360度、ぐるりと水平の岩盤に取り囲まれており。



杉の人工林さんとも、なぜか。
微妙にして、不思議の調和もあり。



それにつけても茨城県北ジオパークエリア内、ジオポイントとしての将来性を感じます。
一帯は砂岩系の地層と拝見しましたが、太古はここは海だったのか。
隆起してのち、雨水を集めた大沢さんが徐々に浸食し、ついには奇観のエリアとなったようで。



ただ今に至っても、こんなふうに。
現役の水神さんのお力で、うまずたゆまずほんの少しづつ、岩盤は穿たれ続けているという。




その長大な叙事詩に、こうべを垂れつつ。
不思議の聖域より、心を落ち着け、戻るのみでしたが。



帰途の沢道もまた、ジオポイントが続々。
今後は、ジオ的な研究も広がると良いですね。
この先の急坂を登れば、人の気配のある道に出ます。



0.4キロ地点までは四駆の軽ならアクセスできますが、春友彫刻の森Pからの徒歩がお薦めです。
どなたにもお会いしませんでしたが、キビタキさんがカメラの前を横切ったり。
雨の細道に、感謝いたしました。
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