雨の笠間も良いものです。
麦の秋の向こうに、竹の秋。
そして、初夏の緑の里と山。
雨の景色も良いですし、お月さまに照らされる麦畑も、さぞや素敵でありましょう。
お月さまといえば、昨日の記事の西の空というのは、青葉与太郎の勘違いでした。
日食の翌朝のお月さまを撮影しようとの早起き。
考えてみれば、満月でなくて新月ですから、お月様も東にいらしたのでした。
さて、こちらは、麦畑の後ろに、仏頂山(ぶっちょうざん)を仰ぐところ。
本業の雨天プログラムを終えた後、山麓の清々しい水辺を訪ねました。
清々しい心持になり、昨日のお月さまにごめんなさいと、丘を登る青葉の前に、何かが見えます。
白い小さな標識のようです。
手書きの看板のようですが。
白地に黒で、絵と文字と矢印。
誘われるままに進み、見晴らしの良い坂道を上り詰めてゆけば。
雨でもなお、見晴らしの良い丘の上に出ました。
そこには、ぽつんと一軒、紅茶のお店がありました。
おいしい本物紅茶と、笠間ならではの、たおやかなる里山の風景。
そして、ゆっくりと流れる、穏やかで豊かな時間。
不思議なくつろぎがありました。
シンプルなしつらえの店内には、お花が一杯。
本のコーナーも。
景色を楽しんだり、本のページをゆっくりめくったり。
友達とゆったり語り合ったり。
そんなひとときをお過ごし頂ければ、というのが店主さんの願い。
そのためにと、椅子の一つひとつに、ひざ掛けもご用意。
リラックスして頂けるように、椅子のすわり心地には、特にこだわったとのお話も。
壮年男子が一人で伺っても、このカウンター席で、本当にゆっくりと過ごせます。
有難い居場所です。
店主さんの農園や竹林が、どこまでも広がっています。
もうひとつの笠間を、ゆっくりと体感。
メニューは、何か面白いことがある日には、その都度書き換えられえる鉛筆書き。
その主婦感覚が、なぜかここでは自然なのです。
おいしい自家栽培の低農薬米のおにぎりもあるそうな。
その名も、月の舞の銘。
月のお話がつきません。
さらにまた、本当においしいおにぎりは、おいしいお米の塩むすびなのだ、というお話で、大盛り上がりに。
そういえば、道端の看板も、塩むすびのようでしたね。
素朴だけれども、その味わいは、深く深く。
さて、昨日は青葉が最後の客でしたが、田舎の暮らしとともにあるお店ですから、夕方は早く閉めます。
ちなみに、日月は休みで、水曜も時々お休み。
店主さんは田んぼの仕事もありますから、五月の連休もお休みです。
そして、夕方は、畑仕事もあるので、早くおしまい。
それでもなお、このお店には、夢と希望と向上心が一杯。
紅茶の道を謙虚に磨こうというお心と、里山の風景への深い愛着。
そして、皆様への自然体のご配慮。
こういうお店を待っていた人は、きっと多いはず。
先客でいらした女性の皆さんたちも、雨の中を、幸せそうな笑顔でお帰りでした。
楽しみな場所ができました。
また折々、空気を頂きにお寄りいたします。
ノアザミさんも微笑む、笠間市箱田の里、麦秋のひと時でした。
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麦の秋の向こうに、竹の秋。
そして、初夏の緑の里と山。
雨の景色も良いですし、お月さまに照らされる麦畑も、さぞや素敵でありましょう。
お月さまといえば、昨日の記事の西の空というのは、青葉与太郎の勘違いでした。
日食の翌朝のお月さまを撮影しようとの早起き。
考えてみれば、満月でなくて新月ですから、お月様も東にいらしたのでした。
さて、こちらは、麦畑の後ろに、仏頂山(ぶっちょうざん)を仰ぐところ。
本業の雨天プログラムを終えた後、山麓の清々しい水辺を訪ねました。
清々しい心持になり、昨日のお月さまにごめんなさいと、丘を登る青葉の前に、何かが見えます。
白い小さな標識のようです。
手書きの看板のようですが。
白地に黒で、絵と文字と矢印。
誘われるままに進み、見晴らしの良い坂道を上り詰めてゆけば。
雨でもなお、見晴らしの良い丘の上に出ました。
そこには、ぽつんと一軒、紅茶のお店がありました。
おいしい本物紅茶と、笠間ならではの、たおやかなる里山の風景。
そして、ゆっくりと流れる、穏やかで豊かな時間。
不思議なくつろぎがありました。
シンプルなしつらえの店内には、お花が一杯。
本のコーナーも。
景色を楽しんだり、本のページをゆっくりめくったり。
友達とゆったり語り合ったり。
そんなひとときをお過ごし頂ければ、というのが店主さんの願い。
そのためにと、椅子の一つひとつに、ひざ掛けもご用意。
リラックスして頂けるように、椅子のすわり心地には、特にこだわったとのお話も。
壮年男子が一人で伺っても、このカウンター席で、本当にゆっくりと過ごせます。
有難い居場所です。
店主さんの農園や竹林が、どこまでも広がっています。
もうひとつの笠間を、ゆっくりと体感。
メニューは、何か面白いことがある日には、その都度書き換えられえる鉛筆書き。
その主婦感覚が、なぜかここでは自然なのです。
おいしい自家栽培の低農薬米のおにぎりもあるそうな。
その名も、月の舞の銘。
月のお話がつきません。
さらにまた、本当においしいおにぎりは、おいしいお米の塩むすびなのだ、というお話で、大盛り上がりに。
そういえば、道端の看板も、塩むすびのようでしたね。
素朴だけれども、その味わいは、深く深く。
さて、昨日は青葉が最後の客でしたが、田舎の暮らしとともにあるお店ですから、夕方は早く閉めます。
ちなみに、日月は休みで、水曜も時々お休み。
店主さんは田んぼの仕事もありますから、五月の連休もお休みです。
そして、夕方は、畑仕事もあるので、早くおしまい。
それでもなお、このお店には、夢と希望と向上心が一杯。
紅茶の道を謙虚に磨こうというお心と、里山の風景への深い愛着。
そして、皆様への自然体のご配慮。
こういうお店を待っていた人は、きっと多いはず。
先客でいらした女性の皆さんたちも、雨の中を、幸せそうな笑顔でお帰りでした。
楽しみな場所ができました。
また折々、空気を頂きにお寄りいたします。
ノアザミさんも微笑む、笠間市箱田の里、麦秋のひと時でした。
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笠間市の旧友部町地区に住むtroyと申します。
いつも素敵なお話と心和む風景写真を楽しく読まさせてもらってます。
箱田というと先日金剛寺という寺に行きましたが、あのあたりですよね。由緒ありそうな立派なお寺で、大きなボタンが咲いてました。豊かな自然があり、立派なお寺があり、素敵な喫茶店があるんですね。今度のんびり散策したくなりました。
またよりますのでよろしく。
コメント頂きまして、ありがとうございます。
写真は初心者・コンパクト使用で、話芸も自己流ですので、御恥ずかしい限りです。
こちらは、金剛寺さんの向かいの丘の上です。
遠回りなのですが、仏の山峠の麓、りょうごごん寺さんへの入り口にも、白い手書看板があります。私もそちらから入りました。
お店の名前がフランス語で、少し躊躇しましたが、フランスとインドと英国と箱田の里が、絶妙の調和で、とてもくつろぎました。
全ては、店主さんご家族の人徳でしょうか。