ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

仏国寺さんのご縁有り難し

2020-05-08 07:23:13 | 人とお庭の間には
 三昧洞参拝から、いよいよ本堂へ。



鐘の音に誘われつつ、本堂に歩み寄りますと。
お石碑が一基。



木喰五行上人につきましては、ネット上でも混同があるようですが。
仏国寺さんに最も御縁あるのは、観海上人。
彫刻の木喰さんは、観海上人入滅後のご縁です。



せっかくの機会ですので、詳しく拝見しましょう。
やはり、この碑文には、常の真実があるようです。
背後には、ご近所の皆様の史実も。



権大僧正宝山さんを筆頭に、皆様の御芳名。
笠間市立東中学校のモニュメントでお世話になった、石材組合元理事長さんの社名も(→こちら)。



本堂奥の高みには、大谷石造りの防火収蔵庫。
秘仏十一面観世音菩薩さんが、安置されているのでしょう。
近年の火災からの復興、心より御礼申し上げます。



山川草木も、また有り難し。
シャガさんの群落に見送られ、石段降りました。
この足元も、皆様のお陰様でした。



おお。
ふと記念碑を見れば、権大僧正さんは、実は猪瀬宝山先生でした。
同行の友人の恩師で、ブログ主とはいろいろな面での直系先輩筋。



さすがに、ぶったまげました。



本当に、人間さんも蜂さんも。
悪いことは、できない道理です。



今後も、微力ながら精進誓いました。
境内は、シャクナゲも美しかったですね。



ご縁の皆様を偲び、悉皆仏性実感しつつ。
八百万の命さんに、深く感謝でございます。



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