国宝に名前を刻むバカモノの誤字を見つけて赤ペン指導

こういう不届き者というのは、
ときどき社会に湧いて出るようです。
先日も、法隆寺の国宝“東大門”に、
「みんな大スき」と刻まれた文字が発見された…
と、ニュースが伝えておりました。

衝動の赴くままに行動する
ただのお騒がせ人物なんだろうけど、
このいびつな自己顕示欲は、
どうしたら直せるんでしょう？　
いや、強引に矯正しなくとも、
こんなうまい方法が考えられます。

まず、彼らには、
歴史に残る偉業を成し遂げてもらいます。
バナナのシール集めでギネスに載ったとか、
日本中のバッティングセンターを行脚したとか、
念力で更新するブログが人気を博したとか、
突拍子もないことでかまいません。

次に、地元の公園に記念碑を建立するのです。
彼らの功績を讚えるモニュメントを。
あとは、自らの手で文言を刻ませるだけ。
自分自身の記念碑なのですから、
思う存分、好き放題に刻んだらいいですよ。

「バカじゃねーの？
　んなモン、はなから無理」

そんな泣き言を吐いて、
始める前からあきらめてるようじゃ、
この先、なに一つできやしませんよ。
新聞の社会面をにぎわすより、
文化面を飾ることの方が、
数倍カッコいいとは思わないかね？