チョキで殴るぞ!

自分のことは棚に上げ、他人には一言つっこまずにはいられない、 わがまま“びっきい”によるツッコミ短歌ブログです。

後出しのじゃんけんでさえ負ける君 反射神経何本あるの?

2006-09-29 05:47:14 | インポート
「オレ、じゃんけん強いんだよ」と、
自慢げに言う人に出くわすことがあります。
それ、本気で言ってるのですか?

じゃんけんで出せるのは、
グー、チョキ、パーの3つだけ。
組み合わせは9パターンしかありません。
勝つ確率も、
負ける確率も、
引き分ける確率も、
33.333333333333333333333…%。

何度も戦ってる相手なら
クセを読むことはできるでしょうけど、
初対面の人に勝ち続けるのは単なる偶然です。
じゃんけんの強さが自慢の人は、
どうぞ一生それを武器にして生きてください。

ところで、みなさん。
よく考えてみましょう。
上記したすべての確率を合計しても、
不思議なことに100%にはならないのです。
残りの約0.1%に、
グー、チョキ、パーを超越した
強力な手技でも潜んでるのでしょうか?
はい、実はそうだったんです。

両手の親指を立てて前へ突き出す
「イェーイ!」という技は、
俳優の高島忠夫さんが得意とし、
無敵を誇った時代がありましたね。 
この必殺技とスマイルに、
秒殺された奥様方も多いことでしょう。
今度じゃんけんをする機会がありましたら、
ぜひとも「イェーイ!」をお試しください。


「この鯵がいいニャ」と猫が言ったから二月八日はニャンコ記念日

2006-09-28 05:54:39 | インポート
「この味がいいね」と君が言ったから
 七月六日はサラダ記念日
 (俵万智)


はじめに謝っておきます。
俵万智さん、ネタにしてごめんなさい。
本歌取りというよりは、
パロディみたいになっちゃいました。

でも実は、
私が短歌というものに
興味を持つようになったのは、
俵さんの『サラダ記念日』を読んだのが
きっかけだったんですよ。

堅苦しいと思っていた短歌の世界が、
こんなにおもしろいものだと
気づかせてくれた運命の一冊ですね。
今、読み返してみても
新鮮なサラダのような味わいがあります。

自分で短歌を詠むようになるまでは、
それからまた数年を経るわけですが、
最初のころは俵さんの歌風をまねてみたり、
いろいろと試行錯誤を重ねてました。

今日のようなスタイルに落ち着いたのは、
アホがいくらカッコつけたところで、
やっぱりアホのまんまであるということを
悟ったからかもしれませんね。
このスタイルを維持したまま、
歌会始に招かれるよう精進したいと思います。


女湯の残り湯くんでお茶漬けにして食べるのが君の夢かい?

2006-09-27 05:53:30 | インポート
先日、興味深いニュースを目にしました。
銭湯の脱衣所のロッカーで窃盗を重ねていた女性を、
張り込み中の女性警察官が現行犯逮捕したというもの。
その時、二人はもちろん全裸だったそうです。

いくら仕事とはいえ、警察官も大変ですね。
こんなことまでするのか…と正直、驚きました。
“張り込み”とはよく言ったもので、
これぞまさしく体を張った職業なのでしょう。

最近は、コンサート会場などで
客引きをしているダフ屋を取り締まるために、
カップル客を装った警察官が
おとり捜査を行ってるようですね。
いやはや、これまたすごい。
こうした犯罪者は、モグラ叩きのように
地道に撲滅していくしかないんでしょうか?

この世に悪者がはびこる限り、
警察官とのいたちごっこは続くのでしょう。
昼となく、夜となく、
犯罪に立ち向かう警察官のみなさま。
本当にご苦労さまです。
私に協力できることといえば、
警察官のお世話にならないように
まっとうな人生を送ることくらいですね。


オレ今度モンゴル相撲習うんだ 朝青龍をねじ伏せるため

2006-09-26 05:51:57 | インポート
いや、ホント強いですね、朝青龍は。
これで18回目の優勝ですか。
そんなに大きくはない体のどこに
あれだけのパワーが潜んでいるのか?
きっとモンゴルレストランで
羊の丸焼きとか食ってるんでしょうね。

相撲人気にかげりが見られる…
という話を聞いて久しいですが、
やはり一人横綱の朝青龍に
おんぶにだっこじゃダメですよね。
東西に正横綱がどっしり構えていないと、
場所そのものが締まりません。

外国人力士の活躍ばかりが目立ち、
日本人力士の影が薄いのも一因だと思います。
相撲のグローバル化はいいんですけど、
“把瑠都”みたいな当て字のしこ名、
暴走族じゃないんだからやめてほしいですよ。
高見盛のような人気力士もいますが、
パフォーマンスだけじゃなく
好成績をしっかり収められるよう、
もっと奮起してください、ジャパニーズ!

その一方で、明るい話題もあります。
今場所の幕内取組にかかった懸賞の総本数が
1021本となり、史上最多を記録したとのこと。
これまでは中小企業がひいきの力士に
懸賞をかけることが多かったのですが、
このところは広告代理店を通じて
大手企業が宣伝に利用する傾向が見られ、
それがこのような結果を生んだようです。
時代の流れなんでしょうけど、
懸賞金が力士にとっての励みになり、
相撲人気復活につながるのだとしたら、
これもよし、と考えることにしましょうか。

そうなると、いよいよ私の出番ですかね?
頭にシリコンを埋め込んで
新弟子検査をむりやり突破し、
国技館デビューを果たしてみせますよ。
しこ名は団子花(だんごばな)でいいや。
でも、恥ずかしいから
お尻を出すのだけはカンベンして、親方!


君に似てこのパソコンはバカですね よく飼い主に似ると言うけど

2006-09-25 05:53:29 | インポート
私はMacユーザーなんですけど、
このところのアップルの新製品ラッシュには、
いささかまいってます。
もちろん性能が向上した新製品が
どんどん出てくることはうれしいのですが、
ちょっと商品サイクルが早過ぎませんか?

2年くらい前、iPod miniを購入。
「ヒロシのテーマ曲を入れよう!」と、
張りきってダウンロードしようとしたところ、
その直後にiPod shuffleが発売されて、
脳天をハンマーで打ち砕かれたような気分に。
それから数か月後、iPod nanoが登場。
こめかみから血の吹き出した人もいるのでは?

アップルに限ったことじゃありません。
各メーカーはしのぎを削って
次から次へと新製品を送り出しますけど、
それはユーザーにとって有益なのでしょうか?
ポンポンと新製品が出たら、
ポンポンと金を出して買えるものなのか?
技術を高めて商品力を鍛えるという意味では、
メーカーにとっては有益なのでしょうけれど。

《凛》という名のお茶。
《SORA》という名のコーヒー。
《維力(ウィリー)》という名のスポーツドリンク。

私が愛した商品たちが、
いつの間にか店の棚から姿を消しています。
売れなきゃすぐに発売中止というメーカーの姿勢。
利益を上げるためにはやむを得ないのでしょうが、
これではもう、ロングセラー商品が
生まれることなんてないんでしょうね。

私は“物”にも魂が宿っていると信じています。
開発者が心血注いで誕生させた
我が子のような製品の命を、
売り上げの数字だけを基準にして
絶ってしまっていいものなのでしょうか?
メーカーのおえらいさんの意見を聞きたいです