TAKAの気まぐれ散歩

ある日突然、思い立ち!行って・歩いて!撮って・メモって!! もちろん日々のぼやきも書き込んで、、気まぐれ日記です。

ピコレットというカメラ

2005-11-19 | 写真機

:あれは・・ 一昨年だったか? 盟友のささやき?!から・・ 蛇腹機にはまっていたころ・・ 
とても可愛らしいカメラに出会った! とても小さく畳めてしまう可愛いらしいカメラで、名前を「ピコレット」と言った・・ 

当時のべスト判の御三家! 中央がピコレット、メーカーはコンテッサ・ネッテル社・・ 後のツアイスイコン社です、
左は先輩!「ベストポケットコダック」、そうあの有名なベス単です! 右は後輩、六櫻社(現コニカ)の「パーレット」

この3機種、とても良く似てますよねって、元祖はコダック、、他はコピーなので当然・・ いずれもレンズは「単玉」(実際は2枚貼り合せ)のアクロマチックメニスカス(75mm f11)固定焦点です、、なんと一番前に絞りがむき出しで! その奥のレンズは前面が凹面?なのです・・

畳めると言っても、最近は畳まなくても、もっと小さいカメラが多いから珍しくもないですが、、でもご覧ください、 ここんところの蛇腹・・ が、ちょっと違う雰囲気なんですね、、

レンズ部分とフイルム室の間が蛇腹になっていて、ここをクシャっと!畳むと、ほら、ぺったんこになって、こんな具合に畳めちゃうんです! なるほどー・・ これならベストのポケットに収まりますよね!

なにをいまさら銀塩? 今やコンパクトカメラはデジ全盛!・・ なのは分かります、、でもこの単玉レンズ、至ってシンプル、、カラーフィルムのない時代の設計の、それもレンズ構成ときたらたったの2枚の貼り合わせなのですが・・ ほっと!信じられないくらいよく写ります、 最新のレンズで撮ったと言われても区別が付かないくらい、、

ちなみに今時のコンパクトデジのレンズだって、5枚や8枚は当たり前、まして一眼デジ交換レンズなら10枚以上は常套?かな・・・ やれ、L だのアポ、非球面だと、、まー難しいこと、、 大きく重たいお仕事を強いられて、、その割りにはちょっと見、大差なかったり・・ いやプロの方には違いが分かる!って?

実は昨年、とんでもなく抜けのいい写りに仰天しました、これがその時の1枚です、但しこれは銀塩フィルムでなくデジタル一眼レフで重連撮影?しています、相性が良かったのか・・
レンズは f=75mmで中判用、一眼レフのC-MOSセンサーはAPSサイズ 画角は35mm判換算で120mm相当と狭いから・・ レンズ中央部の美味しいところだけが貢献しているかも?・・

そうそう、本家HPのここに、前回の試写画像や関連、、うんちくなどなどがありますからどうぞご覧を・・・別名ベストポケット!サイズとかスプリングカメラとか、呼ばれ、今から7~80年前のカメラです、フイルムは35mm判でなく、今は無いベスト判という127サイズ(画面サイズ4x6.5cm)を使います、、

その後、頻繁に連れ出さなかったせいか? すねてどこかに入ってしまった・・ 探しだして、、再び、、今度は銀塩で撮ってみたいと・・ さーて? 本来の銀塩ではどんな写りになるのか、、とても楽しみです・・

それが銀塩と言ってもベスト判のフイルムはもうないので、普通の35mm判フィルムで試写する事にします、、 もちろん重連・・ 実はこれレンズが暗いので、ピントあわせがメチャメチャ難しい!! で、今回はベースカメラにフォーカスエイドの効くMF機 Canon AL-1 と組んでみようかと、、

なぜか紅葉が似合うような気がしますので、京都散策にでも連れて行って試写してみようと思っています、、うまく試写ができたら、、作例やうんちくなど、順次ご紹介します、、

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