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TAKAの気まぐれ散歩

ある日突然、思い立ち!行って・歩いて!撮って・メモって!! もちろん日々のぼやきも書き込んで、、気まぐれ日記です。

林道散策?山菜採り?

2006-05-06 | 散策紀

:見てみて、この収穫! 今日の林道散策・・ わらび採りに変ってしまった??

この4日に続いて今度はおっ家内どのを伴って川久保林道へ出かけたのですが、 それが・・ 突如わらびに採りに?
見てこれ・・ こんなに採れちゃった!! 所要時間は、、かれこれ1時間位かな?

川久保林道を上りきった先の諸子沢峰林道の途中で、お弁当を食べようと高台に上がって、いつもの休憩グッズを持ち
出して、、さてお弁当を、と・・ んっ? いつも目ざといおっ家内どの、、なにか見つけた!

あっ! わらびが出てる! ほんとだ、あるある、、こうなるとお弁当もそこそこに・・ ときならぬわらび採りが始まった・・
見れば、一面の草地だ、歩き回ればいくらでもある、、

実は4日にこの下を通りがかった時、、山菜採りをしてる人達に出会っていたので、、もしや?と、高台に上がって見たら
あるある!・・ 先客が採った後だったけど、たっぷり有った・・ これは思わぬ収穫だっ!!

現地は見晴らしの良い峠の高台、、ロケーションはこんな所、今日も雲がかかって眺望はいまいちだが しっかり寄り道
しちゃった、hacchiどの、夢中で採り採り中・・ いい場所みっけたぞ! 来年もきっと来るぞ って? まだ早いってば、、

ここ、本来は送電線タワー建設のために伐採した跡地のようです、切り株ごろごろで、大きな潅木もなく、ちょっとした
草原のようになっていました・・ なるほど、わらび採りには絶好のロケーションですね・・

という事で、思わぬ林道散策ならぬ、山菜採りのひと時を楽しんで・・ 以後は前回同様、諸子沢集落を通って、県道
60号から国道362号へ出て、、今日は往路の富沢へ戻らず反対方向の川根方面へ向かってから、黒俣川を遡って
藤枝市の蔵田に出る県道32号経由で帰還しました、、帰着は17時半頃、、

そういえばわらび採りなんて・・ 何年ぶりだろう?! 「わらび」!ときたら「玉子とじ」なんか、美味しそうだなー ・・ 


5月4日も林道散策を!

2006-05-05 | 散策紀

:昨日から長男坊が帰省している、オッター君を検分に来た様だ? いやいや!爺の暴走、見かねていさめに?・ ・

で、早速林道へ出かけた、その昔ハム三昧?の頃のぺデイション移動先の定番! 「突先山」へ出発した、標高は、
1022mとさほど高くはないが、その名の通り周囲より槍の穂先のように、高く開けていてNTTの無線中継所が設け
られている、という事は公式にもロケ良好なり、、ただし目玉じゃなく電波さんには?!

例の朝比奈ルートで県道60号、南アルプス線を北上、市ノ瀬の先で坂本川伝いに上流へ向かったのだが・・それが
現地はNTTの私有地? ゲートで行き止まりだった、うわっ! そうだ、そういえばここからは歩きだった・・ あきらめ
て近くの「大山」で代替しようとするも、、やっぱり車が進める道はなく、たどり着けないやい・・  結局突先山行きは
断念した、、

気を取り直して県道60号へ戻って井川方面へ北上! この前ブックした、大間の先の「林道一本杉峠線」に進入した
行先不明なままひたすら南下!砂利道風のダートは途中から本格的な凸凹ダートに変った、これぞまっとうなクロカン
走行? なかなかスリリングだが少々怖い、これが本物かな? 若干のガレ場とぬかるみ段差、深溝など難なく走破
もちろん4H、さすがオッター君、ガレ場でも忠実にコース取りできる?って実力からすればこんなの当たり前だってさ!

どうにか通りぬけたら先がぱっと開けて、あれれ? ここは県道60号線で通り越してきた「林道川久保線」の途中だっ
た、で、こっちが下の写真より少し上った位置に当たるであろうT字路の地点です、見た通り周りはかなり開けています、

ここがその60号線からの上り口だった所!大間よりずっと国道326号よりの位置だから、だいぶ戻ってきたことになる、

この先のダートは尾根の上で、素晴しく見晴らしが良い所、、そのまま南進して、山間の集落を抜け、、諸子沢の集落を
抜けて、、その先で60号線へ戻ってきた・・

しかしそのまま帰還するのももったいないので60号線を横切って名前表示なしの見知らぬ道に進入した、杉林の中や
尾根をひたすら西進、川根方面へ・・うねうねとつずらのあちこちに人家がある、スイスのチロル地方みたいな場所、、
頂上を抜けたら、なんと362号線の峠の茶屋?上杉尾の近くに出た、、茶店でコーヒータイムして・・ 362号を富沢の
方へひた走り 、、  思わぬ方向から帰途に着いた・・

富沢から、例によって朝比奈ルート、でもちょっと寄り道してやまめの郷で「チョウザメ」を見て?なんと!こんな所で養殖
してんですよー、、2年ぶりの再会?だけど数が減ったかな?で、念願のキャビアはまだらしかった?

その後はいつもの通り、、朝比奈、岡部、経由で帰還と!走行距離は124Km・・ まあまあ、暇さえあれば走りたくって
居る・・ G.Wだし、これはこれで楽しい時間、、しばらくはこんな具合に続きそうだ・・


ぼたんの次はの藤の花!

2006-05-01 | 散策紀

:この時期定番は藤の花!もちろん蓮華寺池公園です、 ちょっと早いかなと思いきや?見ごろも見ごろ、
絶好調でした、、5月に入ったばかりなのに、気温はなんと32度、今年1番! このせいかなー、、

いつもの棚ですが、今年は変りこいのぼり?が面白い!幼稚園児と小学生が参加、製作したようで、
なかなか良い企画でした、良く見ると、お腹のあたりなにやら・・ 書かれていますが?見えますか?

本命の池の南側の老舗?の藤棚です、、今年も見事に! でも花房の長さがすこーし、、短いかな?

これは変り藤? 桜でいう八重のように見えますが、どうかな? 詳しい説明はありませんでしたので・・

そしてこっちは池の北側の老舗?藤棚の常連です、なぜかこっちは色が濃く今年も見事な色ですね !

このあたり夜桜の場でもありますが、例年夜藤もなかなか人気! そぞろ歩きもまたよさそうな池の端・・
蓮華寺池公園を代表する藤だな風情です・・

とか、、ほんの少しですが、蓮華寺池公園のふじの花など、、お楽しみ下さい、、例によって・・
この後は足を伸ばして西方の山奥を一回り、いやに暑いので、、オッター君と水遊びなど!しませんて?


桜の次はぼたんかな?

2006-04-23 | 散策紀
:桜が終わったら・・ 次は「ぼたん」散策・・ それに遅ればせの、目の治癒のお礼参りに出かけた!

近年、遠州は袋井市、ぼたん寺として有名になった可睡斎、この時期にはぼたん祭りが開かれてにぎわいます、
しかし数年前に門脇奥?に大規模な可睡ゆりの園が開設され、最近はむしろこっちが人気スポットになっています、爺も数回訪れていますがこっちもなかなかGood・・  もちろんユリはまだ、、

可睡斎の正面山門です、、ほらほら、ぼたんの株を持っている人が、居るでしょう? 左の奥が屋外ぼたん園になっています、このほかに室内にもあって、沢山の可憐な花を見せてくれます、

屋外ぼたん庭園です、、新らたに左手上の丘でも育てられていて、、前よりずっと規模が大きくなってた!もちろんさまざまな満開ぼたんがいっぱいに・・


さっそく拝観!うわー・・  なんといってもこの淡い色、柔らかな花びらがすばらしいですね、触ると壊れて落ちそうな可憐さがまた魅力で・・

もちろんオーソドックスな赤もあります、が、あまりにも沢山ありすぎて、 便宜上ちょっとだけあげてます、すみませんね・・ そのうち本家HPにも上げますね、、

これは珍しい黄色のぼたん! 従来の種とは違う今年初めて発表?新種なのだだそうです、そういえば園内にも 数株しかなく、静かなデビューのようです・・


:すぐ近くに油山寺がある、このお寺は天平勝宝元年(749)46代孝謙天皇がこの地で眼病全快されたと伝えられる、古来から目の霊山として有名なお寺です。
いまも、全国各地から、開眼のご祈願にに来られる方が絶えないお寺です ・・ 下はその山門の先の礼拝門です、

石段を上がって礼拝門をくぐると、木立の奥に静かなたたずまいの宝生殿が見えます、 ここの庭園にもシャクヤクやぼたんがあります・・

宝生殿へお参りして、一度石段を下りて左手の山道を10分ほど登ったところに、丹精な三重塔を従えた薬師本堂があります、つくりは素朴ですが、内部は至って荘厳な雰囲気です、、

ここが本日の目的地! 薬師本堂・・ 目の霊山といわれるゆえんの、ご本尊さま、薬師如来さまがおられます。。


薬師本堂の奥にはご本尊の薬師如来さまが安置され、静かな祈りの場が・・ 「めの字」奉納がこの場の空気を物語っている・・
一面にかけられた無数の絵馬には、近隣はもちろんはるか遠くから訪問された方々のご祈願が書き綴られて・・ 
実は、、かって我等夫婦も願掛けに参りました、そのときお納めした絵馬を探したけれど、、さすがに、昔過ぎて?見つからない・・

お堂の前の石段の下には、桃山の三名塔といわれる、とても丹精な作りの三重塔がそびえる、
代孝謙天皇がこの地で眼病全快された後、頼願所と定まる鎌倉時代の建久元年、の源為朝公の寄進とある・・ その後の以降の諸公の寄進もあれこれとある様ですがここでは省略、、

爺の網膜はく離を含めて、、無事に視力回復する事が出来て・・ こんなにうれしい事はありません。。 薬師如来さま、ありがとうございました・・ 心から、、念入りにお礼を申し上げた事は、、言うまでもありません、

久しぶりに心静かに、お礼参り、と散策の一日でした、、時にはこんな風にのんびりとすごすのもいいものですね、、ありがたい事です、、
こうして年を重ねて、安穏と散策など、、楽しめること、我が家族と・・ ゆかりのすべての人々に、、改めて感謝しつつ・・

帰り道、、新しく出来て、おっ家内殿が気がかりだった、掛川バイパスの道の駅(ここ意外と面白い!)で休憩して家路につきました・・


早速!ガーデンパークへ

2006-04-17 | 散策紀

:4月17日浜名湖ガーデンパークへ行って来た、モネの庭、池のスイレンにはまだ早いが、一面のチューリップが真っ盛り、を過ぎてか・・ 最終の輝きを、すばらしく綺麗だった!!

少し位置を変えて、館前庭の左側、こっちも素晴しいチューリップの群咲?!これだけそろうと、、何時まで見ていても飽きないですよー、、

定番のスイレンの池から館を望む、、さすがにスイレンにはまだ早い、がチューリップが代役? いやいや花壇は次はバラの園へと移っていく、

他のエリアもそこそこだが、やっぱりメインはモネの庭、ウイークデーとあって、ガラガラでもないが、不自由しない程度に空いている、今年から軽食堂(むらちゃ)ができた、この15日から開店だそうな、HPの案内でも原則弁当持込だけど、、今度はお腹が、、助かるかも、 (画像は総数で400枚、、後日整理、本家HPの方へUP予定)

帰り道の浜名湖大橋沿いに遠浅の干潟がある、運良く引き潮だ!おっ家内どののご命令に従って!?にわか潮干狩りを始めた、、 30分くらい、それでも小さなあさりが獲れた、
ありゃ赤貝も1つ混ざってる・・ 30粒は味噌汁2杯分くらいかな?、、クマ手は持ったが、ゴム長靴を忘れてきたので、ここまで!・・ 
ここはアサリの猟場?じゃないけれど、、渡船なしでじかに干潟に入れます、当然無料・・ ただし魚屋さんに有るような大きいのはないですが、遊ぶには充分? オッター君はここで待機? 対岸は浜名湖ロイヤルホテル、、

帰途は、東名高速ではなく無料になったバイパスを繋走して・・ 新人オッター君を走らせる、往復で160Kmあまり、、久しぶりの花撮り散策だった、、モネの庭の見事さとあさり少々でご満悦? なかなか実のある散策になった、、
スイレンの頃、また行こうっと!  そうそう、この日の燃費は11Km/L!・・ 過去最高をマークした、


ちょっと京都へ紅葉を!

2005-11-29 | 散策紀

:そうだ京都へ行こう! でもないですが、久しぶりにい、、行って来ました・・

格安バスツアー・・ 当然日帰り、 ちょっと無理かなー? と思いきや、目標を絞って、割り切れば、結構いける事がよく分かりました・・

目標は下見! 1)南禅寺の水路閣・・ 2)永観堂の深紅葉・・ 3)できれば哲学の道を散策! と控えめに、、うーん、、やっぱり時間が充分じゃないけれど、まずまず、特に素晴しい紅葉はタイムリーで充分に満腹?できました、、

南禅寺の定番は?・・ やっぱり五右衛門の名せりふ! 絶景かなー! の三門です、

南禅寺の水路閣、100m足らずの赤レンガ橋、今も水が流れる現役!飽きないですね!



こちら、お隣の永観堂境内、庭園の放成池と紅葉・・ ほんとに、見事に真っ赤々です!

どこを見ても、すごく深い赤、鮮やかな黄色、背景は常緑樹の緑 やはり意図された庭園は
一味も二味も違いますね・・ いやー満足・・ 紅葉三昧でした、、

うっかり食べ損ねた湯豆腐も・・ 次回は泊まりで本格的に・・  鬼笑い??


写真、たくさん撮りました!本家HPこちらにUPしましたので、ご興味があればご覧ください。


晩秋のどうだん原!

2005-11-23 | 散策紀
:今年・・ 初日を拝んだ島田市の千葉山を訪ねてみました、、 4月の開花にも訪れた「どうだんつつじの群生」は・・ 目下!紅葉真っ盛り、、それは見事な景観でした!

春先に訪れた時には・・ こんな風に、白い花をつけた無数の株が・・ あたり一面を埋め尽くしていました・・

近寄ってみるとこんな可憐なすずらんに似た釣鐘型の花が無数に咲いて!今どきある訳も無いですが、 参考まで、

でも、秋になった・・ 見事に色づいた茜色の紅葉もまたすばらしい・・ すでに硬いからで芽吹きの準備も見えます、
ここは自然の群落で、赤松の林の中に、数十本の株が群生し、、それぞれに色合いを競うさまは見事な景観です・・  それにしてもどうだん、、春秋と二回楽しめるとは、、

近くにある、山の宿は周囲の展望もよく、昨年の暮れには、、満天の星空を眺めて、全員集合!年越しの宴・除夜に鐘撞・初日の出・・ と最高のスタートスポット!でしたが、今年は宿の都合で年越しが出来ないのは残念!、、替わりに今年は富士山の麓(朝霧高原)で年越し予定とか・・

井川線のアブト式列車

2005-11-09 | 散策紀

:大井川鉄道の井川線 南アルプスあぷとライン に乗ってみた! <写真はクリックで大きくなります>
朝起きたら、あんまりお天気が良いので・・ 勢いあまって大井川上流、長島ダム接岨湖へ行ってしまった・・
車で2時間! 少し風があるけれどすばらしい快晴でっ! 国道362号の峠でもこの通り、富士山 も顔を見せている 、あれ!雪、ずいぶん積もったなー、、

出発は10時20分 隣り岡部町の県道210号経由で国道362号を西へ・・ 川根本町の県道77号もトットと北上・・ 合計50Kmあまりで大井川鉄道の「奥泉駅」へ到着! 12時15分・・ 33分に登り列車?が来る・・
駅前に車を置いてトロッコ列車に乗った、次の駅でアブト式、電気機関車の後押し連結が行われる! これは非常に興味あり! あれれ? 線路が3本あるよ・・

今日は水曜日、ウイークデーで列車はがらがら! と思いきや?なんと満員! 乗り合わせたのは東京からのバスツアーの団体さん・・ 3台の小型バスから乗り換えて、接岨峡温泉まで行かれると・・ 他に「千頭駅」から乗車の別の団体さんも大勢さん!駅員さんのお話によると普段より増設8両編成にしたという・・ 客車は6両、1箱は37席? おっと・・ 何とか座れた!

17分で隣の「アプトいちしろ駅」に着いた・・ みてみて!これが後押しする電気機関車、アブト式だ! 2台のディーゼル機関車に加えて、プラス2重連で押すという・・ うわー! 究極の4重連だ!・・ ってもジーゼル機関車はお休みかな?

当然ながら足元のアブトのしかけが気になる、、覗いてみなくっちゃね、、線路の内側に歯があるラック部分と導入プレートが見えるが、こんな下駄の歯ラックがずーっと続いてるんだー?・・

どれどれ・・ アブトのメカはこのあたり、足元に仕込んである? 大きな歯車が前後2組あると聞いたが、、見えるかな?

あった~ 動輪の他に大きなアブト歯車がみえる、 なるほどー、見るからに大きな歯型、レール側の歯も、この奥です、下駄の歯みたいだ・・ 写真で見えますか? アブト式の歯車は歯の位置をずらした3枚の歯車を重ねた形をしています・・ でも分岐はどうやるのかな?

ちなみに、ラックシステムには、アブト式の次に普及している「リッゲンバッハ式」や、爺も乗った事があるスイスの雄峰! アイガー:メンヒ:ユングフラウの下をトンネルで貫通する、ユングフラウ鉄道の「ストループ式」という形式もあります・・ そうだ水平の歯車がラックを挟む「ロヒャー式」も、、おいおい? とにかく「アブト式」! 機関車も歯車も爺は初めて見た!


連結作業です・・ 6分間の停車、といっても中央の連結機と「2」とある部分の大きななコネクターを繋ぐだけ?あっけなくすんでしまった、、 なぜか温かいおかしわを買い込んで、、出発進行 !


さーて、後おし開始!重連走行のトロッコ列車 、機関車はいつも千頭側に連結? なんでも勾配は日本で一番、90/1000という・・ 8+4両連結の列車の前後で高低差が10mあるという! えっー、、そんなに急勾配なの?
機関車のすぐ前の客車に乗ったが・・ 歯車の音は聞こえなかった・・

実はこっちは帰りのショット!「長島ダム駅」・・ って乗ってる列車は撮れないもん! ここまで登ってきた後押し機関車を外して、下り列車側の先頭に繋ぎ替えて・・ 今度は制動役で下っていく、、 なるほどー、うまく使ってる、・・


ところで・・ 今日の目的地はこの橋を渡って向こうの側に見える「奥大井湖上駅」・・ この橋:レインボーブリッジはとても高く湖底から70mあるという! 湖上駅の向こうにも橋があります、駅は橋と橋の中央にあります、ロケは最高!!降りまーす!・・


湖上駅、上の方にちょっとしたログハウス風のロッジがあって、なかなかおしゃれな作りです、接岨湖周りの景色、残念ながら紅葉いまいち・・ 他には何も無い? 赤い橋も湖の対岸から眺める方が迫力がありそうな感じがする・・ 

同道、熱々カップルが1組!・・ 格好のスポットかも・・  もう一人、千頭から5時間かけて登って来たというハイカーにお会いした、目前の鹿と猿の群れに出会って!恐怖だったよし、 実は我ら、一昨日、雨畑で熊に出会った話を・・ 偶然にも藤枝市の方だった・・


駅の前後に架かるレインボーブリッジの風景を楽しんで1時間ほど散策・・ 残念ながらこのあたり、紅葉にはまだ早い、、もう10日位後かな、まあ紅葉は一昨日で満腹状態?なので、、 おっ!下り列車が来た! 登りと違って先頭はディーゼル機関車です・・ 「奥泉駅」へ戻りまーっす!


接岨峡温泉の手前にある長島ダム、、最近完成したきれいなダム、なんでも大井川水系で最大のダムということでした・・ 「長島ダムという駅」がある、当然、沿線筆頭の観光スポットだ、 登り側列車の団体さんが降りていった! 


なお、今回訪ねた大井川鉄道とは、JR東海道本線の金谷駅に隣接、金谷~千頭まで39.5KmはSL&普通の電車を、千頭~井川(ダム)まで25.5Kmは、今回のミニ列車(車体は小さいが軌間は普通の1067mm)を、G.Wや夏休み期間には千頭~川根両国までトロッコ列車(軌間762mm)も走らせている<他に多数のバス路線等もあり>大井川沿線のローカル鉄道会社です・・ ちなみに人気のSLは金谷~千頭まで、片道2370円!予約しないと乗れません!

ということで、、またまたお出かけしてしまいました、、どうもこの時期はお天気がいいと”そわそわ”と、、お出かけ癖、、まっそれもありかな? また新しい道をみつけちゃったし、、また行こうっと、、

実はこちらにも少し細かい内容でUPしています、よろしければどうぞ、、前半は焼きなまし?ですが、後半で・・ 少々詳しく、、それにおまけの脱線話などを・・・


井川雨畑林道の紅葉!

2005-11-07 | 散策紀

:紅葉その2は、大井川の上流、井川湖から雨畑湖に至る林道・井川雨畑線を訪ねてみました・・

このルートは静岡市葵区の井川湖北端・田代地区から小河内川沿いの細道を登って、、静岡/山梨県境の山伏(やんぶし)岳(2014m)脇の山伏峠(標高1800m)を越えて・・ 山梨県の雨畑川沿いに下って雨畑湖に至る、ちょっとしたアルペンルート? 

その先は山梨県の早川町を経て国道52号は上沢に出ます・・ くしくもここは前回の下部温泉への右折地点!国道300号の起点でもあります、、

定番!静岡安部川遡上ルートから登ること2時間半・・ まずは井川湖です、久しぶりに訪ねたのですが、エメラルドグリーンは健在! 雨上がりの空は快晴!それにこれからたずねる山々も紅葉まっ盛り、シィチュエーションも絶好調でーす!・・

ダムの南側はるか下の井川発電所・・ こっちもエメラルドグリーン? あたりまえだってば!・・ 風も無くきれいな水面の色! おっ?つり橋が見えるけど、メンテ用かな・・

井川湖北端、静岡市葵区田代地区、いきなり出っくわしたかえでのこの赤・・ すごっ!なにか期待できそうな予感が・・

少し先の分岐点、ここです!右側の道から小河内橋を渡ると小河内集落へ・・ 通り抜けるといよいよ林道に入ります・・

うわー、早速であったこの景観! のっけからこの調子、これはすごい!! 文字通り!一大イベントの始まりでした、、

思ったより視界が開けて、意外に懐が広い林道です、遠くの山もこんな具合に見渡せます、紅葉を楽しむには絶好のロケーション! それにしてもすごい景観です・・

一面の紅葉が延々と続きます、ちょっと走って止って眺めてため息ついて・・ またちょっと走って止って眺めと、一面の見どころだらけ・・ 右往左往でうれしい悲鳴?・・ おっ!この取り合わせも面白いかな?

写真?どこを撮ったらいいのか分からないほど・・ ほとんど無意識にひたすら撮って? 枚数もどんどん上る?こんなの初めてです・・  下の写真は山伏峠の頂上付近です、 樹木の主役が交代したのが分かりますね・・

山伏峠です、標高1800mとあって樹木の様相がかなり違っています、特に山梨側は、静岡側とはうって変わって、名前が分かりませんが幹がむき出しの樹木が・・ 枯れ木? それに黄色く紅葉した唐松林が延々と続いています・・

道路わきに山伏岳への登山口が、頂上らしきはすぐ上に見えているので、さほど時間もかからず登ることが出来るようです、途中にもいくつかありましたが、ここが一番頂上に近いかな? もちろん今日はパスですが・・

ぎょ! なにか書いてあるぞ、、うわー恐怖の通行止め? いや時間制限だ! 何々? この時間は通れるかな? ありゃ、3時から10分間しか通れない? えー!そりゃないよなー、、ここからの距離20Km・・ 時間はどの位かかるのかな? うーん今は2時・・ 路面はダートらしいし、、1時間で行けるかな・・ いやーな予感がしてきた・・

ここまで来て引き返すのもしゃく! まだ雨畑湖を見てないし・・ 3時着の目標で20Km・・ 駆け下りてみることにした・・ 少し無理があるかな?、 もし時間切れ遅刻なら引き返せばいいや、と、

でもこれを見ちゃうと、そんな事はうち忘れて見とれてしまった?? こんなすてきな唐松林がしばらく続く、、工事中のダート路面の黄色いじゅうたん、、たった一条の輪だち・・ 後に二条になるとも知らず?・・

あんまりすばらしいので・・ もう1枚! 金色に輝く唐松林ごしの明るい山並も、枯葉のたまりも絵になるような、、これは、、 ちょっといける絵だと思うのですが・・

で・・ これ!本日の赤のとり?一枚! 通行不能な工事現場付近の”赤”、、なんと鮮やかな、やはり高山性の植物、高地ゆえの寒気かなー、、本日の赤度?最高位!・・  どうも爺はパステル調がお好みとか・・

林道とはいえ静岡側はそこそこの舗装道路、しかしなぜか山梨側は未舗装の、、それもかなり荒れたダートが続きます、そういえば対向車はここまでたった3台? ランクルにパジェロ、ジムニーと四輪駆動車・・ ありゃ? 爺のはただのFF車、、ちょっとばかりスリリング走行も魅力?・・ いやいやそれは甘い?・・ 泣きを見る前兆 ?

実は乗用車じゃいささかきついです、腹は当て、こするし、雨上がりのぬかるみは意外に深い! いまにもスタックしそう! 必死でコース取り、降りて棒でつついてチェックしてから加速、、惰性で踏破・・ と、、こりゃ冷や汗ものです・・ ここはハードな四駆でないと、、やっぱり四駆に乗り換えるべきだったか? いまさらながら代々の四駆が懐かしい!

そのせいか、山梨側は道路工事中が多く、時間規制通行止めの箇所が・・ 他にもそこここで工事が行われていて、その度にペコリと挨拶を、工事車両を退避して・・ 通してもらう、恐悦しごくですが、なんとなくいやな予感が! 

予感が的中! 山梨側へ入って15Km位、四箇所目の工事箇所で”ペコリ”を無視されて・・ むっ! 実際、工事箇所は道の形がない? うわー!これじゃ?  さすがに通過できず・・ 泣く泣く引き返すはめになってしまった・・・  もとより林道走行って、得てしてこんなもんですが、それにしても無常!

代わりに? 意外な出会いがありました、 なんと”熊”君に・・ それも成獣!! 山梨側、へ降り始めた唐松林の手前あたりで突然、、おっ家内が絶叫!熊ー! えっ! 前方100mくらいの右上のクマザサの斜面で、あっちもこっち?を見ている・・ 怖っ! 猿や狸はしょっちゅう見ますが”熊”は初めて・・ そういえば「熊に注意」って標識がありました、が、でもまさか・・ 貴重な経験値! 写真? それが残念!間に合わなかった・・ 

引き返しルートは井川湖まで戻らず、「林道・勘行峰線」を南下、この林道は静岡県民の森の為に整備、最近井川雨畑線へ接続された、、山伏岳の南、笹山岳(1763m)と勘行峰(1450m)の山頂脇を通り、東に高い山がないせいか、ところどころで富士山が見え隠れしていました・・ 新しいだけあって、県道並の快適な道路です、、

結局、井川湖の東側を迂回するルートで往路へ戻って安部川沿いに南下、静岡市外へ・・ という事で今回も、紅葉満・満喫の散策でした・・


湯之奥・猪頭林道の秋

2005-11-02 | 散策紀

:秋晴れに誘われて久しぶりに富士山へ・・ 今回は趣向を変え北ルートで?・・ そう、山梨県の下部温泉湯乃奥から「湯之奥林道~猪頭林道」経由ででかけることにしました、

静岡市清水区から国道52号を北上、上沢で右折し富士川を渡って国道300号を本栖湖方面へ、3~4Kmで「県道湯之奥・上之平線」へ右折、JR身延線の下部温泉駅の脇を通って下部温泉街を素通り・・ 湯之奥集落から一見行き止まり、左手の「湯之奥林道」へ登る、入り口は農道のような細道、、ここからが今日の目的ルート、、

南面に急峻な山がせまる谷あいを縫いながら徐々に登る・・ 周囲は一面に紅葉が始まった木々に囲まれる、、あの百名山「毛無山」の南を通って, 峠の頂上あたりの「湯之奥猪之頭トンネル」を抜けると、ここからは富士宮、ここからは「猪頭林道」・・ このあたり雄大な富士山をバックに飛翔!パラ&ハンググライダーファンのメッカとして有名な場所でもあります、

湯之奥林道の紅葉は絶品!と聞いていましたが・・ うわさ通りすばらしい焼け具合、久々に満額?紅葉を十二分に堪能できました、急峻な山間の尾根伝いの林道ですが、周囲の山々は一面の紅葉!少し早いようですがすばらしい眺めでした、

これはすごい!林道脇の断崖に・・ 燃えるようなあかね色、かえでかな? こんな真っ赤な株がそこここに散在しているんです! でもうっかり近ずいたら大変です、足元は一気に数十メートルの谷底へ直行ですから・・

峠の「湯之奥猪之頭トンネル」を抜けると・・ 打って変わって杉桧? 紅葉は激減! かわって眼前に覆いかぶさる様に富士山が・・ 実はここ、運が良ければ富士山とハンググライダーが望める絶景の林道なのですが、、真っ青な空に気持ちよさそうな数機の飛翔が見られ、車を停めてしばし見学!しましたが!

その富士山!残念ながら今日は中腹に雲がかかっていて、裾野と頂上だけしか見られませんでした、、雲が切れれば、目前にでっかい富士山! 絶景なのですが・・ 時間が経っても、、さっぱり雲が切れないので、やむなく、、予定の5合目登山をあきらめて・・ 田貫湖に寄って、雲間の富士山! いつもの休暇村ロッジでお茶して、、帰途につきました、、

富士休暇村前の田貫湖です、ダイヤモンド富士や逆さ富士の定番ポイントなのですが、きょうは、富士山がいまいち?なので・・ちょっと右に振ってみました、、ここは何回か来ましたが、未だにいい富士山にめぐり合えません! 修行が足りない?かもです、、


岡部町殿の秋桜!

2005-10-14 | 散策紀

:ご近所散策・・ 隣町は岡部町、殿(との)? と言う地区のコスモスです、

実はここ岡部町は、あのJリーグのジュビロの「ゴン!」こと中山選手の出身地なんですっ! それに二年に一度の古式ロケット? 「大龍勢」の打ち上げポイント!でもあります、、
まあ、コスモスとはあんまり関係なさそうですが、、そろそろ見ごろでは?っと久しぶりの快晴につられって、出かけて見ました・・ 

ちょうど見ごろに満開です・・ まずは集合!にぎにぎしく咲きそろって、この通りです!

可憐に・・ こんな グループもなんとか娘?みたいで、またいいですよね!

しかし、こんな風にしっかり近づいてみると、さらに可憐な一輪なんですね!


トンネルの謎・・続編?

2005-09-26 | 散策紀

:goyanさま 御覧いただき、またコメントをありがとうございました。
静岡の大学に在籍なさって居られたよし、またわざわざ来静されて、崩落した石部トンネルの現地をもお訪ねになられたそうで敬服致しました・・
おそらく、懐かしい石田界隈に限らず、大谷や池田のキャンパス界隈を、懐かしく散策なさった事と想像致しました。

爺はもともと静岡市の住民で、まだキャンパスが市街地の大岩にあったころ、寮の学生さんに随分お世話になった事を思い出しました、そういえば大谷に移って39年?にもなるのですねー・・・

おおせの通り静岡市も、いや大谷や池田、石田街道や登呂遺跡界隈も・・ 全く変わってしまって、キャンパスに選ばれるほど、のどかだった昔の風景がなくなってしまったのはさみしい限りです・・・ 爺は少し西の駅南、馬渕という所に住んでいて・・ あのあたりは悪がきなかまの遊び場でしたから、

とりわけ大谷の山すそから久能山のロープウエー下の谷あたりまでは・・ 知る人ぞ知る松茸の宝庫! よく醤油と七輪(しちりん)持参で、当然無料の松茸狩り! 思う存分食べほうけた思い出もあります、、 やっ!今はダメですよ、開発が進んでアカマツ林は壊滅状態ですから・・

いや、これは失礼を! ついぞ懐かしくなってしまって、、もっとも、貴殿がおられた頃は、そんな田んぼだらけの田舎ではなく、もう少し町らしくなっていたこととは思いますが・・

最近は県警のヘリが落ちたり、学生の殺人事件があったりであのあたりも殺伐と騒々しいところになってしまいましたが、それでも一時でも居をかまえられると、第二の故郷! 格別に懐かしいものですよね、

至近では6月に 池田の二つ池へ遅れ馳せの紫陽花を見に行ったのが一番近いかな、、近所なのになかなか出かける機会がなくなって、なんせ松茸がなくなったので・・・ は冗談! 多分この辺りはご記憶に、ありではないかな思い、手持ちの写真を貼ってみました、リクエストとあれば、散策レポ撮りに出かけますが・・

こちら少々焼け気味、残り紫陽花 6月20日では、既に遅かった!でも二つ池、こんなに整備されてる!

爺は現在、東名高速焼津ICから5分圏内に在住しております、石部トンネルの崩落現場へは極く近いので、ご案内しても良かったのに! と、少々残念にも思いました、、あの「かいざん」でお食事をなさった事もあると聞いて、驚きました・・ お料理のお味もさることながら、あそこのロケ、窓下に迫る桜も特筆なら!日本平の向うの富士山撮りに絶好ですね!・・あれれ、また脱線?

という事で、気ままなこちらと共に、本家のHPや、撮り撮り日紀の方も気楽に書き込んでおりますので、どうぞお気軽に御覧になって下さいませ、

実は崩壊した石部トンネル坑門で、新たな謎に遭遇・・ これがまた難解で、まだ解けません・・ というのは、崩落した赤レンガの塊の下敷きになっているコンクリート柱があるのですが、
そのプレートの表記に1980とあるのです・・? これがコンクリート柱の製造年だとしたら? 崩壊時期よりずっと後の時期になってしまうのです・・・  これはっ!なんとも摩訶不思議なお話? なぜなのでしょう?

現場です! どっから見ても明らかに下敷きになっています、問題のプレートの表記には「1980」とあるけれど?

数字1980は年代を示すのじゃなく他の番号? ともいえなくもないですが・・・ 実際、最初の崩落は1948年に起きていますが、「磯浜トンネルの謎」編の写真に有るとおり、あの時点ではここまで転落していませんから・・ じゃ、ここまで転落したのは何時? どうもこの辺りに謎解きのカギがありそうな気がしているのですが! まだ証拠が見つからない!

さすがに筋肉痛!

2005-08-14 | 散策紀

:やっぱり歩きすぎた!
きのうの小江戸は素晴らしかった! でも調子に乗って歩き過ぎ! それに帰り道 230Km 4時間の連続運転もやりすぎか?、、さっすがに疲れました、久しぶりに今朝は足が痛くて・・・ 

写真は目玉の蔵造りのお店!・・ しかーし、この車洪水なんとかなんないのかなー・・ 土日曜日は歩行天とか・・ このカットはじっと待って撮ったけれど、車の洪水はぶち壊し? それに、キョロキョロしてるとはねられる! ハザード点灯・・歩道へ突っ込んでくる輩らも多く、何がハザードだよ! 流行の自己虫だらけ、我らおのぼりさんにゃ危なくって!

という訳で今日は全面休養日、高校野球を見ながら(藤枝の負けちゃったけど)ごろんとしてた、夜は焼津港花火大会なのですが、、とても気乗りがしなくって、、 今日も早寝しよっと、、とんと意気地がなくなってしまった、、 

やっぱりこういうのが、落ち着いた静寂・・ いいなー、、 喜多院の庭のお気に入りの一角です、行くたび見てくる場所になりそうですが・・ ってまだ2回目だもん・・・

そうだ庭でつくつく法師が泣いた、、それに夜はこおろぎが鳴き始めた!? 庭はもう秋?・・・うそだー、、まだまだ、、暑さは続くってばー!


お宝写真をみつけた!

2005-08-10 | 散策紀

:3枚の貴重な写真を見つけた!
トンネル情報を訪ねて、焼津市立図書館へ! ありましたありました!! これは!大感激です・・・

1)見てみて・・蒸気機関車! この頃は当然SLですよね、ここ磯浜トンネルの坑門を出てこれから石部トンネルに入る上り列車・・・ 貴重な、お宝写真です!

なぜって、ここの線路も坑門も昔のことで、あろう事か、その後ここは私有地になってしまって坑門は埋まってしまうし、左手の護岸堤は海岸侵食されて崩壊!、見るも無残!見る影もないのです・・・
 

昭和30年頃(萩原昌明氏蔵:明治末期(写真ハガキより))

2)待望の崩壊前の石部トンネル坑門!それに磯浜トンネルに続く鉄道敷道路(元は線路)・・・ なんとバスまでが写っている・・・ 別の情報にあった「静岡鉄道の路線バス」かもしれない?!
注目すべきは海側の下り線トンネルは柵で囲ってあり通行していなかったのは確実! これは・・収穫です・・  背景に石部の洞門が写ってっているのがお分りだろうか? なにせ書籍の古い写真のコピーなのでアラメですが・・・

(写真は 石田勇氏撮影)『やきつべ』には昭和30年頃と記載されていますが、
アイオン台風での坑門崩壊が昭和23年なので、それ以前の撮影と推定します。

3)磯浜トンネル寄りから見た石部/磯浜トンネル間の道路と大崩の海岸線、手前が磯浜トンネルですが少し高いところから撮っている? 民家や人が写っている、

後日談ですが、じっとしておられず現地探検に出かけて・・・ ふとお茶に立ち寄ったティルームが? なんとこのお宅だったのです、これは・・とんでもない奇遇! 聞けば昭和16年からお住まいと、当時は割烹旅館を経営されていたそうです、

現在は絶好のロケを生かして、崖上のティールーム! を営んでおられます、絶壁と富士山の眺望が素晴らしいです! 当時の詳しいお話が聞け、美味しいコーヒーが頂けた事はいうまでもありません・・・

(写真は 昭和29年7月:鎌田茂氏蔵)

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その他に、石部/小浜地区の明治22年判(1/2万)古地図を見つけてコピーしてもらった! しっかりと石部/磯浜トンネルがのっている、、なんと海辺沿いに静浜街道と言う古径が載っている!これもお宝! これこそ! 捜し求めた情報と写真です、100%ではないけどかなりの謎が解ける・・・

おかげで、さそく、勘違いしていた事が判明した・・・ 石部トンネルと磯浜トンネルの坑門の標高と区間距離のこと、、断崖の上の橋梁で区間はせいぜい100m程度と思い込んでいた、、(橋脚が崩落している?と聞いていたので)

写真と地図で確認すると、この距離は700m~1000mそれも海面からさほど高くない平地になっている磯浜トンネルに向かってやや上り勾配になっているように見える、、

不思議なのは、浜づたいに通っているはずの「静浜街道」がない? 別に入手した明治22年の地図にはあるのだが? この昭和の時期には消滅しているのかも?

と言うことで、昭和23年~37年の謎の状況がだいぶ解けてきた!! 
元々この鉄道敷道路は石部トンネルの山側の上り線側だけを使っていた! アイオン台風で崩落したのは海側の下り線の坑門のみ・・・ 上り線坑門は崩落をまぬがれた!仮に多少の被害があっても、おそらく引き続き通行可能だったのではないかと思われる、、これで謎は解けた! 裏付:確証は、、これから・・・


※:注 なお、当ページの写真は、すべて焼津市発行の写真集『やきつべ』の写真です、管理元の焼津市市史編さん室どの、及び個々の写真の所蔵者殿の許可を頂いて掲載しています、よってこのページからの一切の転載を禁止致します、、どうかご了解下さい。

糸口が3つ分った!

2005-08-09 | 散策紀
:焼津市史編さん室から石部/磯浜トンネルの情報が頂けた!

丁重なアドバイスをもらって感激です、情報は以下の3点!いずれもNewです!
1)編さん室で発刊の「やきつべ」という写真集に小浜あたりと思われる道の写真が載っている!
2)『静岡県史』通史編に東海本道線の鉄道開通に関係して磯浜トンネルの完成年月が載っていた!
3)当時その道を静岡鉄道のバスが走っていたはず、静岡鉄道の本部に問い合わせてみたら何か分るかも!

特にあの当時石部/磯浜トンネルをバスが通っていたとは!! これはすごい情報です、まったく思いもしなかった事、もちろんあのときの記憶にもなかったです!

そういえば昭和19年当時はまだ、国道150号線はなかった! 但し前身の海岸道路は「石部洞門」の標識の刻印によれば、昭和18年に出来ていた事になるがこっちはトンネルを抜けるより大幅に遠回り!

当時は焼津と静岡間を汽車以外で往来するには、先の大崩回りの海岸道路を通るか、北の国道1号線を通るしかなかったはずで、ここで石部/磯浜トンネルを通行できるなら、画期的な時間短縮になったはずです、、

また静岡鉄道はこの路線に鉄道を敷く計画を持っていたので・・・さもありなん!多分!この辺のニーズで焼津から静岡に抜けていたのではないかと想像します・・・

これはありがたいです! さすがは専門部隊です、短期間にこれだけの情報が得られるとは驚きです、さっそく問い合わせなど、、行動開始です、先ずは静岡鉄道殿へアプローチ、、