子ども未来・安心対策特別委員会
【医師・看護職員の確保対策について】
〇医師・看護職員の確保対策事業として、今年の6月議会では1億6887万5千円が計上されていました。事業の充実・強化についての取り組みを問いました。
〇昨年6月議会に「医療従事者養成確保事業」として「女性医師等就労支援事業(744万円)」、「看護職員UIターン支援事業(400万円)」の2事業予算が計上されていましたが、その後の取り組みと成果や、女性医師、看護師への子育て支援について問いました。
【熱中症対策について】
〇今年の熱中症による救急搬送状況について
令和6年4月29日~9月22日までの速報値
計796人 発生場所は居宅が最も多く354人、次いで道路126人、仕事場93人などとなっています。
〇経済的に困難な家庭へエアコン購入助成を
経済的な事情から新たにエアコンを購入することが難しい世帯へ、熱中症による健康被害の予防を図るため、エアコンの購入費用を助成する自治体が増えています。
***********************
実施自治体の例(いずれかにあてはまる世帯)
1,世帯全員が住民税非課税。2,児童扶養手当を受給。3,生活保護を受給中。
(助成上限額)
105,000円 内訳 エアコン本体 67,000円まで
設置工事 38,000円まで
助成申し込み期限 令和6年10月31日まで。
***********************
徳島県でも、県と市町村が協力して、こうした制度を創設するべきと求めました。
【高齢者の就業機会の確保・提供に関して】
60歳以上の高齢者の就労に対する意識調査で、「何歳くらいまで収入を伴う仕事をしたいか」の問いに対し「65歳くらいまで」が25.6%、「70歳くらいまで」が21.7%、「働けるうちはいつまでも」が20.6%となっており、高齢者が社会をささえる大きな力となっています。今回、最低賃金が980円に改定されるにあたり、シルバー人材センターで働く高齢者の賃金も上昇する仕組みになっているのか等を問いました。
午後は、同委員会において、「食の安全及び食育の取り組みについて」農林水産省の勝野美江大臣官房審議官から講義をいただいてオンライン学習を行いました。世界と全国の有機農業の取り組みなど大変参考になりました。