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雀庵の「常在戦場/119 中共一日永らえば百日の危険」

2021-11-29 14:29:14 | 日記
雀庵の「常在戦場/119 中共一日永らえば百日の危険」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/399(2021/11/29/月】小生は末っ子の長男坊で、大姉、中姉、小姉がいる。小姉は2019年夏に孤独死したのだが、家庭が崩壊していたので、唯一、時折訪問していた長女一人が奮闘してお骨上げはしたものの、葬儀も墓もなかった。年明けの2020年春に小生と大姉、中姉で「小姉を偲ぶ会」を予定していたのだがコロナ禍で延期になり、ようやくこの26日に実施できた。


小生は4年ほど前から一族の家系図を創りたい、来し方を知りたいと思っていたので、その席で色々教えてもらったが、「そう言えば、子供の頃に行った記憶がある、裕福そうな大きな家の『松田の本家』って、あれはどういう関係なの?」と聞くと、姉2人曰く――


「ほんと、大きなお屋敷だったわ、庭に小川が流れていて・・・あれは『栗原の伯母さん(母の姉だがタネ違い)のお母さん(仮名:ジュリエットとする)の実家なのよ」


母の久保家の父(士族、小生にとっては祖父)は奥さん運が悪くて3人に先立たれた。その3人目=ジュリエットはロミオ(士族、優秀な警察官だったが薄命)と恋に陥り、妊娠してしまったお嬢様だったのだ。当時は許されないことで、生木を裂くように別れさせられたのだが、我が祖父は「委細承知、赤ん坊もちゃんと引き受ける」と腹ボテのジュリエットを後妻にした。その赤ん坊が「栗原の伯母さん」で、祖父とジュリエットの間に生まれたのが我が母である。母が物心つく前にジュリエットも亡くなってしまったようで、薄幸の運命だったが、ジュリエットはロミオの待つ天国へ急いだのかもしれない。


で「松田の本家」。小田急小田原線・松田駅から車で5分程だったと記憶している。WIKIやコトバンクなどで検索したら・・・


<中村舜次郎 なかむら-しゅんじろう:1847-1931 明治時代の政治家。豪農・地主の中村滝右衛門、ユキの二男として弘化4年8月5日生。家は相模(さがみ)松田惣領(神奈川県松田町、旧東海道の宿場町)。漢学を修める。幕末期1864年(元治元年)18歳にして同村の百姓代となり、維新後は大区小区制のもとで戸長、足柄県副区長、神奈川県区長を歴任した。


明治5年、神奈川県内では横浜以外で初となる週刊新聞「足柄新聞」の経営を引き継ぎ、3年間にわたり同紙による地方啓蒙に尽くした。10年、初代足柄上郡郡長となり、国会開設運動や東海道本線の敷設、治水などに尽力。41年には衆院議員に当選、政友会に属した。41年衆議院議員(政友会)。交詢社社員として福沢諭吉とも親交。昭和6年3月14日死去、85歳。墓所は松田町の延命寺、寒田神社に碑がある>


寒田神社(さむたじんじゃ)は松田町松田惣領に鎮座する神社。すぐそばには延命寺もある。いずれも中村家と縁が深いだろうが・・・オットーっ!、「中村」と言えば栗原の伯母さん、結婚して中村姓になったんだ! 大姉の通った当時の座間中学の校長先生はご主人の中村覚(さとる)さん、通称「センセイ」だった。ジュリエットとロミオの愛の結晶である伯母さん、中村泰子さんは戦後、助産婦資格を地域で最初に取り、小生は伯母さんに取り上げてもらい、覚センセイに名付けて貰ったのだ!


松田の中村本家はジュリエットの子を忘れずにいた。年頃になると一族の中でも頭脳明晰で人徳のある覚センセイ=ロミオ2.0とめあわせたのだ。随分前に二人は天国へ旅立ったが、小生より少し年配の息子さんは弁護士、お孫さんは幼稚園を創立して園長さんをしているようである。哀しくも美しい話、ハッピーエンドになったのは幸いだ。


大方の現実は美しくないね。渡る世間は泥だらけ・・・右を向いても 左を見ても馬鹿と阿呆の絡み合い・・・厭離穢土欣求浄土・・・残念ながら平和と戦争を繰り返す。米国でもパンダハガーはまだまだいる。ウォールストリートジャーナル2021/11/23「マスク氏とダイモン氏 『不仲』高じて法廷闘争に」、同11/26「中国の怒り買ったダイモンCEOの冗談 JPモルガン・トップが語った共産党の継続性に関する話題、中国ではジョークにならない」を要約すると――


<「テスラ」のイーロン・マスク氏と「JPモルガン・チェース」のジェイミー・ダイモン氏は馬が合わないようだ。


マスク氏は自身の帝国を築き上げる中で、ダイモン氏が率いるJPモルガンについては長年冷遇し、他の米銀大手と取引してきた。これまでのテスラとJPモルガンのやり取りは往々にしていずれかが不満を抱え、しこりを残すことが多かった。


関係筋によると、マスク、ダイモン両氏も関係修復に努めたものの、むしろ衝突して終わったという。JPモルガンはかなり前に、テスラとは取引しない方がましだとの結論に至った。


時価総額で最大の米自動車メーカーと米銀最大手を真っ向から対立させるに至った双方の確執。ひそかに繰り広げられていた冷戦の一幕は、JPモルガンが先週、テスラの提訴に踏み切ったことでオープンにされた。JPモルガンは2014年に手掛けた取引を巡り、テスラに1億6200万ドル(約185億円)の支払いを求めている。銀行は通常、大口顧客、ましてや潜在顧客と法廷の場で争うことはできる限り回避しようとする。手数料収入を逃しかねないとの懸念に加え、少しでも侮辱すれば顧客を失う恐れがあるためだ。


東西冷戦の時代、レーガン米大統領はあるジョークを好んで使った。それは、米国人とロシア人の自国の自由度に関する論争を扱ったものだった。


このジョークに登場する米国人は、大統領執務室に行って机を叩き、大統領の統治手法が気に入らないと批判できると主張する。これに対しロシア人は、自分も同じことができると主張。望みさえすればいつでもクレムリンに行って机を叩き、米国大統領による米国の統治手法が気に入らないと批判できる――と語る。


ダイモン氏は今週、中国共産党に関する自身のジョークについて謝罪したとの記事を読んで、このレーガン氏のジョークを思い出した。ダイモン氏は23日にボストンでのイベントで「私は香港に行ってきたばかりだ。そこで私は、中国共産党は創立100周年を祝っているが、JPモルガンもそうだ。われわれの方が長く存続する方に私は賭ける」というジョークを飛ばした。


中国では、共産党がどれだけ長く続くかという話題を笑い話にすることはできない。そしてダイモン氏は24日、1度ならず2度までも、中国政府に謝罪した。ダイモン氏は同社が出した声明の中で、「私は後悔している。あんなコメントはすべきではなかった。私はわれわれの会社の力強さと長寿ぶりを強調しようとしたのだ」と語った>


共同通信系アジア経済ニュース2021/11/29「テスラが上海工場拡張へ、12億元投資」から。


<米電気自動車(EV)メーカーのテスラが上海工場の拡張を計画していることが、上海市政府のサイトで分かった。新京報などによると、来月着工し、来年4月に完工する見通し。投資額は12億元(約215億円)。


同工場では現在、セダン「モデル3」と小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」を生産し、年産能力は45万台。今回の拡張では同2モデルの生産体制を強化する。工場の拡張に伴い、新たに4000人を雇用する予定で、従業員数は1万9000人規模になるという>


「テスラ」のマスクと「JPモルガン」のダイモン、喧嘩していても“中共命”は同じよう。邪悪な中共に媚び、米国や世界の自由陣営の足を引っ張っても「儲けてナンボの世界、カネや、カネや、カネがすべてや!」。1000人計画で母国を売る人々もウジャウジャ・・・人によってモラルは違うとは言え、私利私欲、恩を仇で返すようなゲスが多過ぎないか。中共一日永らえば百日の危険。包囲網で中共を干上がらせればロシアなど独裁国家も多少はまともになるか。同志諸君、置かれた場所で咲きましょう、頑張ろうぜ!
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雀庵の「常在戦場/118 中共ファンも見放した習近平」

2021-11-27 14:21:10 | 日記
雀庵の「常在戦場/118 中共ファンも見放した習近平」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/398(2021/11/27/土】ここだけの話だが、毎日「中共殲滅、支那解放」の記事をシツコク書いているのは、かなり異常、偏執的で、やはりビョーキではないか、病膏肓、精神科急性期閉鎖病棟に再び措置入院させられるのではないか、と不安になる。


この頃、キチ〇イが無差別殺傷する事件が相次いでおり、「全然、クリエイティブじゃないなあ、ただの真似っ乞食、せめて最後は美しく死ねよ、バーカ」と侮蔑しているが、この手の襲撃=狂気&凶器テロに遭遇した際、安全保障のために迎撃用の最低限の「防具以上、武器未満」の道具を携行する必要を感じるのだが、是非を考えていくとなかなか難しい。


<強盗などによる警備員の死傷事故も現実に複数発生していることから、最近においては警備員の携帯できる護身用具の基準が条件付きながらも従来より緩和された。具体的には、従来の「警戒棒」に加えて、対刃物用の「鍔(つば)付警戒棒」「警戒杖」「さすまた」、非金属製の「盾」の携帯が認められるようになった。


これ以外にも「ボディアーマー」「防刃ベス」「ヘルメット」などの防具を着用している例も多い。これら防具の着用に関しては法律や関連規則などに明文規定がないが、「攻撃的用具ではないので、実質上問題ない」とみなされているようである>(WIKI)


せめて伸縮可能な警戒棒を携行するというのはどうか。これを過激派は「ナチス棒」と呼んでいた。殺傷能力は低いが骨を砕けるとされ、ターゲットの頭、手足を叩いて戦闘不能にするものの、攻撃者はパクられても傷害罪で済むので主に内ゲバで使われたらしい。内ゲバが激しくなると「殺してもかまわない」と、コストのかからない50㎝ほどの鉄筋や鉄パイプを使っていたようだ。現場に捨てても足がつかないこともメリットか。


警戒棒は結構高くつく。「警戒棒三段式、新基準対応、警備用、7810円」(株式会社タンタカ)。刃物を持った確信犯的な殺人鬼を警戒棒で叩きのめしたら、次の殺人鬼は警戒棒より長い刺身包丁を使い、それに対して防御側は警戒棒の先にスタンガンを装着する・・・まるで軍拡競争、際限がない。


多くの人がテロに備えて“軽武装”していくと、ついには防御のためなのか殺傷のためなのか見分けがつかなくなり、危険は減るどころか高まるばかりになってしまう。自殺願望の自爆的テロリストとどう戦うか・・・やはり素養として護身術、合気道、空手、キックボクシングなどのイロハは身につけた方が良いだろう。


精神科看護婦のカミサンは剣道4段で、暴れる患者を扱い慣れているのか、決して逃げないようだ。護身術や捕縛術などの素養があれば、逃げるよりも立ち向かう方が安全かも知れない。小生はカミサンの病院が満床だったので他の病院に収監されていたが、うら若き女性警備員が暴れる男を数秒で取り押さえるのを見てビックリした。


ほとんど発狂中の習近平・中共を如何にせん。この異形の国を知るために以前は中国を拠点に弁護士をしている村尾龍雄キャストグローバルグループCEOのブログをチェックしていたが、随分北京寄りになった上、まったく更新されなくなったので、「ああ、所詮はカネ次第のゲスか」と2年ほど見なかった。先日「お気に入り」リストから外そうと思ってチェックしたら・・・ビックリ仰天、2021.10.31「不透明感をます中国」から。


<何度もこのブログで書いてきていますが、私自身は一貫して親中派を宣言する立場です。日本では圧倒的なマイノリティであるかもしれませんが、四半世紀以上にわたり、中国及び中国人と関りを持つ中で、確かに日本の10倍以上、とんでもない輩もいますが、しかし、日本の10倍以上、清廉潔白、謹厳実直な人々もいて、そうした方々に多数友人を持つ私は、何をどうやっても、中国及び中国人を嫌いになれないのです。


しかも、中国ほど予見性の高い国家もないのではないか、とずっと思ってきました。何事にせよ、最初に中国共産党の政策が発表され、これに続き法律法規が整備され、それが周知されるまでは直ちに厳格な執行は一般になされないというリズムが遵守されますので、公表される重要政策を検討、分析すれば、どのような法律法規が何時頃、なぜ公布されるのかという予見可能性が確保できたからです。


そのうえ、人民の圧倒的多数(90%以上)を占める漢民族を含めて、全部で56民族が構成する中国人民は、日本の人口の12倍規模であり、国土もその20倍を遥かに凌駕する広大さですから、1つの政策、1つの法律法規をいきなり全土で展開する弊害を考え、狭い地域でまず実験的実施を意味する「試行」をし、その長所と短所を踏まえて、徐々に全国展開を図るという慎重策が講じられるのが伝統でした。


これには例えば上海から始まった自由貿易試験区がその後全国に展開されたり、保税区経由で中国消費者に販売される越境ECモデルの実施を許す地域が当初制限されていたのがその後、段々とより広範な地域に拡大されたりという例があります。


こうした中国の特徴から、「中国の法律法規が猫の目の如く変化し、予見可能性が低い」という虚偽の見解を堂々と披露する専門家は、全く中国を理解していないと軽蔑していたのです。


ところが、習近平総書記が2期目に入る2017年以降、従前同様の手法で予見可能性を確保できる部分もなお多数存在しますが、従前同様の手法では全く理解ができない現象が徐々に増えています。


これには、学習塾などの非営利化を求める政策の実施や、2017年6月1日に施行された「ネットワーク安全法」により携帯電話の実名化が図られたことを契機に、その気になれば、国家が検証能力を有することを前提として、未成年のゲーム利用時間の厳格な制限をゲームの配信会社宛、求める政策の実施などが含まれ、例を挙げ出せば、枚挙にいとまがない様相を呈してきました。


こうした近時の政策の特徴は、中央がある日突然政策を公表し、それを法律法規に反映し、「それが十分周知されるまでの合理的期間を待って執行」という慎重姿勢が崩れ、「政策公表と同時に、法律法規上の根拠も曖昧なままに即時執行」といった前のめり姿勢が目立つようになっている点です。


これも従前のように昨日よりも今日、今日よりも明日が良くなるという夢を信じることができた時代(1992年の社会主義市場経済誕生から労働ストライキが全国で勃発した2010年頃までか)と異なり、中国の経済成長力にもかげりが見え始める中で、中国人民の政権への求心力を高めるために、「先富論」をその提唱者であるトウ小平の遺言どおり「共同富裕」に舵取りを変える局面での必然的現象なのだという抽象的説明を行うことは可能ですが、それだけではこれまでの科学的慎重主義を採用してきた伝統的手法の長所を制限するための合理的理由を具体的に説明することに成功していない、と思えるのです。


中国はとても賢明な国家ですから、能ある鷹は爪を隠すという意味合いの「韜光養晦(とうこうようかい)」を「戦狼外交」に切り替える場合のpros & cons同様、従前の伝統的手法の長所を制限する弊害は十分理解をしているはずであり、それにもかかわらず、なお非伝統的手法による場合が増えている現実について、私にはその具体的理由を説明することができません。


これほど中国について不透明感を抱くのは、私が中国法を専門としてから四半世紀で初めてのことであり、その意味するところは何かを掴もうと、日々、脳内で悪戦苦闘しています。


不透明感をます中国――未来が読めなくなりつつある中国ビジネスは、少なくとも現在の霧がある程度晴れるまでの間、投資額を増やしてアクセルを踏む局面では到底なく、現状維持を図るとともに、早期投資回収を志す局面ではないか、と思う次第です>


愛は盲目、相思相愛、そこに芽生える小さな不信、熱情は冷め始め、やがてそれが大きくなる・・・♪ 命かけてと誓った日から すてきな想い出 残してきたのに あの時 同じ花を見て 美しいと言った二人の心と心が今はもう通わない、「あの素晴らしい愛をもう一度」・・・とはならないね。大体こうなる。♪あいそつかしの言葉が ダメなあんたに似合いサ といつもオマエは笑うのさ


キリスト教的な共産主義=理想郷、この世の楽園を目指した米国「人民寺院」信者918人が集団自殺してから40年、オウム真理教もそうだがマインドコントロールの影響は大きいものの、自ら変わっていかないと、あるいは周囲を変えていかないと、現実との乖離が大きくなって自滅、自爆する。


天賦の才と努力により「千年王国」を目指したヒトラーの演説は感動的である。習近平がこぶしを突き上げて演説しても滑稽である。ヒトラーは戦局が不利になると熱狂的な演説ができなくなった。国民が日々の暮らし、三食に不安を覚えるようになれば厭戦気分は募るし、当然ながら政権の求心力は下がる。


習近平・中共は下り坂の今、己の延命のために成功例ゼロの「毛沢東式純粋共産主義」への復古を掲げてアジア太平洋制覇を進めている。村尾氏のように中共人民は「天は易姓革命を命じている、習近平排除は天命である」と感じ始めているだろう。


世界の自由民主主義国は、少なくともアジア太平洋から狂乱的無差別殺傷テロリスト、習近平・中共一派を一掃しなくてはならない。包囲網を固めて兵糧染めで干上がらせよ、子孫のためにも中禍絶滅へ!
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雀庵の「常在戦場/117 中共は自滅か開戦かの2択に」

2021-11-25 16:16:00 | 日記
雀庵の「常在戦場/117 中共は自滅か開戦かの2択に」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/397(2021/11/25/木】今年は関東地方を襲う強烈な台風がなかったが、大陸からの狼煙のような“風雲急を告げる”怪しい風はこれまでになく強まってきた印象だ。


習近平・中共が一日永らえば世界の一日の不幸・・・彼はまるで焦りまくっているように“猛威を振るっている”ものの、戦線を広げ過ぎの感じ。ポイントを絞り、グダグダせずに早めに開戦しないと情勢は中共に不利になっていくのではないか、と余計なお世話だが忠告したくなる。日経2021/11/22「習近平氏、対米『裏パイプ』人脈を冷遇 権限一手に」から。


<習近平国家主席が同国の「米国通」を冷遇する動きを見せている。とくに米中の「裏パイプ」といわれた習氏の母校、清華大学経済管理学院顧問委員会(以下、顧問委員会)のメンバーを遠ざけている。2022年秋に開く共産党最高指導部を決める5年に1度の党大会を前に、対米外交を一手に握る狙いがありそうだ。習氏は12年に総書記に就任後、顧問委員会のメンバーを丁重に扱ってきた(以下有料)>


それが手のひら返しで「冷遇」。習の世界制覇路線にとって顧問委員会が邪魔になったからなのか、嫌がらせか、イジメか、制裁か。1年前の2020年12月に習は「顧問委員会設立20周年」を祝い、こうメッセージを寄せていたのだ。


「中国は現在、国内の大循環を主体とし、国内と国際の2つの循環(双循環)が相互に促進する新たな発展構造を構築している。我々は固く揺るぎなく対外開放を拡大し、より積極的にグローバル市場に融け込み、世界各国と発展のチャンスを分かち合い、世界経済の回復に貢献する。そのため、中国は引き続き教育や科学技術面の国際交流・協力を強化することを望んでいる。委員各位が中国の発展のために積極的に建議・献策することを希望する」(人民網)


人民網によると「顧問委員会は2000年10月に設立。著名な企業家、商学院院長、著名な学者(ノーベル経済学賞受賞者を含む)及び中国政府と財政・経済当局の指導者からなる。同委員会は、学院と外部各界との結びつきを強化し、学院の科学研究と教育の全体的水準を高め、学院を世界一流の経済管理学院にする手助けをすることを使命としている。現在の主席はアップル最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏」。


GAFAの内、フェイスブックとアップルのCEOは習近平のお膝元にいる(遠藤誉氏)。新華社によると2021年2月にアップルのクック最高経営責任者(CEO)とフェイスブックのザッカーバーグCEOが清華大学経済管理学院の年次会合で習近平と面会しているというから、顧問委員会と習はWinWinだろうに、習はなぜ嫌ったのか。


<11月20日は「トランスジェンダー追悼の日」と定められており、Appleのティム・クックCEOは現地時間11月20日、以下のコメントをTwitterに投稿しました。

「トランスジェンダー追悼の日に際し、私はAppleおよび世界中のトランスジェンダーや、性の固定観念に合致しない人たちと連帯し、今年、トランスジェンダーへの暴力によって失われた多くの命に敬意を表します。より安全で、より包括的な明日のために、戦っていくことを誓いましょう」>


これがLGBTに非寛容な習の逆鱗に触れた? 巡りめぐって顧問委員会に冷たくする? まさか・・・もっと深い理由があるだろう。フォーブスにはこうある。 


<アップルは米中の緊張の高まりの中で、製造拠点を中国から移そうとしている。6月19日の「Nikkei Asian Review」が伝えたところによると、アップルは主要サプライヤーに対し、従来の15〜30%のプロダクトの製造を中国から東南アジアに移した場合の、コスト試算を行うよう指示したという。


人権や民主主義をめぐってバイデン米政権と中国政府との対立が強まるなか、「アップルは中国政府によるネット検閲に協力している」との批判もある。アップルは両国政府の板挟みとなるジレンマを抱え込んだ>


同記事によると「アップルは1万人以上を中国で直接雇用しており、同社の工場やアプリのエコシステムに関わる人口は合計数百万人にも及ぶ。中国の柔軟でスケーラブルな製造工場があったからこそ、アップルの急激な成長が可能になった。アップルは多岐にわたる中国での製造プロセスに絡む決定を下す必要がある」。


習近平はアップルの中国離脱(≒台湾のフォックスコンへの鞍替えなど)を「絶対許さないぞ」と恫喝しているよう。正面切って言わずに「忖度しろ」というのが中華風のようで、アップル=クックの代わりに彼が主席を務めている顧問委員会を叩き、辞任を強要したのだろう。


文革を始める時の毛沢東も、ちょろっとキーワードを言って崇拝者を暴れさせたが、習はそれを踏襲しているよう。「俺に従わない奴らは痛い目に遭わせる」・・・中共得意の「懲罰」、嫌な国。徹底的に抵抗、対抗しないとウイグルのように永遠に奴隷にさせられる。


古森義久先生「中国軍、台湾有事の際には在日米軍基地に先制ミサイル攻撃か 日本は中国の台湾侵攻を現実的に想定すべき段階に」JBpress 2021.11.24から。


<米国議会の米中経済安保調査委員会は11月17日、2021年度の年次報告書を公表した。報告書には「台湾海峡抑止の危険な時期 台湾での戦争への中国の軍事能力と決定」と題する章が盛り込まれ、中国側の台湾への軍事攻撃の能力や意図と、米国側の対応策が詳しく述べられていた。


中国の状況について同報告書は「人民解放軍(以下、中国軍)は台湾を軍事的に攻略し占拠する能力を初めて取得したといえる段階に近づき、実際に攻撃を開始できる態勢を強化している」という趣旨を強調した。


そのうえで「米国には中国の台湾への軍事侵攻を阻止する能力が今なおあるが、中国側は急速に追いついている」と述べ、中国側が米国の軍事能力や軍事介入への意思の強さを誤認した際に米中の軍事衝突のリスクが高くなるとの警告を発していた。(ポイントは以下である)


◆中国軍は台湾攻撃に際して、台湾側の軍事司令機能、情報機能、空軍と海軍、ミサイル、防空システムなどの主要拠点を破壊するためにサイバー攻撃やミサイル攻撃をかける。ただしその際に米軍が台湾への軍事支援を決め、中国側がその米軍の支援活動を事前もしくは初期段階に放置したら台湾攻略は成功しない、とみている。


◆このため中国軍は、台湾有事に介入する米軍の兵力を最小限にし、その投入を最大限に遅らせる目的で、在日米軍基地への先制予防攻撃(米軍の活動を未然に防ぐという意味の予防)を想定している。その手段は、中国が最小限200基を保有するとみられる中距離弾道ミサイル(IRBM)が主体となり、在日米軍の艦艇や軍用機の破壊が目的となる。


◆中国軍のこの攻撃は、在日米軍の少なくとも200機の各種軍用機やそのための司令部機能、兵站機能、滑走路などの完全な破壊を主目的とする。中国のロケット軍は、そのためのミサイルの精密照準能力を十分に取得するにいたったと判断しているとみられる。


◆米軍側ではインド太平洋軍のデービッドソン前司令官が、台湾有事への米軍の大規模支援は米国本土西海岸からの出動ならば3週間はかかると証言したが、日本の基地からならばより敏速に出動でき、中国軍への脅威も増大する。このため中国軍は在日米軍の主要基地とともにグアム島の米軍基地への本格攻撃も想定している。


以上のように、中国側の軍事作戦の効率化という観点からすれば、中国が台湾への軍事攻撃にあたり在日米軍基地を破壊するという意図は自然だともいえる。しかし日本にとっては日本領土への直接的な軍事攻撃であり、日本が台湾有事に直接介入することは不可避となる。


だから同委員会の報告書は米国政府への政策提言として、日本の対中軍事抑止力を強化するために日本の領土や領海に中距離ミサイルを新たに配備する、あるいはミサイル防衛を大幅に強化するという措置を含む対日協議を挙げていた。


一方で同報告書は、このような在日米軍基地への先制攻撃という大胆なシナリオが中国自体に突きつける政治的リスクも指摘していた。それは以下のような趣旨だった。


◆中国が台湾攻略のためとはいえ、日本と米国へ軍事奇襲をかけるという動きへの米国の同盟諸国や国際社会の反発はきわめて重大となる。日本の横田基地には朝鮮戦争時からの国連軍後方司令部もある。横田基地への中国の攻撃は国連への敵対行為ともみなされ、とくに米軍の全面的な反撃は必至である。中国首脳部はこのリスクを当然、真剣に事前考慮するだろう。


いずれにしても日本にとって、台湾の有事、つまり台湾海峡をめぐる軍事衝突という危険性は、すでに現実的に想定すべき段階になったということであろう>


タダレたズブズブの関係・・・庶民には縁がないが、中共と握手する、ハグする、チューする、ナニをする、舞い上がって一帯一路、WinWin音頭、♪二人のため世界はある、ボクはキミを離さないぞ・・・やがて熱狂は冷める、最愛の人は最悪の人になる、別れる切れるは容易ではない。ゴタゴタや刃傷沙汰は日常茶飯事。


習近平・中共はアップルのような巨大国際企業の離反を許さないだろう。14億市場に多くの企業が中共に擦り寄ったが、一党独裁で何をするか分からない習近平・中共、あるいはいいように搾取される合弁環境に愛想を尽かして撤収する日本企業は増えている。リスクヘッジで他国へ生産の一部を移転するのを「チャイナ・プラスワン」と言うそうだ。


習近平・中共は高転びして頓死、あるいは自滅するのではないか。世界は慌てないように撤収に備えるべきだろう。
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雀庵の「常在戦場/116 民主主義の興廃、この一戦にあり」

2021-11-24 06:17:09 | 日記
雀庵の「常在戦場/116 民主主義の興廃、この一戦にあり」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/396(2021/11/23/火】小生はビョーキだが、先日は貧血で倒れたから、いよいよ「病気」、何となく嫌な気分になったが、調べたら貧血とは違うようだ。


<立ち上がったりした時にフラフラっと立ちくらみが起こると「私は貧血だ」と思われがちです。でも、健康診断で血液検査をしても、赤血球数やヘモグロビン値は正常で貧血ではない・・・そんな経験はありませんか? これらの症状は貧血によるものではなく「脳貧血」が原因で起こります。


脳貧血とは、急に立ち上がったり、起き上がったりする際や、強い痛みを感じたり、排尿便をの際、一時的に血圧が下がることで脳に十分な血液が行かなくなるために起こります(起立性低血圧や血管迷走神経失神)。つまり、脳貧血は「脳が酸欠状態」となることで、めまいや立ちくらみ、失神が起こる病気の総称です。


貧血は鉄分不足や造血機能の低下で赤血球が減少することによって発症しますが、脳貧血は血液を調べても異常はありません。脳貧血は貧血の文字を含んでいるため、貧血の仲間であると思われがちですが、脳貧血と貧血はまったく異なります。


座っていたり寝ていたりすると、下肢に血液がたまりやすくなり、急に立ち上がることで上半身の血流が不足し、血圧が下がるために、ふらつきや失神を起こしますが、これを「起立性低血圧」といいます。


健常な身体であれば、起き上がると同時に心拍を高めたり、血管を収縮させて血圧を維持しようとするため血圧が下がることはありません。しかし、なんらかの原因で血圧維持がうまくいかず、血圧が20mmHg以上下がると脳貧血の症状が現れます>(わかりやすい貧血の知識)


なるほど。「脳は酸欠、財布は金欠、わしゃ病欠」、ありそうなパターンだな。「脳貧血 薬 予防」で検索したら<体内の血液は重力によって下半身の方に溜まりやすくなってしまう。その状態で急に起き上がったり立ち上がったりすることで血圧が急激に下がり、循環していた血液量が十分に脳に流れていかずに脳が酸欠状態となり、立ちくらみやふらつきなどの症状があらわれる>。


これという薬はないようで、とにかく椅子やベッドから立ち上がる時は「焦っちゃダメ!意識的にゆっくりと」やるようにしよう。まあ一件落着だが、老化も初体験だから面倒なものである。一寸先は闇なれど 知らぬが仏 明るく行こう 老いらくの道


今朝は我が「雀のお宿」に「隼(ハヤブサ、英:falcon)」1羽が来襲して、餌を待っていた雀35羽ほどは大パニック、凄い勢いで逃げていった。隼は去年は少年のようで全長(クチバシの先端から尾羽の先端まで)30cmほどだったが、今朝のは40cmほどの青年。多分、去年と同じ奴だろう、随分精悍になった。藪の中にも凄まじいスピードで特攻してくるが、雀たちは藪に隠れても攻撃は防げないと去年学んでいるから一目散に散らばって建物の陰に身を潜めた。戦死者はゼロのようだが、明日も襲来するはずだ。


<「隼」は鷹、鷲、鳶と比べると一番小さい。分類はハヤブサ目ハヤブサ科で、鷹、鷲、鳶とは別の種類です。2012年に日本鳥学会は「隼」の分類を猛禽類からインコや雀の仲間に変更しました。とはいえ、主な獲物はカラスなどの鳥やウサギなどの小動物なので、非常に凶暴です>(「スッキリ」2021/8/26)


Falcon は米国の空対地ミサイルとか戦闘攻撃機の名称にもなっている。通称「ファイティング・ファルコン」の多用途戦闘機F-16は台湾でも1992年に米国から150機のF-16A/Bを輸入し、近代化するためアップグレードを重ねている。msn2021/11/21「台湾 最新のF-16V戦闘機の運用をスタート 空軍力を大幅強化へ」から。


<中華民国(台湾)国防部は2021年11月18日、性能が大幅に向上したF-16V戦闘機が台湾南西部にある嘉義市の空軍基地に配備されたと発表しました。


F-16Vは、台湾空軍が運用する既存のF-16A/B戦闘機と外見的には似ているものの、桁違いの性能を持つ新型機で、レーダーやアビオニクス、コックピット周りなども一新され、エンジンもより出力の向上した新型を搭載しています。


台湾にとって最新鋭ともいえるF-16V戦闘機を装備したのは第4戦術戦闘航空団で、18日には国会主席である蔡英文総統も出席し、運用開始の式典が行われました。


蔡英文総統は、今回のF-16Vの就役について、「これら航空機は、アメリカとの緊密な協力関係の象徴であり、国防力を大幅に強化する高度な技術を備えている」と述べています。


なお、一部報道によると、台湾空軍は新型のF-16Vについてアメリカから66機調達することを決めている一方、性能が陳腐化している既存のF-16A/Bについても、保有する141機すべてについて、1100億台湾ドル(約4500億円)を投じて改良する方針だそうで、これまでに64機の改良が行われたといいます>


ファルコン頑張れ、南風は北風を征す、西風は東風を制す、撃ちてし止まん、中共殲滅!


習近平を支持するように見せながら反対意見を紹介する“アヤフヤグレーゾーン路線”で延命を図っているような中共の英字紙「サウスチャイナモーニングポスト」2021/11/21「台湾:中国の世論は戦争を近づける?」から拙訳する。


<中国本土と台湾を再統一させる戦争の可能性についての議論が、熱狂的な中国の愛国者の間で注目を集めている。南開大学(天津)のジャーナリズム教授である劉八東は、第一次世界大戦における一部のヨーロッパ人の当初の熱狂をあざける記事を投稿した。


11月初旬に発表されたこの記事は、過去100年間を「人類がこれまでに見た中で最も血なまぐさい世紀であり、2つの世界大戦で多くの命が失われた、それにより戦争の是非について世界中がより平和的になった」との説を紹介した。


この記事により劉は中国の民族主義的なブロガーから攻撃された。 「これらの“反戦オピニオンリーダー”は主に西洋式価値観の犬だ」とあるブロガーは中国のツイッターWeiboで批難した。これは、台湾を分離した国土と見なしている北京が、台湾政府を崩壊させるために戦争するは正当か不当かをめぐってここ数ヶ月オンラインで噴火した多くの論争のひとつである。


台湾国防省によると、今年だけでも人民解放軍による台湾の防空識別圏への絶え間ない飛行には、過去最高の数の戦闘機が関与し、10月4日の1日だけで56機に達した。数日後、習近平主席は北京での政治会議で、「平和的な」統一について「国民の若返りが進めば台湾問題は解決する」と述べた。


(注:10/9、習近平曰く「平和的な方式での祖国統一は、台湾を含む中華民族全体の利益に最も合致する。我々は『平和統一、一国二制度』の基本方針と『一つの中国』の原則を守りつつ、台湾と平和的な発展を進める」。全て噓! 香港を忘れるな!)


商工省が冬の食糧と日用品の価格を安定させるために地方自治体に買い溜めを促す定期的な通知を発表した後、戦争についての国民の憶測はさらに高まった。この通知はいくつかの都市で短期間ながらパニック買いを引き起こし、政府は国民を安心させるために何日も費やした。


中国で最も多く使用されている検索エンジンBaiduによると、通知日の11月1日には、「台湾」という単語の検索数が25万件を超え、前日から4倍以上に増加した。 「戦争」の検索は前日から25倍に急増した。


このような検索はすぐに収まったが、問題は多くの人に残っている。 Baiduの検索バーで「意志、○○する」を意味する「yao」と入力すると、最もよく提案される検索ワードは「戦争はありますか」だ。(注:有没有戦争、You meiyou zhanzhengらしい)


南京大学の政治学者GuSu氏は、このような関心は何十年も前からあるが、最近の議論の急増は、主に北京自身のメッセージの結果によると述べた。


「ネットには厳しい制限があるため、戦争に反対する声はほとんどなく、戦争を支持する人々はますます過激になっている。中国から台湾に派遣された(大量の)軍用機と、政府報道官によるタカ派のコメントからも、国民は戦争が差し迫っていると信じるようになった」


中国の外務省と国防省は、台湾問題について台北とワシントンに、「主権を擁護するという中国の決意を過小評価するな」と繰り返し警告している。「第三者は標的にしない」という以前の方針から離れて、台湾の独立に向けた動きを阻止するという彼らの意志を明確にした。


今週の時点で、「力による統一」というタイトルのWeiboディスカッションページは、約4万件の投稿、23億回近くの閲覧を記録した。国営新華社のジャーナリスト、Gu Wanming氏はWeChatを通じて、「台湾をめぐる戦争は中国の利益を損ない、長期的に米国と競争する能力を弱めてしまう」と投稿した。


劉亜洲将軍による2001年の記事を閲覧した人もいる。これは、1949年に北京が本土沿岸沖の台湾支配の島「金門島」を蒋介石・国民党から奪おうとして失敗したこと記述しており、現在引退している劉は「失敗したのは主に国民党側の抵抗を過小評価したことに起因する」と考えていた。


台湾を巡る激しい議論にもかかわらず、ワシントンのスティムソンセンター・シンクタンクの中国担当、ユン・サン氏は、国民の声は北京の意思決定にほとんど影響を与えないと述べた。


「北京がそれを許しているので、武力による統一についての是非論になっている。しかし、台湾に武力行使するかどうかの決定要因は、世論ではなく、北京が成功できるかどうか、比較的低コストで成功するかどうかによる。北京の既存の戦略は、台北への脅迫を通じて統一を達成することを目的としているようだが、武力使用についての話題の高まりは世論戦略の一部だ」


しかし、中国で最も影響力のあるブロガーの1人、Ren Yi氏は、公の議論を奨励することは、北京が国民世論を変えるのに役立っていると主張する。「中国ではいろいろな影響を受けて戦争に対する国民の期待が徐々に変化している。昔は力による台湾再統一は考えられなかったが、今では普通になっている」と彼は11月初旬に公開されたブログに書いた。


ハーバード大学の公共政策大学院を卒業したRen氏のブログは、政府関係者を含めて多くの支持者を持っている。 WeChatに掲載された彼の台湾の記事は10万回以上閲覧された。「力の使用が避けられなくなったら、人々はそれに備えるだろう」とRen氏は書いている。


しかし、ナショナリズムをかき立てることは裏目に出る可能性があると、ジョージア州立大学のグローバルコミュニケーション助教授であるマリア・レプニコワ氏は語った。


「そのようなオンラインの議論は、共産党のリーダーシップに基づいた、より統一された国民的アイデンティティを推進する上で北京にとっては役立つと思う。しかし、ナショナリズムは常に両刃の剣だ。為政者が国家主義的な世論の要求を満たさないと、それは体制批判につながる可能性がある。国家主義的な世論の急上昇は、外交的解決のためのスペースを狭めてしまうことになりかねない」>以上。


風雲急を告げるような時代にあって、為政者は(概ねメディアを使い)求心力を高めるために戦意を高揚させるが、やり過ぎると敵との外交で「一両損」的な妥協ができなくなる危険性があるということだ。


例えば日本。日清戦争後の三国干渉(露独仏、1895年)で譲歩した日本は国民の大反発を招き、「臥薪嘗胆」でどうにか抑え込んだが、結局、日露戦争になった。ロシア革命の影響でどうにか勝ったものの、手打ちのポーツマス条約交渉ではこれまた譲歩せざるを得ず、国民は日比谷焼き討ち事件で怒りを爆発させた。条約をまとめた小村寿太郎は「国民はこれくらい元気があった方がいい」と言ったものの、それ以降の・・・(オットーッ!また「隼」来襲!)外交・軍事で柔軟性を欠くことになったのではないか。


それについては小生はまだ勉強していないが、戦線を拡大し過ぎた印象はある。毛沢東のゲリラ戦術は「敵が出れば引く、敵が引けば出る」がキモだが、習近平・中共がそれを知らないはずはない。


台湾武力併合は習近平個人の「出世願望」という私利私欲であり、毛沢東も私利私欲で文化大革命を始めて1966年から1976年までの10年間、経済のみならずすべての面で停滞を招いてしまった(1980年頃に訪中した小生は人民服ばかりのほっそりした人々を見てビックリした、食うのが精いっぱいで、デブが一人もいないのだ)。


中共による毛への公式評価は「貢献7割、失敗3割」だが、4000万人を餓死させた大躍進政策を含めれば8000万~1億人(トウ小平の長男=下半身麻痺の障碍者にされた犠牲者を含む)を殺傷しているから本来は「貢献3割、失敗7割」の暴君である。


いくら毛の真似っ乞食とは言え、世界を敵に回す習の台湾侵略は本人だけの都合であり、大義は全くない。台湾に初めて公式訪問したEU議会代表団は「あなたたちは孤立していない」と伝えた(インドパシフィック・ディフェンスフォーラム/IPDForum 2021/11/22ロイター)から。


<欧州議会からの台湾への最初の公式代表団は2021年11月に外交的に隔絶された台湾は孤立していないと述べ、台湾が中国からの圧力の高まりに直面する中、欧州連合と台湾の結びつきを強化するためのより大胆な行動を呼びかけた。バチカン市国を除く欧州諸国と正式な外交関係を結んでいない台湾はEU加盟国との関係を深めたいと考えている。


この訪問は中国共産党が、中国が自国のものと主張して武力による奪還の可能性を否定していない台湾に対して、度重なる中国軍機の接近作戦などを含む軍事的圧力を強めたことを受けて行われたものである。


フランスから選出された欧州議会のラファエル・グリュックスマン議員は台湾の蔡英文総統にこう述べている。


「私たちは非常に単純で非常に明確なメッセージを持ってここに来ました。あなたたちは孤立していません。ヨーロッパはあなたを支持しています。私たちの訪問は重要な最初の一歩と見なされるべきです。この次はより強力なEUと台湾のパートナーシップを構築するために、ハイレベルな会議とハイレベルで具体的な手順を含む非常に具体的な議題が必要です」


中国外交部の汪文斌報道官は同代表団が蔡総統と会談したことを非難した。同氏は記者団に対し、「欧州が台湾分離主義勢力に間違ったシグナルを送らないように修正するよう強く求めている。そうでなければ中国とEUの関係を損なうことになる」と述べている>


井の中の蛙、習近平は「脅せば引っ込む」と思っているが、それは支那人には効き目はあっても先進国の民は猛烈に反発することを知らない。オツムはまるでガキのレベル。この手の異常な人間が強大な兵器を振りかざして世界を屈服させようとしている。


♪立て、怒れる者よ、今ぞ日は近し、醒めよ我が同胞(はらから)、暁は来ぬ
暴虐の鎖断つ日、旗は血に燃えて、海を隔てつ我等、腕(かいな)結びゆく
いざ闘わん、いざ、奮い立て、いざ、あぁ、インターナショナル、我等がもの


全世界のファルコン、同志諸君、中共殲滅、支那解放へ! 民主主義の興廃、この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ!
・・・・・・
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雀庵の「常在戦場/115 台湾死守で日欧米は団結を」

2021-11-21 14:21:29 | 日記
雀庵の「常在戦場/115 台湾死守で日欧米は団結を」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/395(2021/11/21/日】11月19日午後、腰痛を緩和させようと懸垂器にぶら下がったら視界が真っ暗になり、マズイっ!と思ったら落下してしまった。左手にアオタンができ右の足裏が痛いだけで済んだが、懸垂器下の隅の園芸用2リットルボトルが倒れて水が床に広がっているので、慌ててタオルなどで拭き取りはしたが、「何が起きたのか」を考える間もなくボーゼンとしていた。


貧血だろう、生まれて初めて・・・「悲しみよこんにちは」?「老いの悲しみ」? 悲しんでも意味はないが、一寸先は闇、「知らない間に死ぬ」というのはどうなんだろう。正岡子規のように七転八倒、苦しみながら死ぬよりはいいなあとは思うが、霊能力のある知人女性(我が社の社員の嫁さん、バイトで来てもらっていた)が・・・


(おっと!今朝(20日)は地震だ、下から突き上げるような感じ、「8時57分 震央 東京都23区 深さ100km M4.6」、我が街は震度2とあるが、もっと強かったような感じ、ああ、一寸先は闇・・・)


で、その女性は霊が見えると言い、葬儀会場からお婆さんが出てきて「私、死んだんでしょうか?」と尋ねられ、「そうです」と教えてあげるとお婆さんは「そうですか・・・」と首をかしげながら戻っていったという。あちこちに霊が見えるのは煩わしいので気にしないようにしているとか。


<古来日本では、陰陽師やイタコといった霊などを司ることを家業として代々受け継いでいる家系がある。霊が見える人は、霊力が高い祖先の血を受け継ぐことで霊感が備わっているとも言われる。霊の存在を信じている人は不思議な体験をすると、それを素直に受け入れることができる>(Spikomi)


何となく神道の世界のような・・・スピリチュアル的な感性を強く持っている人は霊を感じたり見えるのか? 


日本の霊感者は女が多いようだが、原初的な感性(野生)が豊かだからかもしれない。「魏志倭人伝」に登場する邪馬台国の女王、卑弥呼は239年に「魏」に朝貢し、「親魏倭王」になったが、巫女(シャーマン)の元祖ようである。卑弥呼は「日御子」「日巫女」であり、太陽を司る巫女、太陽神である天照大神の原型だという説もある。まあ、触らぬ女に祟りなし・・・では困るから、男は柔肌の熱き血潮に猪突猛進、特攻してくれ。立つんだ、ジョー! 小生はもうダメだが。


で、懸垂器落下事件で暫くビッコになっていたが、加齢で諸々の機能は当然劣化する、無理のできない体になっていく。だが、秋の日はつるべ落とし、それは概ね初体験だから防御本能というか、その認識が後手後手になりやすい。Oh my Gods!


老人が車を暴走させてしまうのも劣化を認識できない、認識したくないという潜在意識があるからではないか。できること、気を付ければできそうなこと、できそうもないこと、非常に危険なこと、それを早めに悟っていないと事故になり、人を傷つけ、命を奪い、自分もまさかの刑務所行きになり、情けない終末になってしまう。後悔先に立たず、後の祭り・・・


自信を持つのは結構だが、過剰な、誤った自信は往々にして身を亡ぼす。精神科看護婦のカミサンに「どうも習近平は自己愛性パーソナリティ障害のようだ」と話したら、「彼は顔つきがウワバミ、大蛇(おろち)みたいで気味が悪い感じがする、私は嫌だわ」。


カミサンによると、自己愛性パーソナリティ障害の患者は、一般的に躁状態と鬱状態を繰り返す双極性障害(躁鬱病)と同じような症状になるが、中には鬱がまったくなく躁状態のままで夜も動き回って、まともに眠ることもしない、それなのに“元気”な人がいるという。本人はまったく病識がなく、自信たっぷり、尊大で、医者を「キミ呼ばわり」したりする。


(そう言えば日本の総理で、初対面の官僚に「キミは何期か?」と真っ先に聞く、東大卒以外は下司だと信じている“東大病”の横柄で尊大なアル中的官僚出身者がいた。ほとんどビョーキ!)


入院する前は躁状態が激しく、勝手に新車をローンで買ったりして家族を振り回し、罵倒したりしていたそうだ。24時間戦えますか、どころか1年中が神田明神大神輿、♪ワッショイワッショイ、ソーレソレソレお祭りだ! 周囲はたまったものではない。「自己愛性人格障害」のサイトから。


<自己愛性人格障害の人が何度も失敗を経験し、そしてまた否定できないほどの逆境を経験した場合、妄想または妄想性障害に至ります。


一連の出来事は自分の外にあるもののせいだと根底で思い込みます。自己愛性人格障害の人は、特に考えを修正することはしません。現実と接触しない、奇妙で歪んだ方向で考えを作り始めます。


自分は圧倒的に優れているのに失敗したということは、他の誰かに悪意を向けられたせいだからだと考えます。そして、他人の善意の行動に敵意や悪意を見出します。ひどい場合は、自分の同僚が自分の発見を盗んだなどと妄想します。こういった被害妄想は、誇大的な自己を守り最悪の没落から防ごうとするものです>


習近平を止められるか・・・病膏肓「統合失調症」の妄想に似ている。「明らかに誤った内容を信じてしまい、周りが訂正しようとしても受け入れられない。誰かに嫌がらせをされているという被害妄想、周囲のことが何でも自分に関係しているように思える関係妄想などがある」(厚労省)。


石平氏「習近平熱望の『歴史決議』、党内抵抗で毛沢東・トウ小平と並び立てず この実績では無理筋、だから台湾併合」現代ビジネス2021/11/14から。


<11月11日に閉幕した中国共産党6中全会で新たな「歴史決議」が40年ぶりに採択された。これは、毛沢東とトウ小平(毛・トウ)の時に続く中国共産党史上3番目の「歴史決議」であるから、習近平がこの決議採択を主導した狙いは当然、自分自身を毛・トウと並ばせることによって自らの権威を高めることにあろう。(しかし)習近平自身にとってむしろ中途半端な不本意のものであろうが、こうなったことの理由は、おそらく2つがあるだろう。


1つはやはり、今の中共高級幹部の多くは、習近平が先輩の江沢民・胡錦涛を飛び越えて毛・トウと並ぶことに対して強い抵抗感を持っていることにあろう。


習近平政権が成立して9年目だが、現在の幹部たちにはやはり、胡錦涛政権時代、あるいは江沢民政権時代において抜擢されて台頭してきた人が多い。彼らからすれば、習近平が直接に毛・トウと並ぶことはすなわち、江沢民と胡錦涛政権時代に対する否定であり、抹殺であり、それは自分たちの立場に対する否定にもつながるからである。


習近平が毛・トウと並べない最大の理由はやはり、彼はこの2名と比敵できるほどの業績を持ち合わせていない、という点である。


毛沢東は今の中共政権を創建した人物であって、中国にとっての「建国の父」である。共産党の視点からすれば、このような歴史の業績はいくら評価しても足りることはない。


そしてトウ小平の場合、文化大革命の混乱に終止符を打ち、改革開放路線の推進によって中国を経済大国への道に導いたから、中国人の心の中では、トウ小平の歴史的業績は誰も否定できない巨大なものである。


しかし、政権の座について9年目の習近平には、毛・トウ2名と肩を並べるほどの業績が何があるのかといえば、ほとんど何もない。その一方、指導者としてのカリスマ性にかんしても、習近平は毛・トウの足元にも及ばない。


こうしてみると、今の習近平が毛・トウと並ぶのは最初から背伸びしすぎた無理筋の話であって、今回の「歴史決議」が中途半端の内容に終わったのもむしろ当然のことであろう。


問題は、このような不本意の頓挫を喫した習近平は今後どう出るのかであるが、おそらく彼は今後において、特に来年秋の党大会での続投を決めた後には、2つのことに本格的に着手するのであろう。


その1つはすなわち、今でも自分に抵抗感のある、江沢民政権・胡錦涛政権時代に育った幹部を一掃して、自分の息のかかった幹部集団で政権を固めることである。


もう1つはやはり、それこそ毛・トウと肩を並べることのできるような「歴史の業績」を作り出すことであろう。問題は、習近平が一体どこで、どうやってそれを作るのかであるが、考えてみれば1つしかない。台湾を併合してみせることだ。それこそは、毛・トウも成し遂げることのできなかった、中国共産党にとっての「偉業」なのである>


小生思うに開戦のチャンスは来年1月の冬季五輪開けである。「来年秋の党大会での続投を決め」るためにも開戦し、一気呵成に台湾を併呑するのがいい。来秋まで待っていたら列強諸国の反中包囲網はかなり進むだろうから、「巧遅は拙速に如かず」、ヒトラーのように電撃作戦で事を起こす方が成功の可能性は高いのではないか。


ヒトラーは独ソ不可侵条約(1939年8月23日)でスターリンを篭絡し、油断させ、2年も経たない1941年6月22日、ソ連侵攻を開始した。“鉄の男”スターリンは腰を抜かしたという。


習近平に、あるいは軍部にヒトラーや、ウクライナ領クリミア半島を強奪したプーチン並の狡知があれば、北京冬季五輪後の台湾電撃侵攻は成功率が高いだろう。列強諸国は「まさか」と(驚いた振りをして)反撃に移る準備を進めるが、とにかく中共は3か月で台北、高雄、台南を軍事占領すれば「台湾併合」の宣言ができ、習近平は偉業を達成したことになる。


列強諸国はそれでも「中共許すまじ」と台湾解放へ軍事力を行使するか、あるいは香港を見捨てたように口先だけの非難に留めて事実上「容認」するか・・・容認すれば中共の世界制覇は確実に進み、少なくともアジア、日本は中共の「核心的安全保障勢力圏」になることは確かだ。台湾死守で日欧米が団結しなければ確実にそうなる。
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