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雀庵の「常在戦場/117 中共は自滅か開戦かの2択に」

2021-11-25 16:16:00 | 日記
雀庵の「常在戦場/117 中共は自滅か開戦かの2択に」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/397(2021/11/25/木】今年は関東地方を襲う強烈な台風がなかったが、大陸からの狼煙のような“風雲急を告げる”怪しい風はこれまでになく強まってきた印象だ。


習近平・中共が一日永らえば世界の一日の不幸・・・彼はまるで焦りまくっているように“猛威を振るっている”ものの、戦線を広げ過ぎの感じ。ポイントを絞り、グダグダせずに早めに開戦しないと情勢は中共に不利になっていくのではないか、と余計なお世話だが忠告したくなる。日経2021/11/22「習近平氏、対米『裏パイプ』人脈を冷遇 権限一手に」から。


<習近平国家主席が同国の「米国通」を冷遇する動きを見せている。とくに米中の「裏パイプ」といわれた習氏の母校、清華大学経済管理学院顧問委員会(以下、顧問委員会)のメンバーを遠ざけている。2022年秋に開く共産党最高指導部を決める5年に1度の党大会を前に、対米外交を一手に握る狙いがありそうだ。習氏は12年に総書記に就任後、顧問委員会のメンバーを丁重に扱ってきた(以下有料)>


それが手のひら返しで「冷遇」。習の世界制覇路線にとって顧問委員会が邪魔になったからなのか、嫌がらせか、イジメか、制裁か。1年前の2020年12月に習は「顧問委員会設立20周年」を祝い、こうメッセージを寄せていたのだ。


「中国は現在、国内の大循環を主体とし、国内と国際の2つの循環(双循環)が相互に促進する新たな発展構造を構築している。我々は固く揺るぎなく対外開放を拡大し、より積極的にグローバル市場に融け込み、世界各国と発展のチャンスを分かち合い、世界経済の回復に貢献する。そのため、中国は引き続き教育や科学技術面の国際交流・協力を強化することを望んでいる。委員各位が中国の発展のために積極的に建議・献策することを希望する」(人民網)


人民網によると「顧問委員会は2000年10月に設立。著名な企業家、商学院院長、著名な学者(ノーベル経済学賞受賞者を含む)及び中国政府と財政・経済当局の指導者からなる。同委員会は、学院と外部各界との結びつきを強化し、学院の科学研究と教育の全体的水準を高め、学院を世界一流の経済管理学院にする手助けをすることを使命としている。現在の主席はアップル最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏」。


GAFAの内、フェイスブックとアップルのCEOは習近平のお膝元にいる(遠藤誉氏)。新華社によると2021年2月にアップルのクック最高経営責任者(CEO)とフェイスブックのザッカーバーグCEOが清華大学経済管理学院の年次会合で習近平と面会しているというから、顧問委員会と習はWinWinだろうに、習はなぜ嫌ったのか。


<11月20日は「トランスジェンダー追悼の日」と定められており、Appleのティム・クックCEOは現地時間11月20日、以下のコメントをTwitterに投稿しました。

「トランスジェンダー追悼の日に際し、私はAppleおよび世界中のトランスジェンダーや、性の固定観念に合致しない人たちと連帯し、今年、トランスジェンダーへの暴力によって失われた多くの命に敬意を表します。より安全で、より包括的な明日のために、戦っていくことを誓いましょう」>


これがLGBTに非寛容な習の逆鱗に触れた? 巡りめぐって顧問委員会に冷たくする? まさか・・・もっと深い理由があるだろう。フォーブスにはこうある。 


<アップルは米中の緊張の高まりの中で、製造拠点を中国から移そうとしている。6月19日の「Nikkei Asian Review」が伝えたところによると、アップルは主要サプライヤーに対し、従来の15〜30%のプロダクトの製造を中国から東南アジアに移した場合の、コスト試算を行うよう指示したという。


人権や民主主義をめぐってバイデン米政権と中国政府との対立が強まるなか、「アップルは中国政府によるネット検閲に協力している」との批判もある。アップルは両国政府の板挟みとなるジレンマを抱え込んだ>


同記事によると「アップルは1万人以上を中国で直接雇用しており、同社の工場やアプリのエコシステムに関わる人口は合計数百万人にも及ぶ。中国の柔軟でスケーラブルな製造工場があったからこそ、アップルの急激な成長が可能になった。アップルは多岐にわたる中国での製造プロセスに絡む決定を下す必要がある」。


習近平はアップルの中国離脱(≒台湾のフォックスコンへの鞍替えなど)を「絶対許さないぞ」と恫喝しているよう。正面切って言わずに「忖度しろ」というのが中華風のようで、アップル=クックの代わりに彼が主席を務めている顧問委員会を叩き、辞任を強要したのだろう。


文革を始める時の毛沢東も、ちょろっとキーワードを言って崇拝者を暴れさせたが、習はそれを踏襲しているよう。「俺に従わない奴らは痛い目に遭わせる」・・・中共得意の「懲罰」、嫌な国。徹底的に抵抗、対抗しないとウイグルのように永遠に奴隷にさせられる。


古森義久先生「中国軍、台湾有事の際には在日米軍基地に先制ミサイル攻撃か 日本は中国の台湾侵攻を現実的に想定すべき段階に」JBpress 2021.11.24から。


<米国議会の米中経済安保調査委員会は11月17日、2021年度の年次報告書を公表した。報告書には「台湾海峡抑止の危険な時期 台湾での戦争への中国の軍事能力と決定」と題する章が盛り込まれ、中国側の台湾への軍事攻撃の能力や意図と、米国側の対応策が詳しく述べられていた。


中国の状況について同報告書は「人民解放軍(以下、中国軍)は台湾を軍事的に攻略し占拠する能力を初めて取得したといえる段階に近づき、実際に攻撃を開始できる態勢を強化している」という趣旨を強調した。


そのうえで「米国には中国の台湾への軍事侵攻を阻止する能力が今なおあるが、中国側は急速に追いついている」と述べ、中国側が米国の軍事能力や軍事介入への意思の強さを誤認した際に米中の軍事衝突のリスクが高くなるとの警告を発していた。(ポイントは以下である)


◆中国軍は台湾攻撃に際して、台湾側の軍事司令機能、情報機能、空軍と海軍、ミサイル、防空システムなどの主要拠点を破壊するためにサイバー攻撃やミサイル攻撃をかける。ただしその際に米軍が台湾への軍事支援を決め、中国側がその米軍の支援活動を事前もしくは初期段階に放置したら台湾攻略は成功しない、とみている。


◆このため中国軍は、台湾有事に介入する米軍の兵力を最小限にし、その投入を最大限に遅らせる目的で、在日米軍基地への先制予防攻撃(米軍の活動を未然に防ぐという意味の予防)を想定している。その手段は、中国が最小限200基を保有するとみられる中距離弾道ミサイル(IRBM)が主体となり、在日米軍の艦艇や軍用機の破壊が目的となる。


◆中国軍のこの攻撃は、在日米軍の少なくとも200機の各種軍用機やそのための司令部機能、兵站機能、滑走路などの完全な破壊を主目的とする。中国のロケット軍は、そのためのミサイルの精密照準能力を十分に取得するにいたったと判断しているとみられる。


◆米軍側ではインド太平洋軍のデービッドソン前司令官が、台湾有事への米軍の大規模支援は米国本土西海岸からの出動ならば3週間はかかると証言したが、日本の基地からならばより敏速に出動でき、中国軍への脅威も増大する。このため中国軍は在日米軍の主要基地とともにグアム島の米軍基地への本格攻撃も想定している。


以上のように、中国側の軍事作戦の効率化という観点からすれば、中国が台湾への軍事攻撃にあたり在日米軍基地を破壊するという意図は自然だともいえる。しかし日本にとっては日本領土への直接的な軍事攻撃であり、日本が台湾有事に直接介入することは不可避となる。


だから同委員会の報告書は米国政府への政策提言として、日本の対中軍事抑止力を強化するために日本の領土や領海に中距離ミサイルを新たに配備する、あるいはミサイル防衛を大幅に強化するという措置を含む対日協議を挙げていた。


一方で同報告書は、このような在日米軍基地への先制攻撃という大胆なシナリオが中国自体に突きつける政治的リスクも指摘していた。それは以下のような趣旨だった。


◆中国が台湾攻略のためとはいえ、日本と米国へ軍事奇襲をかけるという動きへの米国の同盟諸国や国際社会の反発はきわめて重大となる。日本の横田基地には朝鮮戦争時からの国連軍後方司令部もある。横田基地への中国の攻撃は国連への敵対行為ともみなされ、とくに米軍の全面的な反撃は必至である。中国首脳部はこのリスクを当然、真剣に事前考慮するだろう。


いずれにしても日本にとって、台湾の有事、つまり台湾海峡をめぐる軍事衝突という危険性は、すでに現実的に想定すべき段階になったということであろう>


タダレたズブズブの関係・・・庶民には縁がないが、中共と握手する、ハグする、チューする、ナニをする、舞い上がって一帯一路、WinWin音頭、♪二人のため世界はある、ボクはキミを離さないぞ・・・やがて熱狂は冷める、最愛の人は最悪の人になる、別れる切れるは容易ではない。ゴタゴタや刃傷沙汰は日常茶飯事。


習近平・中共はアップルのような巨大国際企業の離反を許さないだろう。14億市場に多くの企業が中共に擦り寄ったが、一党独裁で何をするか分からない習近平・中共、あるいはいいように搾取される合弁環境に愛想を尽かして撤収する日本企業は増えている。リスクヘッジで他国へ生産の一部を移転するのを「チャイナ・プラスワン」と言うそうだ。


習近平・中共は高転びして頓死、あるいは自滅するのではないか。世界は慌てないように撤収に備えるべきだろう。
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目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
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