雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(146」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/243(2021/1/30/土】今朝は雲ひとつない好天、行きたくて仕方がなかった生田緑地の渓谷「とんもりやど(飛森谷戸)」を思い切り散策し、心が晴れた。屋外休憩所でマスクを取って休んでいたら風に飛ばされてしまったようで、帰路はマスクなし。とっつかまって殴られるのじゃないかと怖かった。
その際は「お前のマスクは不織布でも布製でもない、ザルみたいな奴じゃないか、不織布じゃない奴は国賊だ!」と反撃し、相手がひるんだすきに逃げようと算段したが、無事帰還できたのは幸いだった。ま、赤いズボンに黄色のジャケット、ピンクのニット帽、ポニーテールの怪しいヂヂイに寄ってくる人はいないか。相手に接触を躊躇わせるような外形や挙動・・・安全保障には有効かもしれない。
防衛研究所2021年1月26日「安全保障や防衛におけるナラティブ」を読んだが、小生のオツムではちょっと難しかった。「ナラティブ」とは(特に戦時における)プロパガンダ、情報発信、情報操作、戦時広報宣伝、謀略」といった意味のようだ。論稿の最後に以下の解説のようなものがあったから、「難しすぎてよく分からない、ちっともナラティブになっていないじゃん」という読者の声に応えて追記したのかも知れない。
<一般的にナラティブとは次のように定義できるだろう:
語り手が聞き手に対して意味を伝えるための、ある特定の目的を有する語り。時間的、空間的及び因果的な一連の出来事を踏まえて編み出される。形式は口述と筆記とを問わない。態様は理性的にも感情的にもなり得る。内容は必ずしも真実だけに限定されず、虚偽、事実の誤認、論理的矛盾を含むことがある。しばしば、語り手自身の主観、信念、価値観を伴う。
そして、安全保障や防衛分野にとってのナラティブは、上述の戦略的ナラティブ等を踏まえれば、一般的に次のように定義できる:
政策上の目標に対して心理及び認知領域における正当性を付与するように、意図的に作成された物語。対象となるオーディエンスを誘導する目的を有し、現在の状況、将来の望ましい状況及びそこへの到達方法を含む。防衛分野では特に、既存の防衛力との組合せにより相乗効果を発揮する。
これまでの研究を踏まえれば、「ナラティブを巡る戦い」(narrative warfare)は、既に始まっているともいえる。例えば中国は、「ナラティブを巡る戦い」の活用により、敵対者の主張を混乱させると同時に、東アジアにおける地域的覇権のための長期的戦略を国内外で補強することを目的としているとされる。
中国は国内外の世論を中国有利に導き、中国の拡張主義を支える情報基盤を築き上げるため、政治的ナラティブを武器として用いており、これは 2003 年に中国が採用した「輿論戦」「心理戦」及び「法律戦」から成る「三戦」に該当し、その対象は東シナ海及び南シナ海であるとも指摘されている。
2021年1月13日、米ホワイトハウスは『インド太平洋のための米国の戦略枠組み』に関する文書の秘密指定を解除し、部分開示に踏み切った。この中で、ナラティブという用語が次のように用いられていることを紹介し、本稿を締め括ることとしたい。
“中国による地域的支配は避けられないというナラティブを打破する”米国家安全保障会議 部分開示文書第000174号>
この論稿の著者・長沼加寿巳氏はIQが高過ぎるのだろう、ちっともナラティブ≒プロパガンダ(情宣活動、情報工作)になっていないような気がする。ナラティブに長けた毛沢東は噛んで含めるように説いたから「子供が親を告発する」ほどの洗脳力があったが、せめてNHK並に「難しくても中2が理解できる表現」にした方がいいだろう。ま、余計なお世話だが・・・
暴走直前のような国際指定暴力団「中共組系習近平一家」を如何せん。米国民主党のカート・キャンベルはナラティブで中共に温かい思いを告げている。「フォーリン・アフェアーズ・ジャパン」1/29「封じ込めではなく、米中の共存を目指せ 競争と協調のバランスを」(要旨)から。
<アメリカの対中エンゲージメント(交際、関与)路線は、すでに競争戦略に置き換えられている。だがその目的が曖昧なままだ。エンゲージメントでは不可能だったが、競争ならば中国を変えられる。つまり、全面降伏あるいは崩壊をもたらせると、かつてと似たような見込み違いを繰り返す恐れがある。
それだけに、米中が危険なエスカレーションの連鎖に陥るのを防ぐ一連の条件を確立して、安定した競争関係の構築を目指す必要がある。封じ込めも、対中グランドバーゲンも現実的な処方箋ではない。
一方「共存」はアメリカの国益を守り、避けようのない緊張が完全な対立に発展するのを防ぐ上では最善の選択肢だ。ワシントンは、軍事、経済、政治、グローバルガバナンスの4領域において、北京との好ましい共存のための条件を特定する必要がある>
戦う前からラブコール? まるでパーティにはノーズロで行くエリカ・ジョング(「飛ぶのが怖い」)みたい。キャンベルはこうも主張する。
<北京の行動が、アメリカやアジア諸国の「インド太平洋秩序」のビジョンと衝突するのが避けられない以上、ワシントンはシステムを強化するために他国と協力し、北京が生産的に秩序にエンゲージするインセンティブを与え、一方で中国が秩序を脅かす行動をとった場合のペナルティを他の諸国とともに考案しておく必要がある。秩序のパワーバランスと正統性をともに維持するには、同盟国やパートナーとの力強い連帯、そして中国の黙認と一定の応諾を取り付けておく必要がある>
中共組系習近平一家はインド太平洋を自分のシマにするためにあちこちを威嚇している、それが全然分かっていない(分かりたくない)のは、支那事変で蒋介石を、その後は毛沢東を支援した愚かな民主党≒アカの基本はちっとも変っていないことを示している。つまりバイデン政権で中共はのびのびと侵略を進めることになる。
中共は1400万人が戦死しても14億の1%でしかない、屁の河童、習近平は毛沢東を倣って「どうってことない、大体我が国は人口が多過ぎる」と豪語するだろう。米国なら人口の4%、25人に1人が死ぬ勘定だ。中共の「輿論戦」「心理戦」ナラティブに(北の核ミサイルがハワイに来る!という噂だけでパニックになった)米国民は耐えられないから速攻で停戦、休戦、やがて敗戦になる。米国は大西洋と太平洋に挟まれた“ただの国”に陥落するだろう。
米国は2度の大戦でも本土が戦場になったことがないから「戦災耐性」が弱いだろう。日本人は某国による数えきれないほどの無差別空襲、さらにお試し原爆2発で「戦災耐性」は世界一だ。3.11大津波と原発破壊にも耐えた! 米国は心を入れ替えて日英豪加印台などと同盟を組んで、21世紀の最大危険要因、中共組系習近平一家を叩き潰し、解体し、捕らわれの良民を解放しなければならない。
もっともアカに乗っ取られた民主党・米国が心を入れ替えるかどうか・・・ここ1、2年でよほどの事件、例えば習近平が台湾を襲うとか、中印紛争が激化するとか、2022年の中間選挙で民主党が激減するとか、日本が「2回も核攻撃を受けた、3回目を避けるために我々は核ミサイル開発を進める、誰にも反対させない、それとも3回、4回と核攻撃を受けろと言うか」と啖呵を切るとか・・・大きなショックがないと難しいかもしれない。
しかし、老いるばかりの中共・習近平は「条件が整うまで韜光養晦で静かに待つ」ことはできない。元気なうちに「世界帝国の皇帝になる」というのが彼の目標なのだから、チベット人、ウイグル人に続いて去年は香港人を制圧、今年から来年は台湾人を制圧、その次は日本人・・・という予定が確定しているだろう。
結局、「反中」という世界の潮流、時流に押されるようにしてバイデン民主党・米国も中共包囲戦を進めざるを得なくなるだろう。米国にとってそれしか生きる道がないのだから。中共に媚びますか、それとも米国やめますか?
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/243(2021/1/30/土】今朝は雲ひとつない好天、行きたくて仕方がなかった生田緑地の渓谷「とんもりやど(飛森谷戸)」を思い切り散策し、心が晴れた。屋外休憩所でマスクを取って休んでいたら風に飛ばされてしまったようで、帰路はマスクなし。とっつかまって殴られるのじゃないかと怖かった。
その際は「お前のマスクは不織布でも布製でもない、ザルみたいな奴じゃないか、不織布じゃない奴は国賊だ!」と反撃し、相手がひるんだすきに逃げようと算段したが、無事帰還できたのは幸いだった。ま、赤いズボンに黄色のジャケット、ピンクのニット帽、ポニーテールの怪しいヂヂイに寄ってくる人はいないか。相手に接触を躊躇わせるような外形や挙動・・・安全保障には有効かもしれない。
防衛研究所2021年1月26日「安全保障や防衛におけるナラティブ」を読んだが、小生のオツムではちょっと難しかった。「ナラティブ」とは(特に戦時における)プロパガンダ、情報発信、情報操作、戦時広報宣伝、謀略」といった意味のようだ。論稿の最後に以下の解説のようなものがあったから、「難しすぎてよく分からない、ちっともナラティブになっていないじゃん」という読者の声に応えて追記したのかも知れない。
<一般的にナラティブとは次のように定義できるだろう:
語り手が聞き手に対して意味を伝えるための、ある特定の目的を有する語り。時間的、空間的及び因果的な一連の出来事を踏まえて編み出される。形式は口述と筆記とを問わない。態様は理性的にも感情的にもなり得る。内容は必ずしも真実だけに限定されず、虚偽、事実の誤認、論理的矛盾を含むことがある。しばしば、語り手自身の主観、信念、価値観を伴う。
そして、安全保障や防衛分野にとってのナラティブは、上述の戦略的ナラティブ等を踏まえれば、一般的に次のように定義できる:
政策上の目標に対して心理及び認知領域における正当性を付与するように、意図的に作成された物語。対象となるオーディエンスを誘導する目的を有し、現在の状況、将来の望ましい状況及びそこへの到達方法を含む。防衛分野では特に、既存の防衛力との組合せにより相乗効果を発揮する。
これまでの研究を踏まえれば、「ナラティブを巡る戦い」(narrative warfare)は、既に始まっているともいえる。例えば中国は、「ナラティブを巡る戦い」の活用により、敵対者の主張を混乱させると同時に、東アジアにおける地域的覇権のための長期的戦略を国内外で補強することを目的としているとされる。
中国は国内外の世論を中国有利に導き、中国の拡張主義を支える情報基盤を築き上げるため、政治的ナラティブを武器として用いており、これは 2003 年に中国が採用した「輿論戦」「心理戦」及び「法律戦」から成る「三戦」に該当し、その対象は東シナ海及び南シナ海であるとも指摘されている。
2021年1月13日、米ホワイトハウスは『インド太平洋のための米国の戦略枠組み』に関する文書の秘密指定を解除し、部分開示に踏み切った。この中で、ナラティブという用語が次のように用いられていることを紹介し、本稿を締め括ることとしたい。
“中国による地域的支配は避けられないというナラティブを打破する”米国家安全保障会議 部分開示文書第000174号>
この論稿の著者・長沼加寿巳氏はIQが高過ぎるのだろう、ちっともナラティブ≒プロパガンダ(情宣活動、情報工作)になっていないような気がする。ナラティブに長けた毛沢東は噛んで含めるように説いたから「子供が親を告発する」ほどの洗脳力があったが、せめてNHK並に「難しくても中2が理解できる表現」にした方がいいだろう。ま、余計なお世話だが・・・
暴走直前のような国際指定暴力団「中共組系習近平一家」を如何せん。米国民主党のカート・キャンベルはナラティブで中共に温かい思いを告げている。「フォーリン・アフェアーズ・ジャパン」1/29「封じ込めではなく、米中の共存を目指せ 競争と協調のバランスを」(要旨)から。
<アメリカの対中エンゲージメント(交際、関与)路線は、すでに競争戦略に置き換えられている。だがその目的が曖昧なままだ。エンゲージメントでは不可能だったが、競争ならば中国を変えられる。つまり、全面降伏あるいは崩壊をもたらせると、かつてと似たような見込み違いを繰り返す恐れがある。
それだけに、米中が危険なエスカレーションの連鎖に陥るのを防ぐ一連の条件を確立して、安定した競争関係の構築を目指す必要がある。封じ込めも、対中グランドバーゲンも現実的な処方箋ではない。
一方「共存」はアメリカの国益を守り、避けようのない緊張が完全な対立に発展するのを防ぐ上では最善の選択肢だ。ワシントンは、軍事、経済、政治、グローバルガバナンスの4領域において、北京との好ましい共存のための条件を特定する必要がある>
戦う前からラブコール? まるでパーティにはノーズロで行くエリカ・ジョング(「飛ぶのが怖い」)みたい。キャンベルはこうも主張する。
<北京の行動が、アメリカやアジア諸国の「インド太平洋秩序」のビジョンと衝突するのが避けられない以上、ワシントンはシステムを強化するために他国と協力し、北京が生産的に秩序にエンゲージするインセンティブを与え、一方で中国が秩序を脅かす行動をとった場合のペナルティを他の諸国とともに考案しておく必要がある。秩序のパワーバランスと正統性をともに維持するには、同盟国やパートナーとの力強い連帯、そして中国の黙認と一定の応諾を取り付けておく必要がある>
中共組系習近平一家はインド太平洋を自分のシマにするためにあちこちを威嚇している、それが全然分かっていない(分かりたくない)のは、支那事変で蒋介石を、その後は毛沢東を支援した愚かな民主党≒アカの基本はちっとも変っていないことを示している。つまりバイデン政権で中共はのびのびと侵略を進めることになる。
中共は1400万人が戦死しても14億の1%でしかない、屁の河童、習近平は毛沢東を倣って「どうってことない、大体我が国は人口が多過ぎる」と豪語するだろう。米国なら人口の4%、25人に1人が死ぬ勘定だ。中共の「輿論戦」「心理戦」ナラティブに(北の核ミサイルがハワイに来る!という噂だけでパニックになった)米国民は耐えられないから速攻で停戦、休戦、やがて敗戦になる。米国は大西洋と太平洋に挟まれた“ただの国”に陥落するだろう。
米国は2度の大戦でも本土が戦場になったことがないから「戦災耐性」が弱いだろう。日本人は某国による数えきれないほどの無差別空襲、さらにお試し原爆2発で「戦災耐性」は世界一だ。3.11大津波と原発破壊にも耐えた! 米国は心を入れ替えて日英豪加印台などと同盟を組んで、21世紀の最大危険要因、中共組系習近平一家を叩き潰し、解体し、捕らわれの良民を解放しなければならない。
もっともアカに乗っ取られた民主党・米国が心を入れ替えるかどうか・・・ここ1、2年でよほどの事件、例えば習近平が台湾を襲うとか、中印紛争が激化するとか、2022年の中間選挙で民主党が激減するとか、日本が「2回も核攻撃を受けた、3回目を避けるために我々は核ミサイル開発を進める、誰にも反対させない、それとも3回、4回と核攻撃を受けろと言うか」と啖呵を切るとか・・・大きなショックがないと難しいかもしれない。
しかし、老いるばかりの中共・習近平は「条件が整うまで韜光養晦で静かに待つ」ことはできない。元気なうちに「世界帝国の皇帝になる」というのが彼の目標なのだから、チベット人、ウイグル人に続いて去年は香港人を制圧、今年から来年は台湾人を制圧、その次は日本人・・・という予定が確定しているだろう。
結局、「反中」という世界の潮流、時流に押されるようにしてバイデン民主党・米国も中共包囲戦を進めざるを得なくなるだろう。米国にとってそれしか生きる道がないのだから。中共に媚びますか、それとも米国やめますか?
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp