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雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(22」

2020-06-30 07:54:58 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(22」
“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red Gables/134(2020/6/29/月】わが街のちょっとおしゃれなレストランが先週、解体業者の手で跡形もなく消えた。ここ2か月はコロナ禍で客もいなかったが、2016年春開店だから、たった4年で「ひっそりと舞台下手へ去る」だ。

大体この店、「売ろう!」という意欲が感じられなかった。

「素敵なマスターと明るいママ、美味しい料理とワイン、家庭的な雰囲気のおしゃれなレストラン」

そんなコンセプトなのだろうが、ドア越しに店内が見えないし、客が出入りする際にちらっと店内の一部が見えるだけで、何となく入りづらく、興味をそそられない。

そこそこ賑やかで、たまに酔っ払いが店からよろよろ出てきて、ママさんが「大丈夫ですか、気を付けてね」なんて愛想を言う、そういうインティメート(intimate)、ウェットな、気の置けない、居心地のよい、打ち解けた・・・つまり小料理屋的な雰囲気が好きな小生にとっては「お試し」する気にならない店だった。

要はオーナーの理念が「仕事、稼ぎ」ではなく「趣味、道楽」なのだ。夕方、勤務を終えてから店を開けて、常連とおしゃべりを楽しむ、稼ぎは二の次とか。

初期投資とか家賃、仕入れ、それに店じまいの解体費用などでプラマイ4000万~5000万の赤字だったろうが、「別に金儲けのためじゃないし、結構面白かったから悔いはないよ」の境地のようだ。

こういう人は結構多いのではないか。友は遺産が転がり込んで高円寺駅前ビルでジャズバー(時々生演奏)を始めたが、ほとんど趣味。ところがグラス一杯で3時間4時間居座る客も珍しくなく、やがて「ドリンク+一品」制にしたが、結局3年ほどで閉店した。

「修一クン、酔っぱらった客同士の喧嘩を収める時ね、後ろから羽交い絞めすると敵が増えたと思ってさらに暴れるんだ、だから真ん中に割って入らないとダメ、勉強になったよ、はっはっはっ」

こちらも(あんたも3000万、道楽で散財してもノーテンキ、大したもんだよ、とは言わないが)「はっはっはっ」。共に浮世離れしている。

先日訪ねたら詩人・作家の森内俊雄著「一日の光あるいは小石の影」の以下の1ページをコピーしてくれた。

<わたしは、もしも死に直面して意識が確かなら、期待と希望に満ちて死を迎える。願わくは病苦、老衰にまぎれてしまわないでいたい。

死が、このわれわれの生より恐ろしいものであるはずがない。

8月、9月の晴れ渡った天空のような世界を夢想する。そのはるかな世界の、まだはるかなる彼方、そこへ溶け込んでゆくことに、何の恐れがあろうか。祭礼のとき、人は泣く。それは別れを惜しんでのことであって、死を不幸としてのことではあるまい。

わたしは父母、兄、肉親のすべてと別れた。しかしいずれの時においても、心静かであった。蒼穹に凛たる向日葵のようでいたい>

森内先生はGNP:元気長生きぽっくり、大往生間違いなし! その対角線には夭折、病死、事故死、災害死、不自然死、戦死、刑死、自死・・・不幸な死、不本意な死があることをご存じない?! 浮世離れ連盟総裁級の確信犯みたいと言ったら怒る?

リアルは「呆けて寝たきり枯れ尾花」が定番、「蒼穹に凛たる向日葵」ならまだまだ長生きするよ、目指せギネス!

浮世離れしている人は珍しくはないが、わが街では金持ち=大地主の三代目、四代目が多いので、「浮世離れ人種」比率は結構高いだろう。先日網戸の網を買いにいった金物屋はご主人(二代目)が多分亡くなって数か月間クローズしていたのだが、今は遺産の多くを相続し、かつ定年退職したような三代目夫婦が引き継いでいる。

その夫婦は旦那(60歳ほど)は慶応卒、奥様(55歳ほど)はフェリス卒あたりの良家のお坊ちゃま、お嬢様そのもの。中高年ファッションショーのモデルみたいに高級そうな身なりをし、顔つきにまったく険がない、怪しさ、卑しさ、猜疑心、高慢がない。貴族、華族、皇族のように高貴なオーラが漂っているのだ。

小生は「何をしでかすか分からない」風貌。普通の人、平民は正しく小生を警戒するが、生まれ育ちのいい上つ方は警戒しない、とか、危険察知能力が低いという感じはあるね。

大体、出入りの公認会計士とか金融機関が付いているから、ワルに騙されることはないのだろうが。

浮世離れや、ノーテンキもそれぞれの人の生き方、個性だが、社会の法的ルールから外れることは醜い。醜いと思わずに、あるいは確信犯的に醜い行為を繰り返すのは、まるでヤケノヤンパチ、無理心中、狂気、卑怯、テロ、醜悪そのものだ。

ロス「羅府新報」6/4大石克子記者「続く病みの闇」から。

<新型コロナウィルス感染拡大防止の外出禁止令でストレスが高まっているこの時期。再開に向けてのガイドラインが示され、お店が再開し始めたのもつかの間。ジョージ・フロイド黒人容疑者を死に至らしめた白人警官に対する抗議行動が週末、各地で勃発。州兵も応援要請された。

単なる抗議デモではなく、デモに便乗した放火、落書き、破壊に略奪が相次いだ。リトル東京でもシューズ店や薬店らが被害に遭った。

現地で見る実際は、目の前のことだけに緊迫感が違う。黒人の命を大事に思う人たちが行動しているのに、一部の黒人が窓ガラスやドアを壊して盗みをするのは抗議行動に水を差す、自らをおとしめる行為だと思う。

警官の多くは市民の安全を守るために働いている。破壊行動を伴わないジャスティスを訴える示威運動はいい。長い歴史の黒人差別は終わりにしなければならない。
ピースフルに行進するグループ、ガラスを壊して略奪しようとする暴徒に両手を広げて阻む人たち――

破壊を止めようと「暴力はやめて!」と書いたボードを目の前にかざしてはねのけられた女性、抗議行動の参加者と一体となって行動する警官、壊された後の片付けを手伝うボランティアなど・・・あさましい光景だけではなかったことが救いだった。被害者家族も暴力はいけないと訴えていた。

ウイルスも人種問題も特効薬がない。各自のマスク着用、手洗い励行と一緒で、それぞれが知恵をもって行動することが大切だと思う。暴力からは何も生まれない>

多くの人はコロナ禍と人種問題を利用する過激なデモに涙を流している。

小生は時々「米国がアラスカをロシアから買ったように、日本は米国のワシントン州 &/or オレゴン州を買えないものだろうか」と思うことがある。

<1867年3月、(金欠の)ロシア皇帝アレクサンドル2世は在米外交官に命じ、米国務長官ウィリアム・H・スワードと交渉を行わせた。(スワードはリンカーンとアンドリュー・ジョンソン両大統領の下で国務長官を務めた)

その結果3月30日、アメリカがアラスカをロシアから購入する条約が調印された。購入価格は720万USドル(2016年現在の貨幣価値で1億2300万ドル)だった>(WIKI )

今の価格でも123億円あたり、ほとんどタダである。当時は「浪費だ」と大非難を浴びたが、金鉱や油田が発見されるなど資源の宝庫、しかも対ロの軍事拠点としても大いに有効で、とてもいいディールだった。だから日本が米国の地を買うというのは決して夢物語ではないのだ。

小生は仕事でもシアトル(ワシントン州)には関心があった。ボーイング社の生まれ育ちはシアトルなのだ。B747、通称ジャンボジェットは世界の旅を一気に変えたのだ。1970年から日本でも採用されて海外旅行は年収ではなく月収で行けるようになったのだ。

空前の海外旅行ブーム! 戦後の旅行は外貨獲得のために「ゲイシャ・フジヤマ」の外人旅行=訪日旅行(インバウンド、)から始まり、1964年東京五輪から海外観光旅行(アウトバウンド)がスタートしたが、ヨーロッパ3週間旅行は今の年収400万円ほどもした。それでも篠山紀信など野心満々の人は借金をしても雄飛したのだ。

B29で屈服させられた日本は、B747で再起したとも言える。小生も図らずもこのブームに乗って海外旅行促進の記者、マーケッターとして旅行産業に貢献できたと自負している。米国政府や米国企業も大事なクライアントになってくれた。小生の建てたビルの色は虎ノ門の米国大使館の「アドービ(日干し)煉瓦色」を模したものだった。

シアトル・・・ボーイング工場、タコマ富士、ウォーターフロント・・・懐かしい思い出だ。2001年9月の9.11テロで終わってしまったが・・・この大人災の頃、ボーイング本社もシアトルからシカゴに移転した。

「頂門」6/28前田正晶氏の「My dear old Seattleを回顧する」を読んで、小生はウルウルした。前田氏はこう記している。

<アメリカ全土に人種差別反対の“Black Lives Matter”のデモが広がって行ったという状態にも、私は少なからず驚かされていた。

そこに我が懐かしのシアトル市に「自治区」なものが出来て、銃撃戦まで展開されたとあってはことの意外さと驚きは倍加した。

私にとっては1974年から慣れ親しんできた静かで綺麗で安全なシアトルと、そういう騒擾とはどうしても結びつかないのだ>

皆が嘆いている・・・ナチス禍から生還したフランクルの「夜と霧」にある「最もよき人々は帰ってこなかった」の言葉のように、「最もよきシアトルは帰ってこなかった」となるのだろうか。

ANTIFAを 宇宙の果てとふ 暗黒へ 追放せばや 億光年でも(修)

諸悪の根源、中共、Red Fascio 壊滅へ! 立つんだ、ジョー!(バイデンさんは寝てていいよ)(2020/6/29)



雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(21」

2020-06-29 09:24:12 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(21」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/133(2020/6/28/日】早朝4時に雨音で目が覚めた、「ヤバ! 屋外の扇風機が壊れる」、慌てて取り込んだが、死んじゃったみたい、怖くてチェックする勇気がわかない。

「同じ失敗を懲りずに繰り返す」・・・これは生物のトップである人間も免れないビョーキ、運命かもしれない。仏教では「分かっちゃいるけど止められない、これは人間の業」と植木等は住職のオヤジから褒められたそうだ。

エリザベス・テーラーは6回結婚して6回離婚したらしい。人生、終わりよければすべて良し、ということで、人類は「そのまんま初期設定」。

この際だから「晩年はスズメ相手にのんびり暮らしてましたよ」、それでいい・・・でも俺は多動児だし・・・遊びたいんだ、爆発したいんだ!

♪はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過ごしていいじゃないか あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もうどうにもとまらない

もうすっかり毎日が「ええじゃないか、ええじゃないか」。

♪書いて書いて 疲れても書いて 書いて 書き過ぎて 倒れるまで書いて やがて男は 静かに眠るのでしょう

松本零士 の「男おいどん」だな、カキ過ぎて貧血になっちゃったり、腱鞘炎もあり得る。「過ぎたるは及ばざるがごとし」、逆説的に言えば「人間は適度なところで止まらない」、ブレーキとアクセルを間違える、あるいは意識的に自爆する動物だと・・・なかなか難しいね。

「人間が一番興味を持つのは人間だ」と上司かつ仲人が言っていたが、スズメや昆虫よりも小生は変人、奇人、狂人、独裁者とか奇妙奇天烈、怪しい人間に興味を持つなあ。専攻は「人間行動学です」なんてカッコ良くない?

冗談でWIKIを検索してみたら「人間行動学:人間の行動 、および動物行動学の方法論をヒトの研究に応用した学問」だって。知らなかった。「鼻ほじり」も研究対象で、

<鼻ほじり、または鼻糞ほじりとは、鼻の穴に指などを差し込み、鼻糞を掻きだして鼻の穴の掃除をする行為のことである。より広く、「鼻孔から鼻くそや鼻水を取り出し、親指と人差し指で小さく丸め、その後で食べたり、すりつけたり、弾き飛ばしたりする技術」と定義することもある。

方法:手の指などを外鼻孔から鼻腔に挿入し、爪などで鼻腔内壁を掻いて、付着した鼻くそを取り除く。使用する指は自由であるが、外鼻孔を通過できる細さであることが必要で、人差し指を使用することが比較的多い。

指を生で挿入するのではなく、ティッシュペーパーやハンカチで覆ってから挿入する方法もある。ただし、ローランド・フリケットによれば、生の方が気持ちがいい>

どうなってるんだよー、この世界は?!「生の方が気持ちがいい」って、そりゃあそうだけれど、責任とれるのかよー、何か、俺より桁外れなキ〇ガイ、富岳級変人、世界中にウジャウジャいそうだ。

「発狂史観」、歴史はキ〇ガイが創る? ありそうだな。「狂」とは「志が大きくて、些事をかえりみないこと」の意味がある。加地伸行先生の「論語」解説によると、「直進」「進取」「一つのことに打ち込む様」「独りよがり」とかの意。

「子曰、好剛不好学、其蔽也狂」、剛を好みて学を好まざれば、その蔽や狂。

決心の高さを声を上げて売りにするだけではダメよ、事の本質をよく学び、十分に覚っていないと、単に目的達成第一の独りよがりとなる、これでは人は付いてこない――

論語知らずの毛語録オツム系視野狭窄、習近平は、諫言する者をすべて排除したから「ロバ耳裸王」。周りはヨイショとかイエスマンばっかりだろう。宦官もいそうだ。失禁城のだだもれ・・・

現実、リアル、ナマ、裏表、人情の機微を知らないというか、理解できないという、いささか奇妙で人間離れした秀才を見たければ、霞が関へ行くといい。そういう人は大体カミってるね、ワシントンDCにもずいぶん多そうだ。

米国のリベラル≒アカモドキ≒アカによるトランプ叩き。実態は分からないが、「頂門の一針」6/25に「SSA生」さんがとても分かりやすい論稿を寄せていた。小生の解釈を交えてざっくり主旨を紹介する。

<トランプに対するボルトンの暴露本騒ぎが面白い。「商い経験のあるA人」と商い経験のないB人」のトランプ評価の違いが鮮明に出ているからだ。

トランプがクビにしてきた人の多くがBに属する軍人・役人であり、彼らを支持してきたのもBに属するマスコミ人・ジャーナリストである。

B人は「この世は言葉の表現通りの意味・論理から成り立っている」(言葉絶対主義)と思い込んでいる。

一方でA人は「言葉はあくまで意志疎通の一部であり、その多くは感覚や感情によって達成され、時には自分の本心とは全く逆の言葉を(冗談まがいに、または相手を自分に引き込むために)言うことを厭わない」人達だ(言葉相対主義)。

例えばトランプが「習近平や金正恩はいい奴だ」と言えば、B人は「トランプはとんでもないことを言う奴だ」となる。

ところが商い経験のあるA人は「トランプもやっているな」とよく分かる。これをB人はほとんど理解できない。

商談では相手の言葉の表面には出ない(韜晦)意思を理解し確認するのが重要になるケースがしばしばある。
 
したがって、今度の「暴露本」の中で、習近平を面前で褒め上げたり、ウイグル人収容施設の建設にトランプが非難をしないことを「けしからん」と言う人達は概ねB人で、彼らはそれらがトランプの本心や最終目的でなく「商談上」のテクニックの一部であることが判らないのだ、云々>

日本でもエリート官僚(出身)はB人が多く、小生のような「是非はともかくうまくソフトランディングさせることが優先事項だ、そのためにはどうすべきかが大事」というA人から見ると理解不能な人が多い。

ビジネスの普通の現場では、会議の後の飲み屋で「で、どうなのよ」と本番の交渉になる。会議では(敵を作りたくないのだろう)無口だった人も、本音で話し出す・・・少なくとも日本のビジネスマンはA人が圧倒的に多い。

エリート官僚だって表は石部金吉のB人、裏(本音)では現実主義のA人という人が結構いるだろう。こちらも阿吽の呼吸で、表では土下座して「申し訳ありませんでした」とやって見せ、裏では「お代官様、まずは駆けつけ三杯・・・」「越後屋、お前も大した役者よのう、土下座には驚かされた」「へへへ」「ふっふっふ」。

そういうのが現実。麻雀、ゴルフ、飲み屋、家族同士の付き合い・・・やり手のAさんは皆やっている。得意先の部署の女の子への手土産は、先週がタイ焼きなら今週は焼き芋とか・・・

トップによる外交も表では笑顔で握手、裏では恫喝、ディールとかは当たり前で、外交公文書はどこの国でも50年、100年(真珠湾攻撃は事実上の永久)不開示はごく普通だ。

A人「ま、不都合な真実はどこの世界でもありますからね、そんなことを今さら持ち出して騒いだって前進しませんよ、分からんちんとか困った人、まあ大人になれない発達障害、獅子身中の虫は珍しくないですから・・・あ、アタリ! へへ、また勝っちゃった」

B人「これは業務命令ですね、業務なら指示書と予算、法的根拠を示してください。え? 取引先とのただの飲み会なんですか。どうして私が参加しなければならないんですか、私はホステスではありません、これってパワハラです、労基署に国訴します、絶対許しません!」

正義の人は結局は環境不適応で職を失う。夏彦翁曰く「正義はやがて国を亡ぼす」。AだろうとBだろうと「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、ほどほどに自制しないとダメよ、ということだな。(2020/6/28)



雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(20」

2020-06-28 08:22:36 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(20」
“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red Gables/132(2020/6/27/土】毎日が「岐路」、帰路のない岐路をキリキリ、キョロキョロ右往左往しながら、やがて「この先行き止まり」の看板に至るわけ。Dead End、オシマイ。

絶叫マシンでも終わりがあり、「ああ、もうダメだ、洩らしちゃった、腰抜けた」、一方で「ああ、面白かったなあ、90分待ちでも価値はあるね、堪能した、また来よう」。Come back again1 ネズミも笑顔で手を振っている。

今朝の小生の岐路は、ボサボサ気味の庭を手入れするか、それとも壊れた扇風機を修理するか、だった。

扇風機は窓の外に置いて、外気を網戸越しに室内に取り込むもの。油断していたら雨に打たれてシンデレラ、とりあえず裏板外して集積回路を乾かしておいたが、ヒューズが飛んだらしい。

庭か扇風機か、両方できればいいが、トリアージ、優先事項は何か・・・庭は乱れていても損害にはならないが、扇風機がないとかなわん。汗でべとべと→ イラつく→ 消耗する→ 脳力低下→ シャワー→ アイスクリーム→ 胃がないので下痢→ 粗相→ 洗濯・・・

扇風機直すべし、と決定するまでは怠け心からアレコレ、グズグズするのだが、「ターゲット」が決まれば材料をそろえて一気呵成に快刀乱麻を断つ、極細銅線でヒューズ両端を結んで、ナムサン!スイッチオン!・・・やったーやったーヤッターマン!

珍しく一発でうまくいった(不適切表現みたい)が、無理をすると極細銅線から出火しかねないから要注意だ。他の扇風機を外置きにし、病み上がりのは室内用にしたが、相乗効果でかなり涼しい。

怪しいヂヂイの怪しいリペア・・・スリリングだが、良い子は真似てはいけません。

1時間ほどの作業だが、腰痛もあって本日の体育はオシマイ。これからは脳内バトル、血を流さないが何でもありのガチンコ、罵詈罵倒、悪口雑言の言論・哲学・政治学の時間だ。「ANTIFA詐話師め、今日こそテメエは地獄行きだ!」「うざってーインポヂヂイめ、踏みつぶすぞ!」・・・ゴングが鳴った!

カール“パラサイト”マルクスは妄想の人、生活破綻者で、パンも買えない日々もある。奥さんはパン屋さんから「3か月分のツケをどうにかしてくださいよ、現金じゃなければお売りできません」とダメ出しされてしまった。

「アンタ、どーするんです、お金稼いでくださいよ、飢え死にしそうなのにどこが資本論なのよ、資本なんて一銭だってありゃしない! 未来の世界じゃなくて今の我が家を救ってくださいな、明日の夢じゃなくて今日のパン! カール、アンタ分かってるの? まったくクズ、ルンペン・・・もうパンだってツケで買えないんだからね、どうすんのさ!」

「・・・ジェニー、そんなに怒らないでよ、食事もたばこも減らすようにするからさあ、エンゲルスに無心の手紙を出したんだけど、気に障ったのかなあ・・・返事がないんだ。僕も困ってるんだよ・・・パン屋には子供を買いに行かせたらどうだろうね、もしかしたらツケで売ってくれるかもしれない」

「あ、ああ、その手があったのね! カール、やっぱりあなたは天才だわ、無からパンをもたらす人、あなたはきっと神様になるわ!」

「ジェニー、愛するジェニー、そうだ、金持ちを叩いて飢えたる者にパンとワインをもたらそう、僕は神だ、僕の本が世界を救うんだ! カネの恨み晴らさでおくものか・・・」

子供はパン屋からパンを受け取ると「僕、マルクス、ツケといて」と言って猛ダッシュ、ジェニーは「なんという早業!」とエンゲルスへの無心の手紙に書いている。(参考:ピエール・デュラン「人間マルクス」)

膨大な借金、稼ぎなし、タニマチ依存、大食漢、おまけに女中を孕ます(エンゲルスの子として届出)・・・奥さんは病気なって寝込んじゃう、まるで啄木そっくり、女房子供を飢えさせても借金で女郎買い・・・

世界中の不満居士がこのインモラルのペテン師、憎悪を煽る騒動士、マルクスに騙されてひどい目に遭った、今も多くの人が苦しんでいる。ヴォーリン著「知られざる革命」の続きを引用する。

<ロシア10月革命を成就するにあたって水兵、赤軍兵士、労働者、農民は、ソヴィエト(人民評議会)の権力、労働者共和国、コミューン(自治体)建設のために血を流した。労働者と農民はすっかり有頂天になった。まるで、畑、工場、仕事場に自由労働の時代が来たかに見えた。

(やがて)コミューンが(共産党員のためのものであり)生産的労働を奪い、完全に堕落させたことを我々はついに悟った。働こうという意欲と労働への興味が完全に失われてしまった。

靴職人や仕立て屋、鉛管工などは、仕事を畳んで散っていった。彼らは番人や小使いになって(糊口をしのいで)いる。(レーニン、トロツキー、スターリン率いる)ボリシェヴィキが建設しようとしてきた楽園はこのようなものである。

旧制度にかわって圧政、傲慢、情実(コネ)と、盗み、投機の新しい制度が確立された。

ひとかけらのパンをもらうたびに、一個のボタンをもらうたびに、権力者に手を差し伸べなければならない恐ろしい制度、自分を参加させることができない制度、奴隷状態と惨めな生活状態の制度・・・

共産党の独裁が我々を導いてきた「社会主義の美しい王国」とは、このようなものであった。

これは耐え難くなってきている。クロンシュタットは第一に牢獄の鎖と門を壊した。生産者が生産物の所有者になり、彼の望むようにそれを処理できるような真のソヴィエト共和国のために戦っている」>(了)

泣けるなあ、信じて、騙されて、殺されて・・・明るい未来を夢見て創った建物が、強制収容所、刑務所、臓器摘出所、生物兵器製造所・・・になった。すべての生産は共産主義の維持と強化、拡大のためである。党員以外の国民は、革命から100年たっても、多くは「食うので精一杯」だ。これが共産主義である。

それを知っていても知らない振りをするのは、自己保身と、資本主義国を転覆するためで、ターゲット国での大衆動員には「共産主義的インチキ自由平等革命論」が役立つからだろう。

ファシズムは定義があいまいで、現在では「ファシストめ!」とは「クソやろう!」のニュアンスらしい。せいぜい「強権独裁」あたりだろうが、それはほとんど共産主義に特有なものだ。

米国のANTIFA(アンチファッショ)は本来なら反共だろうが、今は逆に資本主義・自由主義反対、反米反トランプのアカ丸出しで、中共は大喜びだ。

煽られている多くの大衆はそんなことには興味がなく、ただのうっぷん晴らしに見える。ANTIFAを始めとするリベラル≒アカモドキ≒アカが政変を起こせるかどうかは火付強盗乱暴狼藉の拡大(パンデミックとかオーバーシュート?)が続くかどうかにかかっているが、それは無理筋ではないか。

日本には「日本憎し=中共・半島大好き」という根っからの反日屋がウジャウジャいるが、そもそも米国にはその手の反米屋はいないだろう。共和党 vs 民主党であり、どちらもたとえ政敵は憎んでも基本的に愛国、自国への誇りを持ち、国益優先ではないか。

そういう国で暴力革命はあり得ない、つまりANTIFAなどの騒動士は大統領選でトランプの足を引っ張りたいというだけのようだ。夏休みが終わって新学期が始まる9月あたりにはANTIFA騒動も終わるのではないか。

そうでないと、暴動で被害を受けたものの「仕方がない」(苦情を声高に言うと報復される、それを恐れている)と耐えてきた人々が反撃に出るかもしれない。ブーメランでANTIFAや民主党が非難される可能性もあるだろう。

ガス抜きが終わり熱狂が去ったとき、襲撃された店舗の被害者の声も表に出てくる。世論がどう動くか・・・下手をするとマイノリティへの優遇政策が縮小されるかもしれない。

米国民の分断、亀裂拡大、赤化革命がANTIFAの真の狙いなら、暴動作戦は成功ということになる。どうなんだろう。今はちょっと分からない。(2020/6/27)













雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(19」

2020-06-26 17:54:41 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(19」
“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red Gables/131(2020/6/26/金】旧暦5月6日、五月雨(さみだれ)、梅雨真っ盛り。五月蠅(うるさい)蠅はいないけれど油断すると蚊に刺される。蚊取り線香やアースノーマットをし忘れると痒いし、警戒を怠ったという悔いもあるから落ち込む。自分で自分を責め苛むのだ。

「バーカ、呆けてんじゃね? 痒い経験をいくら重ねても失敗する、学習能力ゼロ、そんなんでアカと戦争できんのかよ、足引っ張んるんじゃねーの? ボク痒くて歩けません、だって・・・笑っちゃうよ。

恩師に厳しく育てられた松陰先生は蚊に刺されても『これは私事、天下国家の大事ではない』と自戒した、眉一つ動かさない。

松陰先生とあんた、月とスッポン、同じ人間じゃねーよ、♪愛想尽かしの言葉が ダメなあんたにおにあいサ・・・世良くんも嗤ってるぜ・・・

根性なしのインポ野郎! 顔を洗って出直してこい!」

ああ、そんなに責めなくても・・・体の欠陥までも・・・もう生きるのが嫌になった、遺書を書いて、あいつを責めて責めて責めぬいて、二度と表を歩けないようにしてやる、生き地獄、あいつが苦しむさまを見てやろう・・・フッフフ。

「当てつけ自殺」って日本特有なのか。「鬼神となって恨み晴らさでおくものか」とか。心中も日本産?「ならぬ恋 せめてあの世で 添い遂げん」なんてありそうだ。

WIKIの「世界保健機関による自殺率」を見た。「自殺死亡率は、統計の信頼性や更新頻度が国によって異なるため、単純な比較が難しい。WHOが2014年に発行した『世界自殺リポート』では順位付けはしていない」そうだ。

最新の2016年の人口10万人あたりの自殺率を拾ってみた(馴染みのある国だけ)。
ロシア31.0 韓国26.9 ウクライナ22.4 ベルギー20.7 ハンガリー19.1 日本18.5 フランス17.7 スイス17.2 インド16.3 フィンランド15.9 オーストリア15.6 アメリカ15.3 スウェーデン14.8 タイ14.4 ドイツ13.6 オーストラリア13.2 デンマーク12.8 オランダ12.6 カナダ12.5 ニュージーランド12.1 ノルウェー12.2 朝鮮11.2 中国9.7 イギリス8.9 イタリア8.2

(朝鮮はそもそも人口統計がないし、食糧事情も悪いからまったく当てにはならない)

寒い旧ソ連圏や北欧の自殺率の高さは、心身を温めてくれるウオッカなどによるアル中由来(鬱病、現実逃避)や日照不足の影響だろうか。欧州のリゾートは「太陽がいっぱい」を求める北欧人で賑わっている。友曰く「北欧人は真っ白!」、身体検査したようだ。

韓国は堂々の2位。強者に群がり、弱者は見捨てる、村八分による孤立を恐れる、感情的という社会、国民性ゆえか。

ハラキリ日本も上位だが、そもそも自殺を忌避する文化、倫理がない。それどころか自裁(自分の後始末)を考え、実行する人は敬意を表される、「立派な最期でした」と。

〇〇忌 昨日△△ 明日は□□・・・何十年も祀られる。みんな好きなのである、祀るのも祀られるのも。奇妙な国だが、多くの国民はその国柄を好きなんじゃないか。

些事で自殺すると「ビョーキじゃね?」と軽視されるから、やはりそれなりの大義とか哲学が求められる。努力しないと死後の栄誉は得られない、狭き門・・・あまりにも大変だから凡人はゴールになかなか達せず、「いたずらに齢を重ね」世界有数の長寿国になってしまった。

自裁好き 機会得られず 長寿かな(修)

まったく不本意というか不思議の国のそんなのアリンス、何なんだ、みんな分からないから世界の人も分からない。ビッグバン以前のことが知りたくても「永遠に分からない」のと同じ、考えて考えて、考え疲れるとようやくお迎えの車が来る。

「ずいぶん遅かったねえ」

「大陸の民族は繁殖力が凄いからなかなか回収が追いつかん、優先順位を決めて24時間年中無休でやってるけど、東の果ての小島の日本原住民、歓蛙葦(かんかえるアッシ)族はあまり繁殖しないし無害だからね、どうしても後回しさ。

島国は他民族との緊張が少ないから長生きだね、繁殖の必要はあまりない、食糧生産も少なくて済む、ただ隠れるところがないから襲われると弱いね、陸の孤島のイスラエルのように核兵器を持たないと抑止できない、攻撃力は最大の防御力だ。今のような専守防衛はノーパンミニスカで誘ってるみたい、まるで挑発だ。

長生きは結構だけれど智慧があるから「古老」でね、智慧がなければただの老人。智慧も力もない老人ばかりじゃ亡国さ。若い人が安心して繁殖できるようにするのが現役世代の務め。智慧者を集めて備えるこった・・・

おっと、お喋りが過ぎた、右良し、左良し、後方良し、前方良し、それじゃあ冥土号、出発進行!」

閑話休題。フランスは個人主義で家庭というブレーキが利かないためか、スイスはドラッグの影響だろうか、日本に次ぐ自殺率だ。米加を含めた英国系はプロテスタントで楽天的、もちろん自殺はダメだから?

ドイツ人の自殺率は低い方だが、「俺は正義、死ぬ理由がない」とか言いそうだな。この思い込みの激しさ、単純さは病的で、ヒトラーはそれに乗じた。痴呆症的ダマサレタイ病みたいで、今は病膏肓、アカモドキ≒アカのよう。

(彼らから見れば日本人は理解不能の動物だろうから、ま、お互い様)

イタリア人にはそもそも自殺は似合わないような・・・中共もコロナも恐れないのは明るい性格もあるだろうが、楽天的でケセラセラ、そこまでいくとそれなりに大したものである。アモーレ、アモーレ、アモーレミオ!

こう見てくると日独伊の枢軸国・・・やっぱ、これ、ちょっとヤバイぜ、勝てる布陣じゃなかったなあ。

これからは「中露朝韓連盟」が発足しそうだが、個性強すぎ! やたらと襲う人食いパンダ、悪事のデパート巨大ヒグマ、狂犬病の餓狼、この上なく怪しい妖怪狐・・・最初っからバラバラ!

共産主義では一致しているけれど、そもそも殺し合ってきた敵同士でもあり、自由民主人権法治&反トランプという共通の敵はあっても心の底では嫌い合っている感じ。名ばかり鉄血連盟、信心にニゴリが目立つなあ。

因みに世界全体の平均自殺率は10.6、中国は9.7。中共は「数字は創るもの」だから、平均よりちょっと下げたのだろう。実態は分からない。

長くなったので筆をおくが・・・困ったものだよヂヂイの長ションって誰かが言っていた、後ろがつかえるからね・・・ときどき正気を取り戻すと反省するんだが・・・

ヘーゲルとニーチェがヒトラーを産んだと「第三帝国の興亡」(シャイラー著)にあったなあ、「私は正義」病で干渉好き、共産主義と支那も大好きな騒動士、ドイツ人次第では続編「第三帝国の再興」や「中露独朝韓連盟」もあり得る。

マルクスを含めてドイツ人は「良かれ」と行動して「災難を招く」という残念な生き物みたいだ。小生も自戒しよう。

自由世界の主敵は中共であり、中共応援団の世界中のリベラル≒アカモドキ≒アカも敵である。まず各国有志は各国の中共応援団という「城砦」を崩して応援団を追放する。これはできる。

次いで支那の改革派の大規模デモが本丸北京の中共中央を孤立させる。これはアンチ習近平の派閥が動かなければ絶対に不可能だ。軍隊は勢いのある方に付く。車椅子でも江沢民あたりのアンチ習近平の(ロシアにおけるエリツィンのような)象徴が必要になる。

これが最大の難関だ。

人民を糾合し、軍隊も納得させるような神輿(日本は帝)が今の支那にあるのか。トウ小平クラスの大物が必要だ。英雄は激動期にヒョイと現れることがある。西郷先生や大村益次郎、東郷平八郎・・・天は優れた人材を恵まれるかどうか・・・

この難関を突破しても内紛は収まらないかもしれない。地方軍閥は支那名物だ。習近平一派の軍が辺境で抵抗し続けるならば、ロシア、ドイツなどは「援習ルート」で支援するだろう。だがこれはピンポイント爆撃、露独への経済報復などで抑制できそうだ。

そもそもプーチンは票にならないことには熱意を示さない。ドイツは難民が大好きだから100万人ほど送り込めば中共支援どころではなくなる。怒り狂ったAfDと「私は正義」教のアカが暴れまくり、EUそのものが危機になるだろう。

で、孤立無援の北京・中南海。まさに紫禁城の黄昏だ。司令塔がなくなれば各省は自立の道を探る。蓄財蓄妾美酒美食を復活できる大チャンスでもあるから、独立の動きは活発化する。手本はロシアだ。

<狡猾な一部の人々は、民営化プロセスに乗じ、コネや力や借入金を使って国家資産を破格の安値で買い占め、その過程で莫大な財産を築いた。格差が飛躍的に拡大し、「オリガルヒ」と呼ばれる 新興財閥が国家経済の重要部門を掌握して、多大な富を掌握するに至った>(「権威主義諸国の挑戦 中国、ロシアとリベラルな国際秩序への脅威」アーロン・フリードバーグ著)

まるで明治維新みたい。人類みな兄弟、やることは似ているものだ。

かくして支那は10数か国に分裂して、中共は消える。文化を共有しているために多分、米国式「各州政府と中央政府の連邦国家」になる可能性が高いが、ウイグル、チベット、モンゴル、香港などは完全に独立するかもしれない。

その先は分からない。またガラガラポンがあるかもしれないが、14億の民は資本主義・民主主義国家、自由、人権、法治などをほとんど知らない。普通の国になるまでに50年はかかるだろう。

余程のリーダーがいなければ独裁国家に逆戻りしかねないし、プーチンみたいな強権政治では、命懸けで共産党独裁を倒した意味がない。21世紀最大の事件がソフトランディングするよう、あの世で祈るだけだな。(2020/6/26)



雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(18」

2020-06-25 10:42:25 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(18」
“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red Gables/130(2020/6/24/水】如何に生きるべきか、人生最大の難問である・・・と思う人、思わない人がいて、この世はそれなりに回っていく。

国家・社会を指示するリーダーは「思う人」で少数のエリート/知恵者/管理職/将校、それに従うフォロワーは「(あまり)思わない人」で多数の庶民/現場屋/職人/兵卒。

まあ大体こんな感じで、「現場からの叩き上げ」で大将になるケースも少なくはないから流動的であり、その手の人は上からも下からも敬意を表される。

現場が大好きだという職人もいて、誰よりも熱心に働き、寝る間も惜しんであーでもない、こーでもないと試行錯誤、研究、努力、切磋琢磨して「名人、カリスマ」になり、多くの弟子を育てて歴史に名を刻む人も多い。

できる人は「如何に生きるべきか」「いかにすべきか」を二六時中考え、行動し、失敗と成功、多くの涙と多少の歓喜を重ねながら人生「勝ち越し」(3割)、そうでない人は「まあ人並の平穏無事」(6割)、残念な生き物的「負け越し」(1割)・・・必ずしもそうはならないけれど、大体そんなパターンではないか。

♪15 16 17と 私の人生暗かった・・・

<あのねえ、お嬢さん、昨日マー坊、今日トミーって、遊んでばかりじゃ明るくならないですよ、「暗いと不平を言うよりも自分で明かりをつけましょう」って偉い人も言ってるでしょ・・・まじめにやれば1、2年で3000万貯まります、それを元手に商売を始めて成功したコもいっぱいいます。

勤め先は新宿歌舞伎町、渋谷、吉原、堀之内辺りでどうですか・・・条件のいいところを紹介しますよ。海外ならサンダカン八番娼館とかもありますけど・・・

あたしもこの世界では「ホトケのシーチン」と呼ばれ、首都圏女子衛生組合連合会長や関東更生保護協会理事、精神障碍者支援連絡会幹事も務めている男だ、あなたのためにならないことはしません・・・そうですか、任せてくれますか。

今日から新しい人生が始まるんです。お嬢さんなら間違いなく極上、トップクラスになれますよ、イタリアでは国会議員になった女(ひと)もいます。

前をね、未来を見てね、一歩一歩、しっかり歩いて行くんです、そうしていると、ある時、視界がパーっと開けるんです。人間はね、努力すれば生き方を変えられるんです、スラムの安西先生もおっしゃってました、「人生投げたらそこで終わり」と。止まらない、這ってでも前進するんだと。

辛くなったら電話でも手紙でもここに連絡してください。え? ああこれ教団でね、「心の道しるべ」、あたしが始めたんですが、病み上がりの時に天なのか神なのか、こういうのを創れという啓示があったんです。松陰先生の松下村塾みたいな学び舎ですかね。

シンボルは五角形(ペンタゴン)なんですが、調べたら「正五角形の一辺と対角線との比は黄金比」だそうです。対角線を繋いだ星形を五芒星(ペンタグラム)というそうですし、宗教的、イデオロギー的、哲学的なるものを意味しているとか。あたしには分かりませんが、そのうち新たな啓示があるでしょう。

お嬢さんとのご縁も五角形によるのかもしれませんね。いい縁になるよう一緒に歩いて行きましょう>

話が脱線、転覆、逆走、暴走するから、林家三平の落語みたいで、かなりヤバいとかシュール、妄想パンデミック的ではあるね。ルイス・キャロルや中村正常らのナンセンス文学もあったからキ〇ガイ文学もありか? 小生は歴史に名を刻むか? 「丁半どっちもどっち!みんなで賭けて新聞に載ろう!」。閑話休題。

「仕事は食うため、定年退職したから趣味に没頭、♪いいじゃないの 幸せならば」という人も結構多いが、小生の場合は「如何に生きるべきか」を考えることが趣味と言えば趣味かも知れない。七転八倒する趣味? マゾか・・・

そうか、山登り、探検、命懸け、「そこに山があるから、そこに難問、ゲームがあるから」とチャレンジするわけだ。思索、哲学、学問、研究、勉強、修行、芸術・・・みんなそうだな。

いい女を見ると「どうなってるんだ、登って研究すべし」、荷風散人曰く「老いても青年のように高揚する異常な性欲」を基盤とした好奇心と熱意、興奮も「趣味、哲学、仕事、学問」だったわけだ。

女のおしゃれや食べ物、スマホ、テレビ、芸能へのこだわり、熱意は趣味だろう、しかし、そこには感情や本能、動物的な匂いはするが、知性、知的好奇心は感じられない。概ね読書の習慣もない、読んでもせいぜい年に一、二冊、しかも読み捨ての娯楽ものばかりで、活字中毒の気配もない。

男でもその手の人は実に多い。失礼ながら「ヒト科ヒト属? 類人猿サル目サルのような・・・」と小生は内心では怪しんでいる。

彼らは小生のことをケダモノ、狂人、イカレポンチと「思わない、思います、思う?」、「そう思えばそれでいいよ、思えよ、堂々と、正直ものの頭に神宿る、結構なことだ、あんたもボーッとしてるとイカレルぜ、のう、気をつけるこっちゃ」。

♪何度もあなたに泣かされた それでもすがった すがってた まことつくせばいつの日か わかってくれると信じてた バカだな バカだな だまされちゃって 夜が冷たい ロシアの民衆

アカの甘言に惑わされ思考停止でボーッとしているとロクなことにならない。ヴォーリン著「知られざる革命」(1947年フランス刊、日本では1966年)は共産主義の驚くほどの欺瞞と残虐性を伝えている。

この本を読んで小生はレポートを書き、中核派から「お前は消耗どころじゃない、腐っている」と罵倒され、同志の冷たい視線の中、とぼとぼとバス停へ向かったのだ。

思い出すと目が潤むなあ・・・「青春は悲劇である。鋭い感受性と強烈な自我ゆえに、青春は概ね悲劇を免れ得ない」と誰かが書いていた。以下、「知られざる革命」から引用する。

<クロンシュタットはフィンランド湾の奥にあるセントペテルスブルグ(現レニングラード)の西方30キロのコリント島にある要塞都市である。人口はバルチック艦隊の乗組員、守備隊兵士、将校、官吏、商人、熟練工などで、全体で約5万人であった。

クロンシュタットは1917年の革命的人民の前衛となった。その援助で権力を取ろうとしたときトロツキーはクロンシュタットを「ロシア革命の誇りと栄光」と言った。

しかし、トロツキーが大砲の筒先を「栄光」に向ける邪魔にはならなかった。クロンシュタットがボリシェヴィキの逸脱と欺瞞に対して立ち上がるや否や、「栄光」の人々は「反革命の豚ども」となったのである。

権力を持った共産党の犯罪的絶対主義政策は、ロシアを貧困と荒廃に陥れようとしてきた。

共産党員はこう語る。

「同志諸君、我々は新しい美しい生活を打ち立てている。我々は暴力の世界を破壊し、美に溢れた新しい社会主義社会を建設しなければならない」

何が真実であるかをよく見極めようではないか。

すべての最もよい家屋、すべての一番上等のアパートは共産党機関に没収された。官僚だけが住み心地の良い、気持ちの良い、広々としたところに住んでいるのである。

住むに適した住居の数が減り、労働者はかつてより悪い状態の密集した住居に住んでいた。

家々は修繕されずに壊れかかっている。暖房に至っては問題にならない。窓ガラスは壊れたままで、屋根の穴から雨漏りがしている。垣根は倒れ、煙突は半分壊れている。

洗面所は使い物にならず、汚物がアパート中に溢れているので、市民は庭や近所の家で用を足している。階段は電灯がつかず、つぎはぎだらけだ。

溝や便所や排水溝や下水を掃除しないので、中庭は排泄物でいっぱいである。

街路は不潔である。歩道は修理されていないし、でこぼこで滑りやすい。街を歩くのは危険である。

住居を得るためには住宅局にコネを持たねばならない。それがなくては何もできない。情実のある者だけが適当なアパートに入っている。

食糧についてはもっと悪い。無責任で無知な役人は何トンもの食糧を使い物にならなくしている。

配給されるジャガイモはいつも凍っている。春と夏には肉がいつも腐っている。ある時は豚肉がほとんど口に入らない。「正真正銘のソヴィエトの魚」であるニシンは長い間、窮境を救ってきたが、これさえもあまり見かけない。

ソヴィエトの売店は、ボスがあらゆるガラクタ物を握っており、昔の工場の売店よりももっと悪かった。

家族生活を壊すために、支配者は集団食堂を発明した。その結果はどうだろうか。未だに食べ物は口に入らない。市民の口に入る前に盗まれてしまい、ほんの残り物しかないのだ。

子供の栄養は少しは良くなっているが、まだ十分ではない。特にミルクが足りない。
共産党員は自分たちのソホーズ(国営農場)のために農民から乳牛を没収してきた。牛乳はまず支配者のところへ届き、次に役人のところへ配られる。残りが子供たちに回される。

だが何といっても一番手に入れるのが難しいのは衣類と靴である。ほとんど何も配給されていない。古い背広を着たり交換したりしている。

ある組合は今ボタンを配給しているが、一人に付き一個半である。笑えることだろうか。靴について、これはとても手に入らない。

共産党の楽園への道は美しい。だがそこを裸足で通ることができようか。

必要物資が沢山の闇ルートを通して流れている。いわゆる「協同組合」の常連と支配者がすべてを所有している。彼らは専用の食堂と特別配給権を持っている。また生産物を分配する「物資局」を自由にできる・・・>

長くなったので続きは次回へ回す。

米国のアカによる暴動扇動、その首謀者はアカの、アカによる、アカのための共産主義独裁国家を目論んでいる。戦後、マッカーシーはアカの危険性を見抜いて警鐘を鳴らしたが、狡猾なアカの反撃(ポリティカル・コレクトネス!)で社会的に抹殺された。米国と日本、欧州などその子分を含めてアカの除菌に失敗したのだ。

その世紀の大チョンボが中共を育て、中禍を招き、今や地球最大の脅威にしてしまった。米国のアカは「最後のチャンスだ!」と暴れまくるだろう。保守派が団結して完璧に除染しなければ、米国のみか世界中の自由民主人権法治国家はアカウイルスでドミノ倒しになる。

つまり中共が世界制覇する。戦後最大の危機である。火の手が広がらないうちに全力で消火する時である。それを認識できる「思う人、考える人、カナリア」は少数派だ。

庶民の多くはロシア人、支那人のようにワルの深謀遠慮を認識できない。火傷して初めて理解するのだ、アカに家が放火され焼けた、と。昔から庶民は「急場の役に立たぬ奴」なのだ。逆に足を引っ張ったり。

米国のリーダーは緊急非常事態を宣言し、警察と軍を動員して治安回復、内憂外患除去に当たらなければならない。今は選挙で国民を分断している時ではない、先人曰く「重大事項より優先事項」。それができない国は二流、三流に堕ち、中共支那の属国になり、やがて亡びる。(2020/6/24)