追想のしおり

「追想のしおり」を、ある方のお通夜に行った知人から、
見せてもらったことがあった。
それまでは「会葬御礼」というハガキしか見たことがなかったから、
これはいいなあ・・・と思って、その時は読ませていただきました。

その「追想のしおり」を4日のKさんのお通夜で頂いたのでした。
香典返しの中にそれを見つけ、読ませていただきました。
今日耳にしたのですが、娘さんの文章だそうで、
少し書かせていただきます。

「これからのんびりと好きなことをしてくださいね」

いつも明るくて元気いっぱいな母は
仕事をもつ身で家事や育児もこなし
合間を見つけては　社交ダンスや日本舞踊と
ちゃんと自分の楽しみを探していました
仕事をやめた後も
先生についてカラオケを習ったり
老人会の役員を十年間続けさせて頂いたり
じっとしている間もないくらい
いつも活発に動き回っていた母
そして周りの皆様とのご縁を
とても大切にしておりました

中略

子供たちを信頼して何でもやらせてくれた母
優しかった母との別れに切ない想いは募りますが
実りある人生だったと信じ
言い尽くせぬ感謝と労いの言葉を添えて
大空の彼方へ見送りたいと思います。

後略

お通夜の席でも涙。これを読んで又泣いてしまいました。
私も何時の日か旅立つ時は、こんな風に書いてもらえたらいいなあ・・と
思いました。

文中の
＞先生についてカラオケを習ったり
先生と言われるほどではなく恥ずかしいのですが、
全く歌えなかったYさんとKさんに、教えてあげたのでした。
Yさんの話しによると、老人会の集まりなどで、カラオケが歌えるようになり、
私に習ったことをとても喜んでいたと、今日聞きました。
喜んでもらえてよかったなぁ・・・とても嬉しかったです。

何年か、義父（あだかずの父）が、12月末～3月末頃まで
新潟から我が家に来て過ごしましたが、
その時義父にもカラオケを教えてあげました。
義父の葬儀の時、
○○子さんにカラオケの手ほどきをしてもらったと言って、
よく歌っていたと聞き、この時もよかったなぁ・・と思ったものです。

・・・・

今日のありがとう

こうして喜んでくださって、ありがとうございます。