安寿の日記

一日の出来事、思い出など・・

姉の電話

2011年03月27日 | Weblog
スーパーにはあちこちに募金箱を置いて、
「義援金をお願いします」と人が立っている。
透明の箱にはお札がかなり入っていた。
「私、どこそこへ振込みしました」なんて一々言える筈もなし、
かと言って素通りは出来ない。
昨日、二種類あった品物の安い方を買って、
その差額を200円ずつ2箇所の募金箱に入れてきた。
その時、「あちこちで募っているので、少ないですが・・・」と言ったら、
「すみませんね」って。
これから、出かける度に、少しずつでも協力しようと思っている。
長期に何箇所もだから、お札というわけにはいかない。

知人の話しだが、ある会社の社長の所に、福島の取引先の家族5人が
「何とか助けてください」と炊飯器一つで突然訪ねてきたとか。
早速不動産やに走り、安い物件を探してあげ、
みんなで電気製品その他持ち寄って、応援しているということだった。

午前中は、サンルームに二人の布団と毛布だけを干した。
午後から、あだかずが夕食にカレーを作ってくれることになり、
私は、布団を取り込んで、トイレやサンルームの拭き掃除をした。
暖かいと体も動くが、夕方になってくると寒くて、肩が凝ってくる。

スーパーには、お水や電池こそないが、普通に品物も揃っており、
今まで通り何でも食べられわけだが、被災地や、被災者の方々を思えば
これで我慢しようよ・・・という感じだ。

電気消して!電気消すよ!の生活が続いている。

たった今、高知の姉から、
「そっちはみんな大丈夫かね。食べる物はあるかね?不自由してないかね」と電話があった。
テレビをみて、放射能のことも心配し、
「まさかの時は高知へ来なさいや」と、うれしいことを言ってくれた。
「こっちは兄や妹たちの家族もみんな大丈夫だから、安心してください。
心配してくれて、有難う」と返事した。
義妹の娘さんが茨城に嫁いでいるが、未だに行方不明だし、
テレビを見る度に毎日胸が痛む・・・と。
初めて耳にすることだった・・・・