目覚まし時計を5時15分にセットして寝た。
いつものように寝つきは悪かったが、よく眠って4時頃目が覚めた。
まだ1時間あると思った。
いつもならそれから又眠れるが、寝過ごしては大変。
そう思うと眠れなくて、ゴソゴソ寝返りを打ったり・・・
目覚ましが鳴る前、5時10分ぐらいに起きた。
それから顔を洗って、化粧して髪をアップにし、
前夜作っておいたおにぎりを1個食べた。
それまでに二階の暖房をつけておいたので、6時前に会服に着替え、
2度ばかり踊って、栄養剤を飲み、6時35分過ぎに出かけた。
あだかずがお弁当係を依頼されていて、9時までに又出向くので
送ってもらった。
7時から支度部屋として借りている場所へ着いたら、一番乗りだった。
入り口に張り紙をして二階に上がったら、暖房も入れてあって暖かかった。
顔師さん6人?、着付けの人が4人。
そのうちに段々出演者が顔を出し、一時は足の踏み場もない状態。
予定表通りには進行できず、私が想像していたのとは大違いだった。
しかし、10時頃に無事終わり、市民会館へ向かったが10時開演だから始まっていた。
ロビーに行ったらあだかずが会の半纏をきて、お弁当係りの所にいた。
私の役目は終わったので、一応は用無し。
会場の後ろから客先を見たら、うれしいではありませんか。
何と開演と同時に多勢のお客様。
出番の早い人も踊り甲斐があるというもの。
と、そこへ今は休んでいる会員の人が、
「丁度いい所であった」ということで、シクラメンを頂いた。
私が踊り終えたら、楽屋訪ねてくれるつもりだったようだ。
ロッカーにも入らないし、あだかずに頼んで車に入れてきてもらった。
少し早めに昼食を済ませ、楽屋着に着替えていたら埼玉から妹が来てくれた。
帰りが遅くなるので、私がトップに踊る忠臣蔵シリーズの4曲を見たら帰るとのこと。
見終ったらもう一度楽屋へ来るように言っておいた。
持たせて帰らそうと、色々用意してきた物があったのだ。
踊り終えて楽屋へ向かおうとしたら、友達が花束を持ってきてくれた。
間もなくあだかずが写真を撮りに来てくれた。
舞台写真が出来てくるのは来年になると思うので、
とりあえず記念写真がほしかった。
楽屋で撮るのだから、人があちこち通るし、やっと何枚か撮った。
着替えていたら妹が来たので、渡すものを渡し、あだかずに駅まで送ってもらった。
お弟子さんには、化粧を落としたりの手伝いは要らないから
踊りを観ていいと言っておいた。
真っ白く塗られた首の後ろの方も、クレンギングで拭き取った。
近くにいた人が、取り切れなかったところを少し拭いてくれた。
楽屋では、お互いに助け合って、石鹸その他貸し借りもする。
私は時間に追われる時でもない限りは、お弟子さんに手伝ってもらうことはない。
「観てていいよ」と言ってあげる。
そうそう。肝心の踊り。
舞台で滑らないようにと濡れ雑巾がおいてあるが、
丁度私の時濡らしてきたばかりだったようで、足袋を踏みすぎて濡らしすぎてしまい、
しまったと思ってその辺で足踏みをして乾かそうとしたが、時既に遅く、緞帳が上がった。
足の運びが悪く、出だしがつんのめりそうになり、回ったりするのも回りにくかった。
しかし、気持ちは落ち着いていた。
悔やまれるのはその足袋のことだけ。
濡らさなければ、そっとよく踊れたと思うと残念だが、
しかし、これもいい反省材料になった。
久しぶりにりんさんにお会いできて、うれしかった~♪
予定通り5時頃には終わり、手の空いている出演者はロビーに駆けつけ、
お客様のお見送りをした。
私は「有難うございました」だけでなく
「お気をつけてお帰りください」と付け加えた。
5時を過ぎると外は暗い。
結構年配の方や杖をついた方もおられる。
無事に帰っていただきたいと・・・