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~手のひらセラピストの感じるまま思うまま~

三十年振りの父の故郷。

2010-04-21 00:49:36 | 日々のこと♪


祖父母の法事で徳島へ。

小さい頃は、毎年のように家族で訪れた、
父の生まれ育った場所。

その頃の私には、すべてが新鮮だった。

井戸の冷たいお水。
冷蔵庫代りにすいかが丸ごと冷やしてあって。

山ほどのとうもろこしも。

食べても食べても、いつもそこにある。

食べ過ぎて、お腹こわして、
父にめちゃくちゃ叱られたことがあった。

虻がたくさん飛んでいて、
怖くて、キャーキャー言いながら逃げてたら、

うるさい!って、顔を真っ赤にして怒鳴られてしまった。

これはまぁ、叱られても仕方のないなって笑えることだけど、

父のことで思い出すのは、なぜか怒った顔ばっかり。


三十年振り。

変わらない景色、時間が戻ったような気がした。

でもあの頃とは違う思い、
自然に囲まれたこの風景を、とても美しいなって今は感じた。

祖父母のお墓参り、

父が私のそばにいるのがわかった。

きっと、お墓参りに行ってほしいって、
嫁いだ私には、強く言えなかったんだと思う。

数日前には、母の夢枕に。
何を伝えたかったんだろう。


今回は、叔父の車で、母と二人で。

従姉弟とも再会したけど、ゆっくり話せなかったし、
今度また、娘たちも連れてくることができたらいいなって。

祖父母の遺影の前で感じたこと。

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