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祖父母の法事で徳島へ。
小さい頃は、毎年のように家族で訪れた、
父の生まれ育った場所。
その頃の私には、すべてが新鮮だった。
井戸の冷たいお水。
冷蔵庫代りにすいかが丸ごと冷やしてあって。
山ほどのとうもろこしも。
食べても食べても、いつもそこにある。
食べ過ぎて、お腹こわして、
父にめちゃくちゃ叱られたことがあった。
虻がたくさん飛んでいて、
怖くて、キャーキャー言いながら逃げてたら、
うるさい!って、顔を真っ赤にして怒鳴られてしまった。
これはまぁ、叱られても仕方のないなって笑えることだけど、
父のことで思い出すのは、なぜか怒った顔ばっかり。
三十年振り。
変わらない景色、時間が戻ったような気がした。
でもあの頃とは違う思い、
自然に囲まれたこの風景を、とても美しいなって今は感じた。
祖父母のお墓参り、
父が私のそばにいるのがわかった。
きっと、お墓参りに行ってほしいって、
嫁いだ私には、強く言えなかったんだと思う。
数日前には、母の夢枕に。
何を伝えたかったんだろう。
今回は、叔父の車で、母と二人で。
従姉弟とも再会したけど、ゆっくり話せなかったし、
今度また、娘たちも連れてくることができたらいいなって。
祖父母の遺影の前で感じたこと。
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