星組バウ『リラの壁の囚人たち』 5/8 2時半

観てきました。

とても懐かしく嬉しかったです(^ ^)。初演との変更は歌が増えているぐらいでしょうか？
（初演はフィナーレがなかったような…）セリフも歌も予想以上に覚えていて驚きました（笑）。

一番、印象的で良かったのはみのり。子役のイメージがあったのでこの役をここまでやる
とは(@_@)。大人のマリーも娘時代のマリーもどちらも良かったです。エドに「あなたはかわ
いい」といわれる場面は本当にいい場面でそりゃあ、恋に落ちるわ（笑）。

最大注目（笑）だったジョルジュのさゆみはイマイチかな…。叫び過ぎでちょっと引く…。
ジョルジュはもちろんポーラを愛しているのだけれど、残念ながらさゆみのジョルジュはそこが
わかり難い。ポーラをそばに呼んで「笑え」と言うのは本当にポーラの笑顔が見たいはずなの
にただの暴君になりさがってる…。新曲のソロももう少しこちらに伝わるものがあればなぁ…。

みやるり、しーらんの同期２人はどちらも良かったです。役的にはみやるりが演ったギュンター
の方が大きな役ですが、ジャンのしーらんも佇まいから何から役になり切っているようで嬉し
かったです。みやるりは見た目を裏切る（笑）低い声が素敵で、きりっとした表情も魅力的でした。
軍服を着るにはもう少し背が欲しいところですがそれはもう仕方のないこと。初演の愛川さんの
「このギュンター・ハイマン、とんだ恥をかいたものだ！」と言い放つところがかっこいいなと思っ
ていたのですが、みやるりも負けていませんでした。

魅力的な曲たちも健在。“洗濯日和”は振りも楽しいし、連合軍が来ると喜ぶ“喜びあり”も勢い
があってわくわくするし、フランス国家“ラ・マルセイエーズ”も良かったです。（原語のままで本
当に良かった（笑））。

他キャストについてはまた…。

それにしても22年前の初演キャストが7人（京、汝鳥、星原、邦、未沙、梨花、轟）も在団中って
凄すぎ(^_^;)。

P.S.初演のセット、石畳は是非、残して欲しかった(T_T)。