のんびりでいいじゃない。

日常の雑事やら、宝塚やら、色々と…。

『モンテ・クリスト伯』 1/3 1時

2014-01-03 19:31:59 | Weblog
観てきました。

う~ん、時間が短い宝塚版より描かれている内容が少ないことに驚きました。物語の発端になるエルバ島のくだりが字幕での説明のみだし、肝心の復讐はエドモンと敵が対するわけではなく、寸劇+歌と言う感じでかなり物足りなかったです。歌は1曲1曲がかなり長く、その分お芝居の部分が割を食っている気がしました。その歌もお芝居の中に組み込まれているものより、ソロが多いのでなおさらでした。

エドモンの石丸さん。四季時代は好きな役もありましたが、外ではどうにも魅力に欠ける気がします…。あの年代で主役を張れる貴重な人材ですが、あまり良さを感じない今日この頃です。

花ちゃん復活!返す返すも退団直後の裏方時代はもったいなかったです。やはり、ヒロイン役者とは存在するもので花ちゃんは正にそのもの。伊達に12年も宝塚のヒロインに君臨していたわけではありませんね。舞台にヒロインとしてふさわしい存在が居てくれるだけで落ち着きます。歌声はもう少し声量があるといいですが、きちんと思いの伝わる歌唱でした。「レディ・ベス」も楽しみだけれど、やっぱり「エリザ」が観たいなぁ。

悪役3人組の中で一番大きい役どころになっていたのはモンデゴ。岡本くんはアイドル時代をよ~く見ていたので、舞台にいるのが不思議な感じでした(^_^;)。背景が描かれないまま、酔いどれの荒れた人物になっていて感情移入しにくかったです。最後の立ち回りは見せ場ですね。命乞いのあと、背後から再び…は読めましたけど(笑)。

村井さんは良かったです。お芝居も歌も良かったです。助演としては一番だったと思います。

女海賊はゆみこ。どうしてこうも濱田さんとのダブルが多いのでしょうか(笑)。今回の役に関しては、ゆみこでは弱いかな。短い出番で強烈なインパクトを与えるには至らなかったように思います。

ジャコポは岸さん。岸さんと言えば、N2Nのダンのイメージが強かったので、あまりにも違う扮装にまず驚いてしまいました(笑)。途中、付き人になると人の良さが出ていました。命の恩人の命を最後に救うのですね。

若い二人の複雑な生い立ちは今回は描かれることはありませんでした。演じる二人のプロフィールを見るとヤングシンバ&ナラのコンビなんですね。ニューフェイスの登場は新たな楽しみになります。



 紅白まんじゅうを頂きました(^ ^)。


・梅田芸術劇場メインホール

・2014/1/3(金) 13時

音楽:フランク・ワイルドホーン
脚本・歌詞:ジャック・マーフィ
演出:山田和也

出演
エドモン・ダンテス/モンテ・クリスト伯:石丸幹二
メルセデス:花總まり

モンデゴ:岡本健一
ヴィルフォール:石川禅
ダングラール:坂元健児
女海賊ルイザ:彩吹真央(Wキャスト)
ファリア神父:村井國夫

船主モレル:林アキラ
ジャコポ:岸祐二

アルベール:大川勇
ヴァランティーヌ:ジェイミー夏樹

安部誠司 奥山寛 さけもとあきら 武内 耕 谷口浩久 寺元健一郎 中山 昇 山名孝幸 横沢健司
家塚敦子 石原絵理 岩亜希子 大月さゆ 樺島麻美 鈴木結加里

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。