月組『エリザベート－愛と死の輪舞（ロンド）－』 9/24 11時

急遽、観に行ってきました。

代役公演の2日目です。

11時、3時公演共に早々に立見券まで完売。異様な熱気を帯びた公演でした。

配役発表の時からフランツとルッキーニは配役が逆では？と思っていたこともあり、このような状況ではあり
ますが、れいこのフランツが観られることになったことに興奮してしまいました。れいこのフランツは私の
イメージ通りで、ハンサムな皇帝で、シシィに向ける笑顔が素敵でした。一方、後半の苦悩する場面は一朝
一夕では難しいかなといった感じでした。衣装は合っていないものもありましたが、これは本人のための衣装
ではないでしょうから仕方ありませんが。急な代役公演。プロとして当然ながら、ここまでやれることに
驚愕しました(@_@)。おそらく、何も知らずにこの公演を観劇した人には何の違和感もなかったと思います。
芝居を終え、フィナーレのすっぽんかられいこがせり上がってきた時には「よくやった！」と思わず涙が出そ
うでした。余り得意でないダンスも群舞の真ん中で必死に踊るれいこにも熱いものがこみ上げてきました…。

そして、もう一人の重要な役、ルキーニ。本当のところはこっちの出来の方が凄かった！直前に新人公演で
同じ役を演っているとは言え、ここまでやる！？のレベルでした。公演を回す重要な役どころに加えて、
出番の多さ、歌の多さ、とても期待などしていませんでしたが、見ながら「え？」「え？」「え～！」と舌を
巻くうまさ！余裕さえ感じさせる振る舞いに嬉しい驚きの連続でした。フィナーレの群舞は本来の後列から
前列へ。普段は踊っていない場面を当然のように踊る(@_@)。
「プロですから」と言われればそれまでですが、それでも凄い！と言わずにはいられません。
おだちん、すごいぞ～！

普段はお約束の拍手はしない人ですが、力いっぱいの拍手を送ってきました＼(^o^)／。