蝸牛の歩み

「お話」を作ってみたくなりました。理由はそれだけです。やってみたら結構面白く、「やりたいこと」の一つになっています。

集中力の元

2015-10-04 08:24:40 | 日記
 理系の生徒たちのテスト監督をしていて、同僚があることに気がついたと報告してくれた。
 男子生徒数人が、鼻くそをほじっていたそうである。汚い話しですみません。
 しかし問題はここからなのです。

 彼らは、自分のほじったシロモノをしげしげと見つめ、その後、恐ろしいまでの集中力で答案用紙に向かい始めたという。
 鼻くそをほじって、それを見つめることで集中力を高める。わかるような分らないような話だ。ちなみにワタクシも鼻くそをほじるのだが、何の集中力も湧いてこない。ということは、これは理系の人間特有の現象なのか?という疑問がふつふつと湧いてきた。
 今回観察された例から、大きく飛躍して考えると、人並みすぐれた業績を上げた理系の人間は、鼻くそをほじるという行為によって集中力を高め、豊かな発想を生んできたという可能性はある。

 たとえば、アインシュタイン。
 彼も鼻くそをほじっていたという可能性は大きい。
 で、次に問題となるのは、ほじりだしたものをどのように処理するかという事である。ティッシュにくるんで捨てる・・。そのまま床に捨てる・・。いろんな可能性は考えられる。

 しかし、もしも、アインシュタインが研究室に籠っていた時に、鼻くそをほじっていて、それを見つめた結果として、あの「相対性理論」が生まれたとすれば、世紀の発見に寄与した陰の功労者・・という事に必然的になる。

 そして、アインシュタインが、たまたまその鼻くそを保管していたとすれば、どうなるか?「あの相対性理論を生んだ鼻くそ」として、クリスティーズのオークションにかけられるかもしれない・・。

 これは、注目する価値がある。クリスティーズのニュースに注目したい。