AManTo天然芸術研究所

大地のため、時代のため、消費されないアートを求めて…
EART(天然芸術)の今を紹介するブログ

白馬村で天然芸術祭スタート2

2004年07月31日 | Weblog
今日は八方のゴンドラリフト降り場、山頂広場と
そのふもと民宿街メインストリートでパフォーマンスが繰り広げられた。
両方とも比較的予想以上に多くの人に見ていただけたが、
場所の特質を見極めた臨機応変な対応の大切さを感じる。

山頂はやはり通りすがりの人が多くステージのショー形式より
分散型のストリートパフォーマンスの方があっている。

メインストリートの会場は、昼間、山に登った人たちが夜することがなくてウロウロしているわけです。
ちゃんと告知をすれば人は集まる!。
つまり昼間の山頂は夜の宣伝にするべきである事が伺え
その意味では夏の白馬の客層は登山客が多いわけだから
山頂は告知イベントとして毎日でもやるべきでしょう。
そして夜のイベントをメインにして、
そこでのコラボレーションを
しっかり練るべきだということ。

パントマイム、ファイヤーダンス、歌、映像。
今回の参加者が普段あわせないジャンルの人と様々な試みみが生まれる。
それは自然発生的に起こるもので
結果の出力でしかない各自の発表会が、
刻々と変わっていくのが目に見えてきます。

生の情熱と自然がもたらす、適応しようとする人としての原始の感性が動き出す。
過程の変容がみせるドキュメンタリー的な面白さがそこに溢れていくのです。

そこでの体験が作ろうと思っても作れない種を各アーティストの心の中に入り、
未来へのモチベーションをもたらせた時。
それこそが天然芸術なんだ思います。

JUNの日記[JUNgem]

人気blogランキング