AManTo天然芸術研究所

大地のため、時代のため、消費されないアートを求めて…
EART(天然芸術)の今を紹介するブログ

「天人元気届隊」報告会決定!

2011年04月19日 | Weblog
中崎町から、被災地で頑張るボランティアの人に支援装備を届けるプロジェクトが、立ち上がりました!
名付けて「元気届隊」。

放射能も心配だけど、今ある意味で世界中が日本に注目しています。
人類史上初めての「放射能の中での震災復興」なるか…という試練です。

応援してくれている世界中の人のためにも、現場で頑張っている被災者、
ボランティアの人のためにも、ここ西日本から出来る精一杯の事を考えました!

それが今ほとんどのNGO、NPOがやっていないボランティアスタッフの支援、いわば「救援の救援」です
東日本に行きたくてもいけない人は多いはず募金以外にも僕らでできる「何か」を探っていきます。

この活動は今後も継続し、色々な展開をしていく予定です!
皆さん参加してください!!

今回は中崎町のメンバーがいきなり現地にいっても右も左もわかりません。
現地入りを繰り返し、被災地の様子に詳しい
「特定非営利法人プレジャーサポート協会」http://www.psa.or.jp/の方について
現地入りし支援物資を直接届けました。 

「元気届隊」は、2011年4月15日から17日の間、宮城県石巻にボランティア支援装備を150セット
届けるプロジェクトをたて多くの方のボランティアにささえられ今無事帰路についています。

天然芸術研究所での救援物資の仕分け、積み込み、それを助けて頂いた皆さん、本当にありがとう!

また、本来各店長、スタッフなど責任の重い仕事をしている場合、
熱い想いがあっても 現地までアクションを起こすことは、なかなか難しい場合が多いものです。

しかし中崎町浮田町黒崎町に広がる天人グループのネットワークを最大限に提供し
スタッフを貸し借りしたり、店の仕入れや食材を共同購入したり、場所を提供しあったりして
志願者が中崎を離れられるように協力しました。

個人で出来ない事が町単位では可能だという良い見本になった
のではないかと思います。

多くの店舗、住民、またツイッターで呼びかけたボランティアの方々本当にありがとうございます。

また天人では作戦中、バックアップとしてアメリカの気象衛星のデータを元に
何時間かお気に放射能情報を送り続けました。

これもグループ店の協力あっての事…
単独でボランティアに行っていたのでは自分が安全なのかもわからず
作業をしているのかと思うと恐ろしくなりました。
放射能は色も匂いも何もありません…

そして今回気象衛星のデータ見ていて、かなりの放射性物質が関西に到達している
可能性が高い事をしってあらためて恐怖を感じました。

海外の情報は日本のものとは大きくかけ離れています。

また、今でも十分 中国や韓国にも害を及ぼしているのを知り、
非常に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

こちらも何か考えないといけない!

とりもなおざず
皆さん!報告会に是非お越しください!

4/21(木)19時~「天人元気届隊メンバーによる被災地支援報告会」
現地でメンバーが見た震災地の今を伝え、これからについて話し合います。

場所:天人バー朱夏(大阪市北区中崎西1-1-18)

入場無料(1ドリンクお願いします)

問合:07056610186

「天人元気届隊」出発!「lose lose」の関係が時代を進化さす

2011年04月15日 | Weblog
無事「天人元気届隊」は出発

4月14日~15日にかけて届けられた物資の袋ずめ、仕分け、梱包、積み込みが行われ無事「天人元気届隊」は出発しました。

14日朝から集まったボランティアのスタッフたちによって
現地のニーズと僕らのサバイバルに関する知識をあわせて可能な限りの検討を重ね、
これさえあれば大丈夫リック!通称「元気リック」が作られた。

現地では家にたまったヘドロだしが重要課題となっているそうで、長靴を基本装備にくわえた。秋田のマタギの人たちは今だに登山靴ではなく長靴を愛用するぐらい、地面を感じつつ、ゆとりがあるので通気も確保、寒くなれば靴下を何枚も重ね履きでいる長靴を使う。
その中に靴下なタオルなど装備品をつめ、雨具や軍手などをセットしてツナギの作業服共に荷造りをしていく。
今回作ったのは150セットの「元気リック」だ。



僕ら「天人元気届隊」のコンセプトは「ボランティア作業員の支援」

阪神淡路の経験から、半年後に倒れるのは看護師、レスキュー隊員などの支援者の側だった…。緊迫した現場に自分の悲しみや苦しみをシェアできずに心に貯めていった末のストレスが原因だ…
この「乖離」という心のサーモスタットによって緊急時を乗り切れるように
僕らは心の神様によって設計されている。しかし…「叫びスイッチ」を切ったままあまり長い間、行動する事は心身に多大な負荷がかかるのだ。

日本人は諸外国に比べこの能力が異常に高いと言われており、それが「高い道徳心」と島国の「団結心」とあいまって、今回も海外メディアに日本のモラルの高さを評価され続けてきた。

暴動や略奪と無縁の国などと称され、多くの国の人に支援の輪を広げている。

僕らは人類初の「放射能の中でも震災復興」を世界の手本となって見せないといけないのだ。チェルノブイリの時のようなその場所を捨てる…といった事は狭い日本の国土では不可能だからだ。

先日までいた香港でも、多くの香港人が日本のために懸命に募金活動や義捐金集めのイベントに奔走してくれて頭が下がる想いだった。
この「PRAY FOR JAPAN」のムーブメントは世界中で起こっている!

この日の大阪中崎町にもネットやツイッターでの呼びかけで集まってくれた多くのボランティアさん達が、膨大な作業を黙々とこなしてくれた。本当にありがとう、みんな!

天人では「元気届隊」を皮切りに、このように現地にはいけないけれど何かしたい…
僕には募金以外する事がない…という多くの人のニーズを埋めるため色々な活動を提案していきたいと思います。

今、新しく地球が手に入れたネットという大地の神経系によって地球の免疫は最高レベルに機能しようとしています。
地震と違い放射能は人類が起こした人災だけれど、これを人類自身が責任を持って何とかすることでスピリチュアルではない(…いやスピリチュアルを含む)リアルな人類の進化がもたらされるのだと思っています。

ある意味、今僕らの直面している問題は、地球に人類が試されている宿題のようなものだと考えています。このテストの結果で僕らがこの星に存続していいのか決まる重大なテストの真っ最中だと考えてみませんか?
亡くなった方や犠牲になった方のためにも今、僕らは是が非でも進化しなくちゃいけない…!





「lose lose」の関係が時代の進化を促す

いずれまとめて書こうと思っている内容だけど
今世界で起きている人の意識は現在のビジネスの世界の標準概念「Win Win 」というどちらも勝者の関係では説明がつかない。

これはどちらも勝つ事、願望を達成する事を目的にする社会ではない新しいムーブメントだと思います。
これを新しい人の関係性「他のために生きたい」という種としての生存本能に起因する
本質的な「ソーシャルグラフ」なのだと思います。
しかしこの種の意識の形は実は途轍もない古い行動本能「種をつないでいきたい」からきていて、文明人からすると「捧げる事の美学」という形で進化してきた意識構造が根底にあります。

自分が、「どう時代の必然を生きたか…」という時間財産を尊ぶ心は、
日本では「武士道とは死ぬことと見つけたり」とか、
茶道、華道などの「道」という言葉に色濃く残っています。

経済的に見るとただ与えるだけのこれらの好意は、競争相手に抜かれる時間を与える行為であり、けしてお薦めできる行為ではないはず…
ビジネス優先の世界観だけでは敗北に繋がる危険行為。

しかし実際は、庶民のソーシャルグラフは、こういう根本価値観を持っている企業を応援し、そういうポリシーのある商品を買おうとする動向を見せていくでしょう。
日本から世界が変わっていく新しい始まりです。

「誇り」であるとか「誉(ほまれ)」という価値観に近いのかもしれないけど、現在懸命にボランティアをされている世界中の人はそれすら考えていないのではないだろうかと思います…ただ時代の必然を生きる…集合意識のような本能に突き動かされて、何の迷いもなく「そりゃ…やらなアカンやろ」という気持ちだと思います。
でも実はこの迷いない行動とは御釈迦さまのいう「悟り」にも通じる高度な意識レベルに一般の人から順に簡単になってしまっている状態だといえると思うのです。
そういう意味でも時代は下から変わるのだと改めて確信しました。

「負けるが勝ち」という言葉があるけど、これも少し違う。
英語にすると「Giving him a winner makes you a winner!」となってしまい、その盲点はわかりやすくなるけど…結局勝つために一旦負けを選ぶのかといったニュアンスになってしまい価値観としては2次元的で時代遅れ…

これは「負ける事」をいとわない心です。
いや勝ち負けを超えたアジア的価値観です。
日本では「捨」とか「断」とかいう言葉で表され、
道徳的には「道」という言葉で伝えられてきた…。

今聞くとなんだか全部古くさくて小難しい概念になっていまっている…。

実際、現場で実践している一般ボランティアの人自体が「捨」とか「断」を実践できているとは思ってない人が多いと思う、そして自分が、「道」を極める道程に入っている事すら認識していないかもしれない…。


僕はこれを今風にいうために「lose lose」の関係と名づけ「Beautiful lossが世界を変える」といっている。

この世界中からの貢献が放射能で実際迷惑のかかっている香港、台湾、中国、韓国、マレーシア、フィリピンなどで衰える勢いを見せない事に本当に感謝しこのと共に、この「lose lose」は世界に広まっていると思う。
多くの犠牲を払ってしまったけど次世代の世界の方向性が、こんなシンプルなたち現れてきています。




こういう形で日本が世界の中心になるとは!?

いろいろな所で「世界が変わるのは日本から…」とか「世界の中心が日本になる…」などと言う事がささやかれ、僕自身もそういっていたんだけれど、
まさか…こういう形で本当に世界の中心が日本になってしまうとは思いもよらなかったわけです。しかし犠牲になった方のためにもこのピンチをチャンスにして僕らは変わらなければいけない…
多くの方の助けで15日はスコップや一輪手押し車など、その他の装備を2トントラックと灰エーススーパーロングに積み込み、「天人元気届隊」は無事出発しました。
今日は東京に合流する別チームと仮眠をとり明日石巻をめざします!

本当に皆さんご苦労様でした。
そしてキャップ島ちゃん、リーダーヤス、ドライバー健康担当イクちゃんはじめ
元気届隊の皆、頑張ってね!
なお、放射能情報に関しては隊員が現地の情報如何によって最新情報を取れない可能性があるので
天人本部で数時間おきに「地震放射能アラート情報」をメールで配信しています。

参考にしているのはアメリカやドイツのサイトと気象庁はじめ国内からの情報から
独自に判断した内容です。



アメリカのサイトhttp://t.co/rlztkDV



中崎から石巻へ、「元気届隊」結成、第1陣2011年4月15日出発!!

2011年04月10日 | Weblog
天人の復興支援のプロジェクトは
「stay」「back」「Go」の3作戦。
あらゆる状況を想定し必然を具体的に実践します。

そして今回は「Go」の実践。

第1回のGo4月15日からボランティア装備を150セットを宮城県石巻にに直接届けます。

事のなりゆきは、天人OBの一人島崎裕次郎からの依頼で、支援内容を検討。
レスキューに行っている人から倒れていく阪神淡路の時の思い出を教訓に
ボランティアスタッフへの装備などを調達することに…

現場で頑張るボランティアに、つなぎ服、長靴、手回し充電ライトなど僕のアウトドアとレスキューの知識から厳選した
10数品目のサバイバル道具や1輪車など現地と相談の決めていきます。

つなぎの色をオレンジに統一、自分たちが現地に行けなくても、僕らが送った装備を使って
日本のために頑張ってくれている人と繋がりを持とう!…というコンセプト。

中崎町から石巻への今回の作戦名は「元気届隊」に決定!

そこで皆さんに以下の案件を緊急大募集します。
何かしたかったけど出来なかった人!
今こそ力をかしていただけませんか!転送して拡散、呼びかけていただけたら幸いです!



「元気届隊」詳細(以下転送歓迎)

出 発)2011年4月15日から4~5日間
目 的)中崎町から宮城県石巻にボランティア支援装備を150セット届ける

【物資の協力】(箱に入っている場合は中身を記載お願いします)
●水(2Lのミネラルウォーター)
●ばんそうこう
●ウェットティッシュ
●せんたくばさみ
●お守り(オリジナルで製作される方はハガキの半分A6サイズ以下の薄っぺらいもの…
実際は、励ましのメッセージを書いてもらったりしてもらっています。)
天人グループ各店舗カウンターでも募集し始めています。http://amanto.jp

受け取り場所:中崎町Salan de AManTo(天人)12時~22時
期限:4/14(木)の22時まで


【ボランティア協力(仕分け等)】
●4/14(木)12時~、
 4/15(金)朝9時~夕方まで
荷物の袋詰め作業協力できる方いましたらご連絡の上ご協力お願いします。

場所:AManTo天然芸術研究所 http://tengei.atpk.jp/page_3
(大阪市北区中崎西1-1-18 地下鉄谷町線「中崎町」4番より北へ1分)


【メッセージ(想い)協力】
天人各グループ店にて被災地への応援メッセージを色んな方に書いてもらえるよう呼び掛けをしています。
ぜひ被災地へのメッセージ(想い)を自らの手で書きに来てください。
今、元氣な関西からの「心」を届けることが必要だと思います。
天人カフェ・グループ店舗にも設置していますが、メーセージを直接持ってきていただくことも大歓迎です。

☆被災者向け「A4の1/4サイズ」(天人では白の紙)
★ボランティア向け「A4の1/2サイズ」(天人では黄色の紙)

◎A4サイズの絵や書などファイルできるものも可

[受取場所] 中崎町Salan de AManTo(天人)12時~22時 06-6371-5840
[期限]   4/14(木)の22時まで
●第1回任務完了後、支援者と現地ボランティアをつなぐ、コミニティ―サイトを準備しているので、
できればQRコードで現地のボランティアさんに読み込んでもらい「元気届隊サイト(仮称)」を通じて声援を送りつづけよう
(阪神淡路の経験で半年後に倒れるのは看護師、レスキュー隊、ボランティアスタッフ…
 外と会話を通してストレスの軽減と正しい現地情報の交換をしよう)


【支援資金のご協力】
●各店舗の募金箱、または世話人 Salon de AManTO天人代表 JUN の口座まで
  三菱東京UFJ 天六支店 
  普通4518184 西尾純(ニシオ ジュン)
  ★「元気届隊」へ寄付と明記の上振込みお願いします!
●天人グループ各店の全売上げは現在2%この活動のために使われています。
天人グループのカフェ、劇場、映画館、ギャラリー、バーなどにご来店ください!
(いづれも大阪市北区中崎町、浮田町、黒崎町など…梅田徒歩圏内ですhttp://amanto.jp)


ご協力よろしくお願いします。


お問い合わせ代表
06-6371-5840
info@amanto.jp


緊急連絡先

竹本泰広 070-5661-0186
yasvamosjuntos@yahoo.co.jp
JUN    090-3030-5220
jun@amanto.jp



隊       長  島 崎 裕次郎   旧地球子屋(テラコヤ)天人OB
プレジャーサポート協会 関西支部リーダー

第一次隊 リーダー  ヤ    ス AManTo天然芸術研究所支配人

ド ラ イ バ ー  イ    ク   イネイト整体中崎 代表

世 話 人 代 表  J  U  N   天人グループ代表

運送協力団体:特定非営利法人プレジャーサポート協会 http://www.psa.or.jp/