AManTo天然芸術研究所

大地のため、時代のため、消費されないアートを求めて…
EART(天然芸術)の今を紹介するブログ

白馬村で天然芸術祭スタート

2004年07月30日 | Weblog
今日毎年、夏の白馬で開催しているEART PUMP が、今年は天然芸術祭として今日から始まった。
第一部は8/1の満月の日、観音原でのフィナーレまで続きます。
天然芸術という言葉はもともとEART(EARTH のHをとって出来た造語。進化系ART)の和訳として考えだされた言葉。
長野のアートディレクター尾川耕とともに世界初のEART
の祭典として5年前から始まった。

今年は3年間の村からの助成も終わり本当の意味で我々の真価がとわれ始める年。

今日は地元の2件のホテルでのプログラムを無事終え、各地から集まったアーティストの顔見せの日になる。
例年にくらべ、スポンサーのない今年は正直いって参加人数も少ないです。商業主義の厚い壁を感じます。
でもそこから新たな火の鳥を生む為に苦労している。
年老いた火の鳥は自分の炎で自らを焼いて新しく自分を再生します。次の時代に適応できる形に進化して生まれ変わるのです。

白馬の大自然の中、リフレッシュしながらも深い思索と感性を膨らまし素晴らしい祭りにしていきたいなあ。

今日、一つ発見したのは商業芸術、作家的芸術と天然芸術の
違いは環境の不安定さにあるもよう。そこでは大道芸的センスがたぶんに必要とされると感じます。
安定した環境を前提とするパフォーマンスになれている人はとても戸惑うだろう。
偶然いあわせた人、天候に臨機応変に対応して如何ければいけない。
「大道芸」この歴史の古い芸の形に何かヒントがある。
アーティスト達の化学変化に注目してみましょう!

JUNの日記[JUNgem]

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