『黒島の女たち』 特攻隊を語り継ぐこと 単行本 – 2017/2/24
城戸 久枝 (著)
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奄美の知名度の低さを嘆くことは、よくあるが、
自分が他の離島の名前や位置などを、どれだけ知っているのだろうか。ほとんど知らないも同然がもしれない。
しかも、この黒島は、わが鹿児島県内の島なのにほとんど知らなかった。
ルポ自体も副題の”特攻隊を語り継ぐこと”からの先入観とも大きく違った。
戦争に限らず、その地で起こった出来事を語り継ぐことの難しさを知った。
著者もそのことを伝えたかったのだろうか。
書評 『黒島の女たち』 城戸久枝著 評・稲泉連（ノンフィクションライター） ライフ 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
内容（「BOOK」データベースより）
1945年、春。6人の特攻隊員が、この島に不時着した。けんめいな介抱によって、いのちを救われた。あれから70年が過ぎて、いまでも交流は続いている。老いもあって、きずなは途絶える。記憶は風化される。それでも、あの戦争を語り継ごうとする人たちがいる。
登録情報
単行本: 249ページ
出版社: 文藝春秋 (2017/2/24)
