↑笠利町(現、奄美市、太陽が丘総合運動公園の土俵と武道館(奥)
○里山(9-6)>押し出し>●土佐ノ海(9-6)
●旭南海(10-5)<寄りきり<○玉力道(9-6)
千秋楽、里山の相撲
春場所、千秋楽十両最後の取り組み。お客さん多い。
実況
「里山、もぐる」
土佐ノ海の両手での突きは、里山の肩の上をすべる。
里山、深くもぐって、下手まわし。
まわしは与えないが、両腕を締め付けられている。土俵中央。
土佐ノ海、そのまま、強引に振って、正面土俵際(画面手前)へ、里山を追い詰める。
里山、ここは、うまく体を左にかわして残した。
次がポイント。
攻める土佐ノ海の左腕にしめあげられていた右腕を抜くと同時に、いなした。
ぐらついて里山のほうへつんのめた土佐ノ海。
その胸板へ、里山すかさずの、突きに続いて、こんどは回転の速い突っ張り。東(画面左)へ。
「この辺の動きは、里山の動きです!」←よく見てるな。
このときすでに館内、大声援。
里山、突っ張る、突っ張る。
「こっからの突き押し、突っ張り、足も、手もよく出て、腰も下りてましたよね」
土佐ノ海、土俵際へ。
さあ最後の詰めはどうか里山。体の差、歴然。
土俵際、里山の連続攻撃にどうすることもできません、土佐ノ海。
里山の潜り込みを許した後悔、先に立たず。
里山、ついに最後までまわしを与えなかった。
「押し出し!里山!」
「小柄な里山が勝って、館内、大歓声です。里山これで9勝目」←先場所と同じ成績。
「いやー、ときわやまさん、わかせますねぇ」
「ええ、沸かせましたねぇ」
行司 木村恵之助 「さとぉーやまーぁ」←やとまの間に小さなnを入れて、凛としてすごく力強い。「残った!残った」の発声、およそ29回。
現在西十両8枚目の里山、来場所は、これで、十両上位へ。
幕の内を狙える位置。
15日間の激闘の足跡。↓
西 十両八枚目
里山
9勝6敗
初日 ○ 突き倒し 海鵬
2日目 ○ 下手投げ 隆乃若
3日目 ● 寄り切り 泉州山
4日目 ● 叩き込み 鶴竜
5日目 ● 押し倒し 北勝岩
6日目 ○ 送り出し 大翔大
7日目 ● 寄り倒し 玉力道
中日 ○ 寄り倒し 旭南海
9日目 ○ 寄り切り 隆の鶴
10日目 ● 寄り切り 安壮富士
11日目 ● 押し倒し 寶智山
12日目 ○ 伝え反り 琉鵬
13日目 ○ 寄り倒し 片山
14日目 ○ 押し出し 大真鶴
千秋楽 ○ 押し出し 土佐ノ海
旭南海,
10勝をあげた後三連敗。来場所の幕内昇進は、「非情に、きびしい状況」
西 十両六枚目
旭南海
10勝5敗
初日 ○ 寄り切り 若兎馬
2日目 ○ 押し出し 駿傑
3日目 ○ 押し出し 春ノ山
4日目 ○ 寄り切り 海鵬
5日目 ○ 押し倒し 猛虎浪
6日目 ○ 寄り倒し 大雷童
7日目 ○ 寄り切り 闘牙
中日 ● 寄り倒し 里山
9日目 ○ 押し出し 栃栄
10日目 ○ 寄り倒し 琉鵬
11日目 ● 押し出し 土佐ノ海
12日目 ○ 突き落とし 片山
13日目 ● 押し出し 豊真将
14日目 ● 寄り切り 把瑠都
千秋楽 ● 寄り切り 玉力道
お疲れ様でした。
僕のような会社勤めには
普段見られない時間帯の中継、
ありがたい限りでした。
しかし!
千秋楽の幕内の何番か、
僕は納得いってないのです!
一時、八百長疑惑で
大変懸念された相撲界、
なんか、またしても、
元に戻っちゃったかな、
とゆー気分がぬぐえない。
こんなことを書けるのは
おじさんへだけですが。
全てが出来レースなんですよ。
先輩に遠慮した白鵬が魁皇に負け、
来場所へ綱を繋ぐために朝青龍が栃東に負け。
ここまで観て、
僕は一気に白けてしまったのでした。
優勝決定戦はガチンコだったと思うんですが
それ以外は、どうも注射相撲っぽい・・・。
人気回復のために
盛り上げようとしすぎ、というか。
結局、上位力士皆に1番都合のいい
星取りになってしまった。
おじさん、どう思います?
>おじさん、どう思います?
また、また、ムツカシイ質問ですなぁ。
おじさんは、アマチュア相撲のおもしろさを、お客さんに教えてもらって、
最近、すもうりんぐオッチャーになりました。(だいが悪いちいうもんか)
実は、今場所も十両の数番以外は見てないのですが、上へ行くと八百長疑惑ですか。まぁ、そういわれてみれば。
いろんなスポーツにいえそうですが、八百長疑惑を見抜く楽しみも、スポーツ観戦の楽しみの一つ、と考えています。(おこらないでね)
一般のニュース報道でも、(報道しないことも含めて)おじさんでも分かるようなおかしなものが多い、昨今ですが、うーむ。
今場所気づいたことがあります。
それは、わが行司は、WBCのアンパイヤーと違ってゼッタイに誤審をしません。
それは「行司軍配差し違え」とよばれ、抗議ではなく、物言いがつけば、「ただいまの協議についてご説明申しあげ」られます。その説明は、ほとんど結果のみでありますが。
ま、行司は正しく判断をしたが急いでいたので、東西を勘違いしただけだ、とおじさんは考えますた。南北や天地に軍配をあげることはありませんが。
うーん、おじさんは何を言わんとしているのでありましょうか。
八百長は、一人では出来ません。八百長にもさまざまなレベルで需要と供給の関係が働くのでありましょうかね。
今場所、鎌田さんご指摘のケースは、かなり高いレベルで働いたものと、考えられます。
ま、真実は単純でもあり、ムツカシイ質問でもありまあすなぁ。
おじさんの、チュウケイは、極力、公正でカッカンテキな立場を堅持いたしたつもりでありますが、勘違い等がないとはいえませんな(笑)
まあ、相撲に注射はつきもので
そこも含めて僕も相撲ファンであります。
ただ、その上で、
ガチンコしか受け付けない
一時期の藤島(二子山)部屋も大好きでした。
おじさんの言うとおり、
アホ・デビッドソン審判の100倍、
行司に関するあれこれは
公平性が強いですよね。
来場所も、素晴らしい中継、
楽しみにしてます!