奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

アップ忘れ写真 5枚

2010年02月11日 | 写真

100211waterside1

↑ 絵ではありませn。

100211waterside2

↑ モデルさんがいません。

100211waterside3

↑ 高い位置からヒカンザクラ ピンクのじゅうたん

100211waterside4

 

↑ 光と影のコントラスト

100211waterside5

山の緑と

空の青と

雲の白に映えるヒカンザクラ 2色


最近の読書 4冊

2010年02月11日 | 本と雑誌

100211book4

新書1冊を15分で読む技術-スーパー速読1週間 (祥伝社新書 186)
日本速読協会 井田 彰 (著)

google

これは読書の記録です。

これで今年に入って下から順に、13冊目です。

斜め読みでも、飛ばし読みでもない、スーパー速読のポイントは、一文字づつ「読む」のではなく、数文字単位の文字ブロックに分けて「視る」こと。

手始めに一行を3つくらいのブロックにわけ、目線を流さずに、次のブロックの位置まで素早く(リズムカルに)移動する訓練をするだけで飛躍的に読むスピードがあがる。

それだけで、通常、新書一冊、休息を含め3~4時間かかる人は、1時間に短縮できる。

それを実感できたら、目を止めとき一度に「視る」範囲を拡大する訓練をすることによって、「一冊15分」も、できそうな気がしてくる。さらに、一分間に一冊(10万文字)も夢ではない、という。

速読は、脳を活性化し、記憶力や集中力を高めるだけでなく、目にもよい。無限の潜在能力を発揮し、あなたの人生を変えるかも・

100211book3

宮本常一離島論集第1巻「「怒りの孤島」に生きる人々/農業のいろは」

google

宮本常一 著
森本孝 編
全国離島振興協議会・
(財)日本離島センター・
周防大島文化交流センター 監修
2009年10月刊 みずのわ出版

この本は、

2009年9月 7日 (月曜日)
『調査されるという迷惑』フィールドに出る前に読んでおく本 (単行本) 宮本 常一 (著), 安渓 遊地 (著)

と同じ出版社から刊行されている。

以下 書きかけです。

奄美諸島も全国に数ある離島の一つである。同じであること、また違うことも気づかされた。

印象に残った箇所 思いつくままに、

鉄道ができたのは最近のこと。それまで、離島は内陸部より、海で直接、都とつながることが多かった。

農業技術の改良

4 工夫すること P.137 

山田さんの言い分がおもしろい。「百姓には玄人はありません。みんな素人です。ムギまきにしても50年百姓をするとしても50回しかやらないのです。50回では玄人にはなれません。工場ではたらく職工は一万の製品をつくらないと熟練工と言われないそうです。ところが百姓で一つことを一万回したことはありません。百姓が年々同じことをくり前えすと言ってもたった50回です。
よいムギをつくるには先ずムギのまき方が大事だときいたので、私は毎晩ムギまきの練習をしました。やっているうちに5分間隔なら5分間隔、4寸なら4寸というようにまけるまようになったのです。そしてよいムギをつくって見て、なるほとムギの多収穫は広幅の薄蒔にあることを悟ったのすが、さてこれは大変だと気づきました。ムギーつまくのにこれほどの技術がいるとしたら、このむずかしさをはぶくために、一定の聞隔でムギ粒のおちるムギ蒔機をつくればみんなし合わせになるだろうし、増産になるだろうと思うようになりました」

「百姓には玄人はありません。みんな素人です。ムギまきにしても50年百姓をするとしても50回しかやらないのです」

ということばが印象に残った。

ブログで自然の観察を始めてもうすぐ6年になろうとしているが、6回では何にもわからない。

100211book2

あまみこ物語 google  ウェブ上で全文を読むことができます。
 
~奄美の歴史と文化をたずねて~

表紙・目次
Ⅰ部:奄美の歴史
Ⅱ部:旧名瀬地区の歴史
~奄美小校区を中心に~
Ⅲ部:奄美小の歴史
 
 
平成20年11月
 
奄美市立奄美小学校

小学生向けに書かれているとはいえ、
学術的にも大きな関心をよんでいる最近の多くの奄美関係の遺跡などの調査や最新の研究成果を取り入れられていて新鮮気持ちで読めた。
これで読んだ奄美の歴史について書かれた本同様個人での執筆だと思うが、幅広い専門家の協力があったのではないだろうか。

特に、奄美諸島が琉球王朝時代とも言われる”那覇ん世”(1466~1609年)に入る前の時代の”按司世”(あじゆ 首長割拠時代 9~15世紀半ば)についての次の記述(9ページ)が新鮮だった。

1人の按司がさらに勢力を伸ばし奄美大島全体の王になるということはありませんでした。大きく2つの理由が考えられます。
1 大島が山や岬で区切られ,集落ごとに孤立している地形だったこと
2土地の生産性が低いため,農業よりも貿易の方が大事であり、大島全体を統一する必要がなかったこと
こうして奄美には統一政権といったものはできませんでしたが、統一政権は「海」の向こうからやってくることになります。次の時代の“那覇世”です。

遺跡の調査や多くの研究成果から,今,この時代のとらえ方が大きく変わろうとしています。

ここでは,次の3つの点から考えてみましょう。

1 キカイガシマ」と「ソトガハマ」の関係
2 赤本名城を代表とするグスクの存在
3 徳之島のカムイヤキ陶器窯(かま)跡群と喜界島の城久(グスク)遺跡群

14世紀のはじめには、薩摩半島の南部を拠点としていた千竈(ちかま)氏が、トカラ列島や奄美諸島を所領(奄美との貿易権の確保)としていた、ということも学んだ。

これまで、沖縄の歴史の付け足し程度に見られていた奄美の歴史が大きく変わろうとしている。

100211book1

描かれた奄美史料の成立背景

記念講演会/シンポジウム資料 google

2004年9月4日

平成21年1/13日 シンポジウム報告者より奄美図書館へ寄贈