ツイッター 登録しました。
ためしに一回つぶやいただけで、まだ何もしていません。
Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介 (著)
去年書店で手にしたのですが、気乗りせず立ち読みですませました。その後、書店では、さがしてもなかった。
今年になり、この本の著者が、bsの”ニュースの深層”という番組に2回も出演し、2回目は、メインゲストの原口総務大臣とともに特別ゲストとして出演。司会者もスタジオでPCを開きながら、Twitter のことを、すごいすごいというので、ツイッター 登録しました。
セカイに向かってつぶやいてどうするのかとも思うが、著者自身も最初は懐疑的だったが、いち早くツイッターを使いこなし、つぶやくことを、著者の名前からTudaruともいうらしい。
なんでも本で確かめないと始めない、気がすまない世代、年代でゴザイマス。10年ほど前、ホームページを作ったころ、いまではわらっちゃうほどたくさんPC関係の本を買いました。
そのころ、よく旅の若い諸君に言われました。「うちの父さんも、そうなんですよ本ばかり読んでなかなか前に進まないんです。わからないことをそのままにして、先へ進めないんですね、そして結局・・・・、だからダメなんですよ」
しかし、そうは言ってもだね、キミ、とは言わなかったのですが(笑)・・・。
ネット帝国主義と日本の敗北―搾取されるカネと文化 (幻冬舎新書) (新書)
岸 博幸 (著)
新書: 211ページ
出版社: 幻冬舎 (2010/1/30)
発売日: 2010/1/30
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amazon 内容(「BOOK」データベースより)
今ネットの世界では、グーグル、アマゾンなどに代表される米国ネット企業だけが莫大な収益を上げ、一人勝ちしている。これらの企業は、オバマ政権の後押しも受け、その帝国主義的拡大をさらに押し進めている。一例であるグーグル・ブック検索の問題では、ヨーロッパ各国政府がグーグルの提示した和解案に反対の姿勢を明確に示し、国家の威信をかけた抵抗が始まった。このままでは、いつまでも毅然とした姿勢を示さず政策を間違い続ける日本だけが、カネと文化を搾取されてしまう。国益の観点からネットの危機的状況を初めてあぶり出す
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6年くらい前(2004年)、ブログを始めたころ、流行っていた「ウェブ2.0」という言葉はもはや死後だそうだ。本を買って読んで勉強した記憶があるのだが。
本書はTVコメンテーターなどの言うネットのオクブカイ闇(やみ)をあおっているのではない。ネットの普及によって、ジャーナリズムや音楽や出版(googleブック検索)などの文化などが衰退して行くのをそのままにしておいていいのかと問題提起する。アメリカ発のプラットホーム(ツイッターもそうらしい)が席巻するなか「ネットに国境はないはウソ」と国や企業の情報管理のあり方にも警鐘を鳴らす。(今IT界でもっとも流行っている言葉クラウドコンピュウテイングの危険性についても言及している)
著者は、2001年当時 竹中平蔵大臣の補佐官、04年以降は政務秘書官を勤めているが、上記の問題の解決に政府自らの投資も必要ではないかと説く。