↑フロントガラスのコオロギ?日の当たるところで車を止め接写。前へでて撮ろうとしたら逃げた。近づきすぎ。
====================
須磨ノ富士は十両と幕下を行ったり、来たりして十両昇進回数は史上最多。
里山とは平成十七年十一月場所(里山、東幕下4枚目)で対戦、下手出し投げで里山が勝っている。
立合い、やはり須磨ノ富士は里山の潜り込みを警戒、下から突き上げ、激しい突っ張り。
しかし、これはよほど強烈でなければ里山には通用しない。
里山は、何度も突き放されながらも土俵を回りこんで耐え、相手の前まわしを狙う。
しかし、今場所好調の須磨ノ富士にそれも、突き放され、土俵際、最後の突き押しか。ついに里山、二桁負けか・・・。
と、その時、最後の右からの突きを、かいくぐり、須磨ノ富士の胸板に頭をつけて、前へ出た。そこから勝負は、一瞬だった。
というか、頭をつけたと同時に、土俵際、最短距離へ90度角度を変えて出たところで、須磨ノ富士は、棒立ち状態に。
頭と共に両手で胸板を押され須磨ノ富士は、あえなく土俵を割った。
やはり、里山はうまいですね。
アナウンサーは須磨ノ富士の激しい突っ張りを「今場所帰り十両の須磨ノ富士、徹底して突っ張りましたが、小兵里山がうまく、この須磨ノ富士をさばきました」
さばきました、ですか、なるほど、言われてみれば、終始、攻勢にみえた須磨ノ富士は、防戦一方のようにも見える。
====================
今日は千秋楽、いつもより30分ほど早い進行。
最後まで見た。
「これより三役」のあと、小泉首相の名代として(首相の指名だという)、安倍晋三自民党総裁が、内閣総理大臣杯の授与のため客席に着いた。
館内の歓迎の拍手に、立ち上がって笑顔で応えた。
授与が終わっても土俵上から手を振ってお客さんの拍手に応えた。なるほどすごい人気だ。朝青龍がかすむ。
===============
本の紹介
『大相撲大変 』(新書) 松田 忠徳 (著) amazon
著者はモンゴル文化が専門の大学教授。
今、相撲があつい、おじさんだけではないのだ。
若い女性や子どものファンを増やしているという。
外国人力士、モンゴル勢はなぜ強いのか。
「何やっとるか日本人力士」
角界は「大いに変わるべき時」か。
まあ、それぞれご批判もおありでしょうが・・・。
モンゴル入門書としても読める。
===============
これより三役の西方力士
扇の要に 朝青龍(モンゴル・ウランバートル)
両側に、琴欧州(ブルガリア・ベリコタロノボ)
露鵬(ロシア・ウラジカフカス)
現在の大相撲を象徴しているかのような揃い踏み。
今日は3人そろって勝つ。
「番数もぉ、取り進みましたるところおー、かたや、朝青龍、朝青龍うー、こなぁたぁ白鵬ー、 白鵬おー。
この 相撲おう、一番にて、千秋楽にございますうー」
朝青龍、白鵬を寄り倒し13勝2敗、2場所連続、18回目の優勝
======================
里山(6-9)東2 秋場所の成績 千秋楽
千秋楽○ 須磨ノ富士 押し出し
14日目○ 琉鵬 寄り切り
13日目● 大真鶴 寄り切り
12日目○ 駿傑 はたきこみ
11日目○ 武雄山 引き落とし
10日目● 片山 寄り切り
9日目○ 海鵬 押し出し
中日● 皇司 送り出し
7日目● 潮丸 押し出し
6日目● 栃栄 押し出し
5日目● 時津海 寄り切り
4日目● 北桜 押し倒し
3日目● 春日王 押し出し
2日目○ 安壮富士 かいなひねり
初日 ● 鶴竜 突き倒し
=======================
里山、十両全星取り表
1月①●②●③ ④●⑤●● ⑥⑦●⑧⑨ 西13枚目新十両
3月①②●●● ③●④⑤● ●⑥⑦⑧⑨ 西8枚目
5月①②③●④ ●●●⑤● ●⑥●●⑦ 東4枚目
7月①●●●② ③④⑤⑥⑦ ●⑧⑨●● 西4枚目
9月●①●●● ●●●②● ③④●⑤⑥ 東2枚目
11月 平成18年11月12日(日)~ 11月26日(日)・福岡国際センター
========================
旭南海(8-7)西13 秋場所の成績 千秋楽
千秋楽● 玉力道 寄り切り
14日目● 駿傑 はたきこみ
13日目● 皇司 送り出し
12日目○ 海鵬 送り出し
11日目○ 上林 押し出し
10日目● 光法 寄り切り
9日目○ 若兎馬 寄り切り
中日● 時津海 引き落とし
7日目○ 龍皇 寄り切り
6日目○ 須磨ノ富士 押し出し
5日目● 大真鶴 寄り切り
4日目● 栃煌山 押し出し
3日目○ 大翔大 送り出し
2日目○ 猛虎浪 引き落とし
初日○ 出羽鳳 寄り切り
=====================