日曜に行われた皐月賞祝賀会で、牧場の方が話されたイスラボニータの幼少期のエピソードが面白かったので、備忘録も含めて簡単にメモ書きをしたいと思います。イスラボニータは生後5ヶ月で早来ファームへ移動し、その後、1歳10月に本格的な調教を行うため社台ファームに移動するまでの間、約1年間を早来ファームで過ごしました。その間のエピソードです。
移動当時の馬体重は235kg、遅生まれで小さい馬でしたが、移動してきた日、馬運車から降りてくる時の柔らかい仕草が印象的で、担当の方は良く覚えているとのことでした。早来ファームでは、イスラボニータは20頭で一つの放牧地という牧場一の過酷な環境で放牧されていたそうですが、負けん気の強い性格で、100kg以上も大きい同級生相手にいつも突っ掛っていき、生傷が絶えなかったそう。担当者にとって、当時のイスラボニータの印象は、「いつも包帯を巻いている馬」だったと語っておられました。しかし、回復力は目を見張るものがあったと。また、今では脚元の不安はない馬ですが、当時は脚元を腫らすことが多々あり、入念なケアが欠かせない馬だったようです。カタログ撮影前にも脚を腫らせていましたが、持ち前の回復力で見事に撮影日には治っていたそう。また、社台ファームへの移動前にも脚が腫れて、予定通り移動ができるかヤキモキしたそうですが、これまた見事に回復して無事移動できたそうです。とにかく素晴らしい回復力を持った馬とのことでした。
そして、最後にこう仰っていました。「イスラボニータの幼少期を思い返してみて、かつて早来ファームにいた馬でそっくりだった馬がいました。「遅生まれ」、「秋口に牧場にやってきたハナ垂れ坊主」、「大きな馬に食って掛かっては怪我をするけど、治りが早い」。その馬は、我々を秋のパリへ二度連れて行ってくれました。イスラボニータにも、その馬のように人々に感動と勇気を与えてくれる馬になってほしいと思います。」
リップサービスもあると思いますが、比べてもらえるだけで恐縮ですし、光栄です。しかし、それだけ大きな可能性を秘めている馬だということ、素直に嬉しいです。さて、雑誌や新聞でもダービー関連の特集が増えてきて、段々と雰囲気が高まってきました。明日は一週前追い切りが行われるでしょう。とにかく無事に、一歩ずつ階段を上ってダービーへ。ダービーまで、あと12日です。
移動当時の馬体重は235kg、遅生まれで小さい馬でしたが、移動してきた日、馬運車から降りてくる時の柔らかい仕草が印象的で、担当の方は良く覚えているとのことでした。早来ファームでは、イスラボニータは20頭で一つの放牧地という牧場一の過酷な環境で放牧されていたそうですが、負けん気の強い性格で、100kg以上も大きい同級生相手にいつも突っ掛っていき、生傷が絶えなかったそう。担当者にとって、当時のイスラボニータの印象は、「いつも包帯を巻いている馬」だったと語っておられました。しかし、回復力は目を見張るものがあったと。また、今では脚元の不安はない馬ですが、当時は脚元を腫らすことが多々あり、入念なケアが欠かせない馬だったようです。カタログ撮影前にも脚を腫らせていましたが、持ち前の回復力で見事に撮影日には治っていたそう。また、社台ファームへの移動前にも脚が腫れて、予定通り移動ができるかヤキモキしたそうですが、これまた見事に回復して無事移動できたそうです。とにかく素晴らしい回復力を持った馬とのことでした。
そして、最後にこう仰っていました。「イスラボニータの幼少期を思い返してみて、かつて早来ファームにいた馬でそっくりだった馬がいました。「遅生まれ」、「秋口に牧場にやってきたハナ垂れ坊主」、「大きな馬に食って掛かっては怪我をするけど、治りが早い」。その馬は、我々を秋のパリへ二度連れて行ってくれました。イスラボニータにも、その馬のように人々に感動と勇気を与えてくれる馬になってほしいと思います。」
リップサービスもあると思いますが、比べてもらえるだけで恐縮ですし、光栄です。しかし、それだけ大きな可能性を秘めている馬だということ、素直に嬉しいです。さて、雑誌や新聞でもダービー関連の特集が増えてきて、段々と雰囲気が高まってきました。明日は一週前追い切りが行われるでしょう。とにかく無事に、一歩ずつ階段を上ってダービーへ。ダービーまで、あと12日です。
祝賀会の様子を知りたかったので、
本当にうれしいです。
鞍上の合図というより、
自ら前にいる馬を捕まえに行く気迫や、
並んだら抜かさせない根性は、
幼少期の頃から培った物なのですね。
競走馬として素晴らしい素質ですが、
一転すれば引っかかってしまうもろ刃の剣ですが、
陣営が上手く制御しているように思います。
ダービーの祝賀会も開かられることを祈っています。