2010年9月20日(月・祝)
東京オペラシティコンサートホール
どうしてもケフェレックさんの音がききたくて東京へいってきた。
ちなみに私は高速バス愛好者だ。バスの中でぐっすり眠れるのと、夜10時半ごろ
まで、友達とごはんを食べれて、バスで移動し、朝6時ごろ金沢に着くので、
宿泊代もかからず、朝1で金沢で仕事が可能
コンクールの時は、何か事故があったら困るので行きはJR,、でも帰りは友達と
会って高速バスで帰る。名古屋もそうだ。
高速バスも、価格破壊が進み、何と金沢ー東京間、片道2500円!というのが出て、
1万円で2回!往復できるという、信じられない価格が登場し初めてそれに乗ってみた。
さすがに2500円。4列シートで毛布も簡単なものだったが、いつものように着いたのだ!
プログラムは、これです。ラ・フォル・ジュルネと同様、今回は1コンサート2000円で、
2時間おきにステージが展開。この間、ショパンシリーズで、全曲の音楽祭が
あったが、今回は印象派のシリーズで、東京は17日から20日の4日間。
私はその最終日の、14:00と18:00のコンサートを、それぞれ別の友人ときいた。
まず、ケフェレックさんと児玉桃さんのラヴェルの組曲「マ・メール・ロワ」の連弾。
これは、残念なことに、2人の音色がちょっと違っていて、ケフェレックさんの音が
モーツアルト風で、固い感じ。
次に演奏されたクレール=マリ・ルゲさんのドビュッシー 前奏曲1巻。
この方!お上手!本当にフランスのそのままの音。繊細で確かなテクニック。
音色、細かく変化させていて、本当に印象派の曲の演奏。すばらしい!
梶本社長が、「この音楽祭で、好きなアーティストを探してください」と書いていらしたけど、
私、この方大好きです!
そして待ちに待ったケフェレックさんのドビュッシー、前奏曲 沈める寺、前奏曲
2巻。
FF(フォルテッシモ)で、4つかな?オーバーヒ―ト気味の音がでて、ご本人も、
心外だったと思うが、あとは完璧!
テクニック、音色、バランス、音の方向、どれをとってもすばらしくて、
円熟した、しかも、本当のフランスの印象派の音!
ああ感激。この音をもとめて去年からまってたんだわ。
あまりによくて、終わった後、芸大であったシャガール展行こうとおもってたんだけど、
音と、色の印象が混じるといやだったので、オペラシティでじっとしていた。
フロアに、ルネ・マルタンさんと梶本社長と、フロアに大きな華道芸術展示されてた
假屋崎さんが、お話されてた。
18:00の部は児玉さんとルゲさんの連弾がものすごかった!
さっき、2人の音色が同じだから合うだろうなあと思ってきたら、すごいのだ!
2人の脱力のしかたとか、音色がほとんど似ていて、同じように腕を使われるので、
音がぴったりで、まるで1人の人が4本の腕があるみたい!合わせの時間も、
ものすごくあったとは考えられないので、タイミングがほんの少しずれることはあっても、
音色があまりに似ているので、気にならないのだ
ルゲさんは、セカンドペダルも駆使し、2人のバランスも絶妙!
私は、連弾の演奏会は良くいったし、連弾専門のデュオのCDも多く持ってるけど
こんなに、ぴったりの連弾をきいたのは初めて!
そしてケフェレックさんのドビュッシ―の練習曲。
もう何もいいません。完璧でした。彼女の世界に入り込んで、先ほどの演奏の
さらに集中度が増し、本当に印象派の絵画が舞台にあふれる感じ。
あんなピアノの音が存在するのだ!東京まできてよかった。
ずっと待ってて良かった
終了後、ロビーでサインをいただき「昨年の金沢のラ・フォル・ジュルネのモーツアルト
の音が忘れられず、金沢からきました」といったら、
「Mr.INOUEと共演したコンサート、私にとってスペシャルなコンサートだった」
といわれました。
そういえば、IMAのときも、パスキエさんが「Mr.INOUEはファニーだ!」とうれしそうに
おっしゃってました。
ケフェレックさんは、遠いところを見るような目で、とても涼しい表情をされていて、
本当に素敵な方でした
このプログラム、このスキャンではいい色がでなかったけど、ものすごくステキ
コンサートも非常にレベルが高く、すならしいものでした。
たくさんコメントいただいていたのに…
実は本当に、このブログは、Upに時間がかかっていて、資料をスキャンして、大きさに切って、そのくせ、自分で書きたい事が多くて1万字をこえてしまい…
という繰り返し。
前、ランキング参加してた時も、コンサートが近くなるとお休みしていたので、今回もそういうことになりました
Ⅰのほうで、時間があるときまたテーマで書けたらとおもってますので、そちらに遊びにきてくださいね
いくつですか?
か、かわいすぎる
他に3匹いらっしゃるのですか?
いつのトモとガク(死んじゃったけど)
の若い時思い出しました。
ワタクシハ、ケフェレックさんの大フアンなので、そんなこと申しませんが(笑)
でも、ケフェレックさんは、そういうことも何も怒らず、涼しいお顔されると思います
今日は、ダンス踊りすぎました
ジャムとラテン。
ものすごく踊るの好きなんですけど、
ピアノの時間が減るので反省です・・・
おつかれさまでちた。
ワタクシメはその日、能楽堂で定例能を見に行ってまして、よしこしゃまのコンサート会場には出没できませんでした。
そのかわりじゃないですが、ケフェレック現象中のうずまきちゃんの写真をばご覧あそばしてくだちゃい。
【ケフェレック現象状態のうずまきちゃん】
http://picasaweb.google.co.jp/masobillio/By#5523423650126983282
今日は朝からずっとピアノを弾いていて、10時半から、小学校の評議員の会議と、不審者が学校にあらわれたときの避難訓練?見学というのがあり、いってきたのですが・・・
校長室で楽しく談笑し、県警の方に連れられ、もう1人の評議員のかたと教室に行ったら!もう生徒たちは体育館に避難したあとで、
ベランダに出たら、娘の担任の先生と、男性の2人の先生が、不審者役の県警の方とやりあってるところで・・・
その方の演技?と先生方の様子もリアルでリアルで・・・ものすごいです、いまどきの避難訓練。
非常にいい体験をさせていただきました。
ネコちゃんかわいいですね
うちのトモスケは、本当に100歳超えてるんですが、普通に元気。まあ耳が遠くなったのかな?
最近、えさをやったあと、ものすごい大きな声で、犬のように「わーン」となくんです
多分「おれはくったぞう~」と満足してるおたけびだと思うんだけど…
おまけにサインまでいただけて。
ケフェレックさんの演奏中にどこか遠くを見つめながら早くもなく遅くもなく最適なテンポで完璧なテクニックをさりげなく弾かれるお姿が目に浮かぶようです。
ちなみに我が家の毛玉ちゃんズ(アメショー×4匹)もときどきお部屋のなかでどこか遠くを見つめるように一点凝視したりしてますが、その視点の先には何もありません。
っていうか何んかの霊がいるんじゃないかと不安にさせてくれはります。