ジェラシー

2008-10-19 15:48:48 | Weblog
悪意の連鎖、ということを、ときどき、考える。
連鎖

普段、「人の気持ちと立場を慮る」っていうことが、その連鎖をおわらせる方法だと思って、実行しているんだけど、自分の体調や相手との間柄によって、そういう視点が保てなくなることがある。

これは普遍的な話でなくて、あくまでも私個人の話なんだけど。

たとえば、わたしは独占欲がつよい。(人と比べて、の話ではなくて。)

おさない頃、母に執着したのに始まって、小学生の頃から‘親友’と呼べるような友人と密に仲良くなって、そこから生まれる独占欲とか嫉妬心に悩まされた。

しっとしていると、やさしくなれなくなるし、それ以上に、自分がくるしい分、相手を故意に傷つけることばを言ったりする。それもあくまで何気ない感じで。(たぶん、女の子がよく使う、報復のための手段。わかってるけど、こわい。)

そこから抜け出すためにとった私の心理作戦(?)は、自分を舞台の外に出す、という方法だ。

なんていうか、‘自分は関係ないですよー’って思うことなんだ。そして、変なところに気持ちを傾けてみる。

たとえば、親友が他の友だちと遊びに行った、とかだったら、その別の友だちに変に感情移入してみる、とか。やたら、自分から、その子の話をしてみる、とか。まるで、自分がその子をすごく好意的に思ってるみたいに思わせるような話しぶりをしてみたり。

そうやって、感情は倒錯していき、よくわからなくなっていくうちに、しっと心からは一時的に逃げおおせる。

でも、たぶん、この方法は、なんかおかしい。

なんていうか、自分がいなくなっちゃうんだ。

本当の自分はジェラシーでいっぱいなのに、それを認めないで(子どもの頃は、今よりずっと認めるのがきらいだった。それが「プライド」だったらしい。今でもそういうところ、あるんだろうなぁ)、なんでもない顔するから、感情が行き場を失って、ある地点までくると、爆発する。

相手の顔が、文字どおり、見れなくなったりする。

なんとなく連絡を取れなくなっていく。

人間関係は、きずだらけ。
・・・傷だらけのローラ

それでも、うつになって半ひきこもりだった時期に、だれとも会ったり話したりしないと、人間がどれほど孤独になって人間的でなくなっていくか、ということがわかったので、きずついても人と向き合った方がいいことはわかってる。

つらい面ばっかり言ってきたけど、仲の良い人といると、むちゃくちゃ楽しい時も、もちろん、たくさんある。

その分、うまくいかない時に落ちる傾斜がはげしかったりするようにも思うんだけど・・・。振れ幅がはげしいというか。

なんだろう。

たぶん、自分が人を思ったり思われたりすることに、もっと自信を持てるようになって、安心感がでてきたら、すこしはおちついてくるかとも思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憎しみとか悲しみの連鎖

2008-10-19 15:35:50 | 音楽
一青窈 - ハナミズキ


「報復とかっていう言葉がものすごく
 よく叫ばれてたので、
 そういう憎しみとか悲しみの連鎖を
 どうしたら食い止められたり止められるんだろう、
 私が歌うことで、っていうとこから」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一青窈 - つないで手

2008-10-19 12:49:31 | 音楽
一青窈 - つないで手


歌詞
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする