
「勝部の火まつり」が地域では有名で、JR守山駅近くの住宅街の中にあって、なかなか広い境内を誇っています。このあたりは古来物部郷と呼ばれて、この地域にも物部氏関係者がいたんだろう程度の理解になりますが、その火祭りの由来と、弥生時代末期あたりにあったらしいこの地域での大和勢力との戦いが重なるように見えて、そんなロマンをきっかけに参拝をさせていただきました。
・ゆとりある境内。ここで「火まつり」が行われます
【ご祭神・ご由緒・祭祀氏族】
現在は、天火明命、宇麻志間知命、布津主神の三柱。合祀神として住吉大神、猿田彦神も祀られています。「日本の神々 近江」では、物部布津命、天火明命、宇麻志間知命となっていました。明治以前は勝部大明神、物部大明神と称されていたそうです。
1597年の奥書をもつ「勝部大明神記」によると、この地は栗太郡物部荘玉岡郷勝部里で、649年に物部宿禰広国別人連が勝部里を領し、祖神として物部布津命、天火明命、宇麻志間知命の三神を祀ったのが、当社の創祇だとされます。「和名抄」の「物部(毛乃倍)郷」に属した地で、当社はその中心地だとみられます。また、「法隆寺伽藍縁起井流記資財帳」によると、物部郷には法隆寺領の薗地や荘園があったようです。「日本の神々 近江」で宇野日出生氏は、物部氏の滅亡後・・・・・・
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・拝殿
【神階・幣帛等】
【中世以降歴史】
【社殿】
本殿は国の重要文化財に指定されています。1497年近江守護六角高頼が勝部左近太夫重秀と三上越前守頼重を奉行人として再興したもので、1594年には豊臣秀次が・・・・・・
【祭祀・神事】
当社の祭礼としては、以前は1月8日に行われていた火祭(例祭)が有名です。この御祭の由緒として、「日本の神々 近江」で宇野氏は、昔、村の東端の大沢に大蛇が住んでいて・・・・・・
【伝承】
火祭の最近の由緒にある、土御門天皇と大蛇の関係がよく分からないので、この話はまずは脇に置いておきたいと思います・・・・・・
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