秋には紅葉の穴場スポットともなるらしい、素晴らしい神社でした。エントランスの階段の横幅が堂々として、国道の大通り沿いにもかかわらず一歩境内に入ると本当に静かで重厚なたたずまいに癒されました。
【近隣の発掘遺跡】
考古学上の発掘成果によると、伯耆・因幡には、古墳時代中期ごろまでは吉備勢力の影響が強く、その後は北九州勢力の進出がうかがわれます。現社地背後の丘陵には宗 . . . 本文を読む
有名な玉造温泉街の中心部から少し南の、玉湯川の右岸に鎮座します。「出雲国風土記」の意宇郡の条に、”玉作山(花仙山)郡家の西南二十二里なり。社あり”と当社の記載があります。さらに同書では、この玉湯川の谷間と花仙山を隔てた忌部川の谷間の地域について、”忌部の神戸。郡家の正西二十一里二百六十歩なり。国造、神吉詞奏しに、朝廷に参向ふ時の御沐の忌玉作る。故 . . . 本文を読む
(初回投稿'18-12-8より追記更新)大阪、奈良においては、「庶民の霊山」として親しまれてきた生駒山。NHK-BSの紀行番組「新日本風土記」でも、番組テーマとして取り上げられるほど、地域の人々に深く信仰され、多くの物語を持つ重要な山です。
その番組では、山を信仰する多くの人々のエピソードに交えて、少し古代にも触れられていました。1800年前は生駒山の西の麓まで河内湖が迫っており . . . 本文を読む
熊野大社から車で松江の方向に向かって15分程、意宇平野に入ったあたりの谷間の斜面にこの神社は鎮座しています。境内までのアプローチは重厚な雰囲気が有りましたが、大ぶりな石段は正直歩きにくかったです。
・駐車所から少し離れた一の鳥居。参道が長いです
【鎮座地と史跡】
この地域は、古代出雲の中枢部で、奈良時代より前は、出雲国造に率いられた集団が居 . . . 本文を読む
以前に、出雲地域を旅行した際の写真に、各歴史遺跡に関する少々の情報を添えて記事にした事がありますが、特に重要な神社についてはもう少し情報を追記してまとめた直したいと思っていました。この新型コロナ感染拡大でなかなか新しい所に行こうという気になれないので、これをきっかけに始めてみます。まずは、出雲国一之宮とされる、熊野大社です。
・駐車場から望む
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