摂津三島からの古代史探訪

邪馬台国の時代など古代史の重要地である高槻市から、諸説と伝承を頼りに史跡を巡り、歴史を学んでいます

八咫烏神社(やたがらすじんじゃ:宇陀市榛原高塚)~宇陀に坐すサッカー日本代表のシンボル神を祀った人々とは

2021年12月18日 | 奈良・大和
  とてものどかで車で気持ちよく走れる県道31号線沿いにおもむろに鳥居が現われます。神社までは鳥居をくぐって一直線ですが、1台分しか幅がないので、対向車がない事を確認して突っ走ると到着します。鳥見、榛原、墨坂などの「日本書紀」にある地名の痕跡が今も残る宇陀の地で、ずばりヤタガラスの名を掲げる神社です。八咫烏といえば、サッカー日本代表とも縁の深い熊野本宮大社が有名ですが、八咫烏は皇軍を宇 . . . 本文を読む

石津太神社(いわつたじんじゃ:堺市西区)~やっさいほっさい祭の戎社と゛石津原゛の石津ヶ丘ミサンザイ古墳

2021年12月04日 | 大阪・南摂津・和泉・河内
  ゛泉州の奇祭゛として、堺市の指定無形民俗文化財にもなっているやっさいほっさい祭が、毎年12月14日に行われる事で有名な神社です。祭だけでなく、社殿(拝殿、南/北本殿)や境内の鳥居(一の鳥居、二の鳥居)も有形文化財に指定されていて、堺の街中にあって貴重な歴史史蹟となっています。式内論社として、石津神社(陸の戎)と並び称されますが、今回は石津太神社を参拝し、併せて日本で3番目の大きさを . . . 本文を読む