摂津三島からの古代史探訪

邪馬台国の時代など古代史の重要地である高槻市から、諸説と伝承を頼りに史跡を巡り、歴史を学んでいます

誉田八幡宮(こんだはちまんぐう:羽曳野市誉田)~誉田御廟山古墳(応神天皇陵)の被葬者や武家に信仰された歴史のこと

2021年10月23日 | 大阪・南摂津・和泉・河内
  2019年に百舌鳥古墳群とともに世界文化遺産となった、古市古墳群の盟主陵墓である誉田御廟山古墳(いわゆる応神天皇陵)の後円部に接して鎮座し、古くから御陵祭祀を司り続けた宗廟です。ご祭神は誉田御廟山古墳の埋葬者とされる品陀別(ほんだわけ)命こと応神天皇、そして仲哀天皇、神功皇后のご両親を主祭神とし、住吉三神を合祀します。陵墓の祭祀が付属する神社に発展した、全国でも極めて稀な神社といわ . . . 本文を読む

村屋坐弥冨都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ:磯城郡田原本町)~気になる神社名の姫

2021年10月09日 | 奈良・大和
  山の辺の道の錚々たる各社や多神社、鏡作神社などの有名な神社に囲まれて、ひそやかに信仰を伝えているのかと思いきや、ホームページを拝見するとご祭神のイラストやYoutubeアニメ、月替わりの色鮮やかな御朱印や授与品としてヴォイスドラマCDも取りそろえるという、積極的に今時の人の心へ寄り添おうとされている、興味深い神社です。このコロナ禍でもアマビエ様のイラスト御朱印で悪疫退散の御神威を発 . . . 本文を読む