妄人妄語 衆議院議員野田聖子さんの選挙公約消去 有権者・国民を愚弄するサイト一時閉鎖に抗議します!「非道」はどっち?

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野田聖子は県議らのためを本当に思うなら自分の応援をさせるべきではなかったでしょう

2005-09-16 23:49:25 | 野田聖子批判

自民党が野田聖子だけでなく、地元の県議なども処分しようとしているらしいことに関して野田がコメントしていた。

こちらをご覧ください

選挙後、何度か野田は直撃取材に答えていて自分も二回は見た覚えがある。

上のリンク先では野田は自民党が県連を処分するのは「非道」と言い、自分が見たインタビューでは、「自分を応援していた人たちは何も悪いことはしていなので、それは体をはってでも止めたい」などといきまいていた。


この人の言い方ですっかり抜け落ちていると思うのは、自民党本部が処分しようとしているのは、自民党に所属している人たちであるということである。

自民党岐阜県連に所属する県議であれば、党の決定に従わなければ、処分があるのは当然ではないだろうか。

しかも野田は選挙中自分の処遇をめぐって自民党批判を公然と繰り返し、党の政策を批判し続けてきたわけだから、そういう人物を応援していた県議も党は当然処分すべきであろう。


野田であれ、地元の県議であれ、自民党に関係ある人間がこれだけのことをして処分されないとしたらそちらのほうがどうかしている。

もちろん鶴保庸介に関しても同じことが言えるであろう。

野田は県連が野田を応援したら処分されるなどということは想像していなかったとでも言うのだろうか。

しかしそれはいくらなんでも考えが甘すぎるし、野田がもし地元の県議のことを考える人間であったら、自分を応援したら迷惑がかかるということを理由に県議や夫の応援は断わるべきであったのではないか。


もっともこれも自民党が野田聖子ら造反議員に対する処分をためらっていたことにも原因の一端はあるのであって、自民党自身にも反省すべき点はあるだろう。


今回の選挙は「自民圧勝」という結果などから小選挙区制度の特徴が如実に出た選挙だということが言われているが、いわゆる自民党の「造反議員」たちが党の再三にわたる警告を無視して自民党を離党しないまま、しかも野田の場合「自民党岐阜県連公認」という形で選挙に出てしまったというのは、中選挙区制度時代の非常に悪い馴れ合い政治の側面がいまだに自民党に根強く残っていることを示すものでもあるのではないか。


中選挙区の時代には同じ選挙区に同じ党から、三人ぐらいの候補者が立候補して議席を争うということが通常であって、これが中選挙区のもっとも悪い点だというのが小選挙区制度に移行した最大の理由であったはずである。

いわば党内の身内同士で議席を争うということの理不尽さもさる事ながら、同じ党に属しているはずだから政策の違いはないはずなのに何を基準に選挙民は投票するのか定まりにくいという矛盾が中選挙区制度に関して指摘されてきたはずである。

しかし、今回の選挙では自民党の分裂選挙などとも言われたが、小選挙区においてもまたしても自民党が公認していないのではあるが、岐阜一区などの場合、結果として同じ党から候補者が二人出たことになってしまった。


こういう言い方もあまり正確ではなくて、自民党はもちろん一つの選挙区に一人の候補者しかたてなかったつもりであるのに、野田をはじめとする造反議員ばかりか、そうした人たちを応援する地方組織がこぞってその方針をこわす役割を果たしてしまったわけで、これで党からなんらの処分もなされないとしたら非常におかしなことになる。


野田は数年前から野党顔負けの小泉批判を繰り返しているが、今回の選挙の後は、自分のサイトをせっせと消して知らんぷりしている。


野田は選挙直前から選挙公約を出したり消したりしていて、マニフェストどころか、単なるひどい「どぶ板選挙」になってしまった。

しかも、公開討論も地元でのみ放映され、これだけ注目されている選挙区でありながら三面記事的な選挙活動のみがマスコミに取り上げられるまことに後味の悪い選挙になってしまった。


選挙中から自民党にも民主党にもマニフェストなどに関して書きたいことがあったが、野田批判ばかりしているためそこまで手がまわらない。

困ったものだ。


ここ数日アクセス数がすごく増えてますが、何かの拍子に誰かさんみたくバックれたらすいません



                      文中敬称略

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