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事務所費公開で疑問:小沢一郎名義の土地の税金を陸山会が払うように書いてあるようにも見えますが

2007-02-21 23:59:34 | マスコミ批判

民主党の小澤一郎代表が一応事務所費の公開をしたが、いろいろ自分には疑問が残る内容だ。

まず事務所費といっても民主党のサイトにあるものはかなり大雑把なものでしかなく、領収書などはないし、土地に関する書類も東京のものだけのようだ。

ちなみにそれを見るとネットに関する経費がやけに高いと思ったりする。


報道ステーションや朝日の社説などはやはりこれを評価して、あくまで問題を指摘されている閣僚の事務所費公開を求めている。

もちろん問題を指摘されている人たちも公開すべきであるし、国会議員全員が事務所費の公開をするのが理想だが、いずれにせよ、小澤の事務所費公開で明らかになったことはようするに「政治資金規正法は抜け穴だらけだ」ということとマスコミが野党の肩をもってかばうなら国民というよりも「『マスコミに対する事務所費の公開』などは意味がない」ということではないだろうか。

ちなみに自分の意見はたとえばこちらの「続きを読む?」をクリックすると読める日大名誉教授の意見と重なる部分が多い。

さてまず朝日新聞は2月21日付け社説の中で以下のように書いている。

********************************
公表した関係書類は厚さにして20センチにも及ぶ。短時間で精査するのは難しいが、あとはこうした説明を有権者がどう評価するかだろう。それが政治資金を透明にすることの意味である。
********************************

しかし、「有権者」に公開されたのは20センチにも及ぶ書類なのだろうか?

一体それはどこに行けば見られるのだろうか?

これはマスコミに公開されたということではないだろうか?

「短時間で精査するのは難しい」というのはようするに自分たちは早いうちに精査するのをあきらめたということなのだろうか。


よく考えてみるとマスコミというのは政治家のスキャンダルを一時的に騒ぎはするけれど、継続して追求することはない。


小澤一郎にしても佐川事件の時に自民党と佐川のえらい人が会談した時に小澤が同席したということだったが小澤の「自分はお茶くみをしていただけでなんにもわからない」という発言で終わってしまった。

またどこかの業界からの寄付が問題になったこともたしかあったと思うが、その時も国会の中で衛視にまもられながら、マスコミを無視して仏頂面で歩いていた場面がテレビで映っただけで終わりではなかったか。


今回の件もマスコミと野党は一致してこれで幕引きであとは自民党のほうにほこさきを変えて話題をずらそうとしているかのようにさえ見える。


しかし、これはどう考えても納得はできない。


まず第一に秘書の寮をつくると言っても、一体何人の秘書がいて、何人の秘書が寮に住んでいるのか明らかにしたのだろうか。

つまり寮建設の目的がはっきりしない。

小澤の言い分では金をはっらて家賃を払うと献金が減る、というか使われるとか、あるいは安い給料だから、などといっているのだが、いずれにせよ秘書がどれだけ住んでいるのかまず明らかにしなければこういう説明も信憑性は低い。

公設秘書は別にして私設秘書は給料を増やせばいいのだし、やはり蓄財としての側面が強いといわざるを得ないであろう。


かりに蓄財が「合法」であるとしてもその蓄財がどのように使われるのか、それも上に示した日大名誉教授の主張どおりはっきりと書類で示すべきであろう。


また朝日はこのようにも言っている。


********************************
 政界を引退したら「後進への支援や、ライフワークである日米、日中の草の根交流の基金に充てたい」と言う。
********************************

小澤は今64歳のようであるが、彼の年齢などを考えればどう考えたって、秘書の寮を建てるということが、家賃補助の場合と比べて経済的になるのは難しいのではないか。

いずれにせよ、問題なのは小澤が「政界を引退しても寮(など)を残す」とは言っていないようである点だ。

(22日0:20分追記開始「陸山会の資産として残存していた場合は」とあるが、それをそのままの形で生かすのかなど曖昧にも思える。追記終わりかと思ったら
0:24分再追記:ようするに「陸山会の資産として残存していない場合」もあるということですね。それは具体的に言うと一体どういう「場合」でしょうか。)

この言い分だと、ようするに彼は引退すれば不動産を処分するつもりだということであろう。

しかしここで朝日が書いていないことを小澤は言っている点を指摘したい。



こちらの文書には「第一に後進の人たちの支援のために使いたい」と書かれている。

「後進の人たち」の中には自らの息子や親せきなどが含まれているかどうかは明らかではないし、かりに陸山会の金など(などはあとから追加)が「後進の人たち」に移ったとしてその金など(こっちの「など」はさらにあとから追加)がどう使われるのか調べる手段が保証されるとは限らない。

次に小澤および民主党は政治団体の土地不動産を代表個人が登記するのは合法であると何度も言っていて、昨日の報道ステーションでも司法書士が「電話インタビュー?」で「合法である」というようなことを言っていたが、小澤名義の土地などに関する税金はいったい誰が払っているのかという点は明らかにされていないようだ。

もちろん政治団体の金で個人名義の(追記:「の」ではなく、「で」にすべきか)土地が買われるというのも驚きだが、小澤が公開した確約書(22日未明追記:これは確認書の誤りでした。以下同じです)の一つ(こちらのやや下にある深沢の土地に関する確約書)に書いてある「売買代金並びにその他購入に要する費用並びに、本件不動産維持に要するは費用は甲がこれを負担する」という部分は税金も全て陸山会が負担すると書いてあるようにも読めるが、もしそうだとすれば税法上の問題はないのだろうか。

むろん税を誰が払っているのか分からないがいずれにせよその書類も理解に苦しむ部分がある。


まず「甲」というのは陸山会だが、代表が小沢一郎であり、「乙」は小澤一郎である。

ようするにこれは同じ人のことであると思われるが、同じ人が「甲」と「乙」として同じ書類に二度現れるのは自分にはよく分からない。

つまりこれは一見なにかの「契約」をした書類に見えながら、自分が自分と契約した書類ということであるのだろうか。

それを確約というのだろうか。。。

22日追記「確認」の誤りでした。

自分ひとりの誓約書にでもしたほうがよさそうに思えるがとにかくこういうことを断わらねばならぬこと自体不自然であるし、小沢が何度もいくつもの書類で言っていることと同じことが書かれているので、自分のようなものにはどれがどれやら分からなくなる。

甲も乙も同じ人だとすれば、「甲の指示なく処分し」という部分もしたがって、自分で決めて自分に「指示」すれば処分などもできるということになりかねないのではないか。

また小沢(澤?)は権利能力なき社団たる政治団体が不動産を取得するには代表名義で取得するしかないかのごとき書き方をあちこちでしているが、その法的根拠などがどこにあるのか示されていないようだが、ということは共同名義にするなど他の手段は無いということだろうか。

また深沢の土地に関する「確約書」には日付が書いてあり、「平成17年1月7日」となっている。

しかし土地売渡証書の日付は難しい漢字が使われていてよく分からないが、「平成16年10月29日」であり、売買契約書は「平成16年10月5日」になっているようだ。

確約書が売買契約成立後に書かれるというのも自分には不自然に思える。

しかも、この書類の文面では「購入するものである」などと書かれていて、まるでその書面ができてから土地を購入するような書き方になっているようにも思えるがこれはいいのだろうか。。

また「便宜上」などという言い方もまるで違法行為をしたのではないですよ、と変な言い訳をしているようで果たしてこのような文面にふさわしいか分からない。

また万が一乙がこの書類を反古にしようという時には、自分で自分に内容証明を送るのだろうか。。。

考えれば考えるほど自分にはわけがわからない。

むろんこの確約書の存在自体が自分には理解に苦しむものであるが、この書面の書き方を見ているとまるで誰かがなにかに急かされて書いているような印象さえ受ける。



自分はこうした文書や法律には詳しくないが、やはり一般庶民に分かるような書類とは言いがたいし、それぞれの書類を説明したうえで、書類ごとに別々にリンクを貼るべきではないか。

いかにも民主党の説明は「違法ではない」という点だけを大雑把に言っているだけにも見える。


さて最初のほうで紹介した日大名誉教授は小沢に公正証書を作ることを要求しているようであるが、この書類(深沢の土地に関する確約書)自体せめて他のたとえば副会長あての書類にして公正証書にすることはできなかったのであろうか。

どこか公正な立場で文章を保管している側の日付入りの割り印が押してあったほうがその文書の信憑性が保証されると自分は思うのだが、違うのだろうか。


また一方の小沢の方は署名だけであるのもよく分からない。


とにかく分からないだらけだが、自分には関係ないのでこの辺でやめておくが、いずれにせよ言いたいことは、政治資金規正法などで(政治資金収支報告書?の中に)政治団体が届けるべきものの中に土地や建物などが含まれているのは、政治団体が不動産を持っていることが合法であるということよりも、政治家などが金以外のもので不正な寄付などが行なわれていないかどうかなどを監視するのが目的ではないかと自分は思うということだ。

だから小沢にしろ他の大臣にしろ政治資金報告書に載せているから合法だというのならそうとは限らないとも思う。

つまり報告書の内容をきっかけとして違法行為が発見されたり批判されたりするのはあたりまえではないだろうか。


自分は法律には詳しくないのでまた調べて直したりするかもしれません。


自分の意見としては書類に署名するときは住民票がある住所を書いたり、ハンコをおすときは、自分の署名を二度するときはせめて同じハンコをおすのが普通と思っていましたが、あの確約書でそれやるとかえって変な気もするし、よく分かりません。



小沢が正しいのか、小澤が正しいのかは分かりません。

一箇所小澤にすべきところを間違えましたが、それがどこか見失いました。

すいませんが、疲れたのでまた気づいたら直します。

それと文中敬称略です。

とりあえずタイトルの中の「は」を「を」に変えました。22日0時34分。

「確約書」とあるのは「確認書」の誤りでした。22日2時11分追記



古館さんは沖縄科学技術大学院大学の設立が自民党のマニフェストに載っていたの知らなかったんですか?

2007-02-20 17:45:01 | マスコミ批判

昨日の報道ステーションでは国会の質疑の内容が一部でていたが、それはこの件に関する民主党の質問に関するものであった。

尾身大臣の答弁も少しは映っていて「民主党は沖縄科学技術大学(以下「沖科大」と略記:それにしても何でこんな長い名前の大学をつくってしまったのか。「沖大」と略そうとして沖縄大学という大学の存在に気づいた。東大と言えば東京大学のことであろうが、東洋大学のことはどうなるのか。しかし、東洋大学より東京大学のほうが先にできたのだろうと思うが、だとすれば別にそれでもよいのか。長すぎるカッコですいません)に反対なのか?」と切り返していたが、いずれにせよ沖縄に限らずこの国は大学が多すぎるのではないか。

しかも政府が作った大学で「ものづくり大学」というのがあったはずだが、あれができた当初あれだけ政治家の倫理がとわれたにも関わらずまた大学をつくって、「民主党は反対するのか?」などとふてぶてしい態度をとるのはじつに見ていて腹立たしいが、それ以上に救いようがないほど情けないのはまたしても報道ステーションのこの問題の取り上げ方と古館一郎のコメントであった。

まずこの問題に関して、たとえば「アドバイスを与えた」というようなことであれば、直接財務省に圧力をかけたというようなことではないと思うが、さてそれでどういう法律違反になるのか、ならないのか、という点はまったく解説などは無しにおどろおどろしい音楽をかけて大学の一部の建物を映し出したのは倫理的に問題がありはしないか。

たしかに尾身のほうにも問題はあると思うが、尾身自身はアドバイスを与えた点は否定している。

献金については認めているようだが、自分にはこの大学を作ったこと自体がそのような献金を生み出したもとであって、この大学の構想が出たときにそういう可能性も踏まえて批判すべきであったと思う。

報道ステーションに腹立たしい思いをしているのはようするにそういうことであって、自分がこの大学の創設に賛成しているとか尾身のことをかばっているというのではもちろんない。

むしろ逆で、自分はこの大学に関してはこないだの選挙の時に問題だと思って選挙の直後に反対のエントリを書いた覚えがある。

古館はこのニュースをしめくくるに当たって政治家というのは「選挙の時には政治家はマニフェストをつくるが。。。」と言っていたようであった。

。。。の部分はよく分からなかっだが、どうも「実行に移さない」ということを言っていたようであった。

だとすればであるが、こないだの選挙の時の自民党のマニフェストにこの大学のことは書いてありますよ。

自民党のマニフェストを古館さんは読んだんですかね。

お題目をたくさん並べてあるようなマニフェストではありましたが「気づきにくい」とかそういうことはないはずですよ。

10分もざーっと目を通せばすぐ気がつくと思うんですよね。

ようするにそばにいた加藤千洋もふくめ、見てないんでしょう。

学者先生に説明させて自分たちはそれをなぞるようなことしか言ってなかったんではないでしょうか。

自分の目で見て自分で考えるということはしなかったんですかね。

ただ昨日の国会質疑でマニフェストに書いてあったことを尾身が言ってないかどうかは分かりませんよ。

なにせ編集されてますから。

何が言いたいかと言うとですね、ようするに自民党からすればこの大学の設立というのは自民党のマニフェストに書いてあったわけですから、これには国民の圧倒的な賛成が得られたことにして自民党は実行に移しちゃったわけです。

ですから野党はいまさらこれに反対、とは言いにくいでしょうし、マスコミにしてもあの選挙のときこの大学のことは一切取り上げなかったわけですから、この大学にすごい予算が使われているとかそういうことは今さら言う権利はないですし、法律に違反してなければ献金に関しても批判するとまずいのではないでしょうかね。

きっとこの辺で批判がましいことはやめるんではないですか?

そうした方がいいでしょうね。

加藤にしてもこの選挙の争点は「郵政民営化」ではないと思う、とかいいながら、一体ほかにどんなことを言ったというのですか。

どこの誰だったかもう忘れましたが、大学の先生を呼んできて(そうすれば公平に論評しているように「見え」ますよね)いろいろ点数をつけさせていたけれど、大学の先生は新しい大学を作るのは税金の無駄だとは口が裂けても言えませんからね。

国民の目をだましているかのような解散であるともいろいろ引退した政治家とかコピーライターに言わせてましたが、ようするに国民をだましたとすれば、それはあなた方マスコミの仕業だと思いますよ。

だって一方で財政支出を抑えることを目標に掲げながら沖縄にまた大学を作るなんてそりゃどう考えたって財政改革の姿勢がなってないと言えませんか。

そういう点を指摘できないでいて、何が郵政が争点ではないですか。

朝日新聞なども大学に関しては一切口をはさめねいんでしょうかね。

自分はたしかこの大学の創設に反対したエントリーを書いたはずですが、検索しても今は見当たりません。

なぜかは分かりませんがきっと大学の正確な名前を書きそこねたということでしょう。

他にも検索して出てきそうで出て来ない検索にでてこない人名とかいろいろありますがね。

沖科大という略称も今までつかうの忘れてましたが、とにかく沖縄にどれだけ大学があるんでしょうね。

数えたことはないけどたくさんあるはずですよね。

本当に必要なんですかね。

民主党の岡田さんは定率減税の廃止に関して「サラリーマ増税はしない」という公約に違反する、とさんざん安倍さんに迫っていたようでしたが、自分は正確なところは分かりませんが、少なくとも沖縄科学技術大学院大学自民党のマニフェストに
載っていたわけですから民主党はそんなに追求できなでしょうね。

ノーベル賞学者がこの大学の構想に加わってるみたいなこともこの大学のサイトには書いてあるようですが、その人たちはそこに教えに来るんでしょうか?

すでに少しでも国会で問題にされる大学に関わるなんてノーベル賞が泣きますね。


ちなみにまったく話は変わりますが、昨日は筑紫哲也が小子化問題に関して話していて地球全体では人口爆発があるという事に関して「雑音」とか言っていたようですが、この人の話そうとしているんだか話すのをやめようとしているんだか分からない話し方のほうが自分にとっては雑音ですよ。

むろんそのシンポジウムのような席に参加していた方々も「対策は急げ、効果は急ぐな」とか、ようするに少子化問題に関して発言している人たちの責任は問うな、といっているようなどうしようもないたぐいの話しばっかりで飽き飽きしましたよ。

(塾にいかなくてもいい)「公教育の復権」とかなに言ってるんですかね。

自分もそうですが、どんなに教育を受けたってようするに中身がない人はないわけですからそういう高等教育にこだわった考え方自体が少子化問題の根本にあるのではないですかね。

問題を作っている張本人たちがいくらしゃべっても解決するわけないです。

ですから沖縄科学技術大学院大学の話も同じで、これを選挙のときにまったく問題視しなかったマスコミが今さらこの問題をとりあげたって遅いんですよ。

昔、古館のことを「頭いい」と言っていた大学の同級生がいましたが、果たしてそうなのか???と思っていましたが、やっと自分が思っていたことが世間に認められることになりつつあると思ってうれしいぐらいですね。

あの人は声もきれいではないし、いろいろ関係ないことを思いついたまましゃべってるだけの人ですから、それは「頭がいい」というのとはちょっと違うと思っていましたよ。

逆にある意味ニュースキャスターには向いているかもしれません。

あれぐらい歯切れよく単純にニュースについてしゃべれる人というのはニュース番組にはうってつけです。

万が一報道ステーションと契約切れたら筑紫さんの後をついでほしいです。

きっと両方とも変わらないでしょうね。

古館らマスコミは「当て逃げ」と決め付けていますが、幸吉丸の方は大型貨物船に気づかなかったんですか?

2007-02-15 17:35:54 | マスコミ批判

幸吉丸の事故に関してはあまり知らなかったのだが、とりあえず昨日の報道ステーションを見た。

「当て逃げ」を否定していたマルエーフェリーに対して、「そんなことはないはずだ」とばかりにこの番組に限らず東大教授がレーダーに映るはずと言ってる証言などを出しているが、本当にこの人たちは当て逃げしたと思っているのだろうか。

テレビを見ているといかにも東大教授や船舶関係の人などが「当て逃げした」と主張しているように見えるが、自分にはそのことがまず疑問符である。

専門家がどうこういう前にまず大型貨物船と小型漁船と衝突した場合、まずどちらが衝突の危険に先に気づきやすいかなどを考えるべきではないか。

テレ朝は問題の船が東京に近づいているところに船を出して中継していたようだが、そのビデオを見ればどう考えたって小型漁船の方が先に大型貨物船に気づくはずだと思う。


したがってこのニュースのなかで以下のような発言には首を傾げざるをえない。

こちらをご覧ください


************************************
12日に救助された船長是沢幸広さん(48)(日向市細島)ら乗組員3人は「大型船に衝突された。船体に漢字が見えたが、日本の漢字ではなかった」と話しており
************************************

「衝突された」と言っているが、大型貨物船が小型漁船に衝突するという事はできるのか疑問である。

どう考えたって小型漁船の方から大型貨物船に近づいたということの可能性のほうがまず高いのではないか。

またテレビではかつて同じ船が起こした衝突事件での「被害者」の証言を出していたが、その裁判の結果など詳しいことは一切でていなかった。

とにかく一方的に「大型貨物船」が小型漁船を「当て逃げ」したと決め付け、一切反論はさせないし具体的なことも一切言わさないわけである。

これは柳澤発言でも見られたような、マスコミによる一種のファシズムだといってもいいのではないか。

ファシストににらまれた側は反抗すればするほど自分たちの立場は悪くなるので、全てに関して謝る以外のことはできなくなる。

しかし、この事件に関しては今まだ捜査が始まったばかりであるが、とにかく結果はすでにマスコミや一部の船舶に詳しい関係者や専門家によって決められているわけである。

何度か船に乗った事のある人、あるいはテレビなどでこの船を見た人はこの大きな船の船体を一目見ればこれが少なくともどの国の船かは一目瞭然であり、漁船に乗っている人であれば会社の名前だってすぐに分かるはずなのである。

したがって、上のページのタイトル自体が非常に不思議であるし、幸吉丸の船員の証言で「日本の漢字ではなかった」という部分はどう考えても不自然である。


たいていの人にとっては幸吉丸があたったことに大型貨物船が気づかなかったことが「不自然」とうつる様だが、自分に言わせれば幸吉丸が大型船の会社がわからなかったこと、さらには「衝突された」と言っていることのほうがよほどふしぎである。

そもそも「当て逃げ」という乗用車と自転車の衝突の場合に用いるような言葉を用いていること自体が船の衝突ということをどれだけ理解しているか疑わせるもので、マスコミだけでなくコメントしている学者や船舶関係者にしても果たして一体何度類似の船舶に乗った経験があるのか聞きたい気さえする。


まず幸吉丸は9トンほどで貨物船は4000トン近くであるらしい。

あたった部分は船首付近のようだ。

当日の天候はよく分からないが、波もあるだろう。

貨物船には13人乗っていたらしいが、まず操縦する部屋は船体の上のほうにあるので、衝突した音は聞えないであろう。

また無線が流れっぱなしになっている可能性もあるので、なおさら気づきにくいであろう。

またレーダーに関してもどれだけ精密にうつるのかは分からないが船舶法で最新のものを装備することが義務付けられているのかどうかも分からない。

東大教授がレーダーで分かるはずであると断言するにはそれなりに根拠を示すべきだと思うのだが、全く具体的根拠は示されなかった。

また衝突のさいは波と一緒に当たるので音も衝撃も波にかき消される部分が多いだろう。

それと波はそれほど大きなものではなくても船は波の間に見え隠れするものだし、波自体も白く立ってくるので、船と波を見分けるのも難しいのである。

また船が揺れている場合などにいかりが揺れる音が響くことなどはあると思うし、すえつけの家具などが揺れてカタカタなることもあるであろう。

また船員同士話していたりなどすれば外界からの音は聞えにくく、よほどの衝撃がなければ、むしろ異常事態には気づきにくいのではないだろうか。

したがって、大型船の方から小型船を見つけるのはかなり難しいし、ぶつかっても大型貨物船の方が気づかないというのも決して信じられなくはないというのが自分の理解であって、マスコミなどがそれとまったく逆の見方をしているのは、船に詳しいとかそういうレベルではなくて、被害者が出た小さい方は「善」で、被害者を出した側は加害者でありすなわち「悪」であるというきわめて単純な勧善懲悪にもとづいた国民感情、大衆心理を利用として、自分たちが「弱いものの味方である」という印象を無理やり作ろうとしているだけでにすぎない。

古館は不二家の話しなどを持ち出して企業倫理を云々していたが、果たして幸吉丸のほうにはまったく問題はなかったか。

漁船ということだが、なぜカメラマンが乗っていたのだろうか。

貨物船は日程も決まっているし、船員はものすごい激務ではないだろうか。

一人は調理師であるとすれば、三食毎日準備し,かたづけるのも大変である。

航海士ももちろん緊張があるだろうし、那覇と東京だと片道3日弱だろう。

そのほかの船員の仕事は荷物の上げ下ろしや設備の保守点検などがあってけっこう大変であろうから「見張りを付けろ」と言ったってそれも常に完璧は期待できるかどうか難しい。

小型船が大型船にぶつかるまで気づかなかったのに大型船のほうが気づくのはむずかしいだろう。

それはかなりきついたびであるはずだが、離島にくらす人たちにとってこの船や会社がどれだけ必要なものであるかなどはまったく報道されていない。


これだけマスコミからたたかれれば、自分も残念ながら見殺しにするしかない。

しかし今のように貨物船の側だけをたたいていればこれから安全が確保されるというものではないだろう。

今までの事故にしたってどちらに有利な判決が出たのか知らないが、注意義務は小型船舶にあるとしなければどうしようもないと自分は思う。

マスコミも勝手にこの船に近づいて撮影しているがそれも危ないですよ。

マスコミはいつも問題があがるとそこへちかづいて行って「おすなあぶない」と叫ぶわけであるが、おかしな話である。

もうすぐ沖縄に向けて出向するらしいが小型船などのほうにこそ気をつけてほしいと思わずにはいられない。


古館やマスコミは自分たちと違う意見は一切シャットアウトして自分たちの主張に沿う意見ばかり流しているようだが、そっちのほうがむしろ企業倫理をとわれるべきだと思うが、企業倫理がない連中には倫理を問うても無駄であることがよく分かった。

それとこんなに毎日タイピングしてると腕や背中などは痛くなるし疲れるということもよく分かった。

マスコミのファシズムによって地方の物流などに重要な役割を果たしている船舶会社が抹殺されるのを見るのは悲しいがどうしようもない。

郵政民営化で地方が困ると言っていたが、この報道の仕方こそ中央の発想による「地方切り捨て」である。

以下15日22:50頃追記
今日は古館はフェリー会社は気づかなかったではなく見張りをつけて気づかなきゃいけないと言ってましたが、では、幸吉丸はぶつかるまで気づかなくてもいいわけですかね。
ようするに関係ない人があたりまえのことやら適当なことその場その場しゃべってるだけだね。
もうテレビなんか見たくないよ。とかいって見てる自分。。。。

でもなんか微妙に言い方昨日と変化してない?

意外とちゃっかり一歩後退してるような。。。

という自分も何度か書き直してますがね。

どうせこのフェリーの会社は抗議できないようにさせてるんだから自分が何を言っても無駄だけど。



共産党はOECDのの統計を意図的に部分的に利用して日本は貧困だと言っているのではないか

2007-02-14 23:58:06 | マスコミ批判

昨日の共産党の志井委員長の質疑は非常によく分からなかった。

まずレジメのようなものを配っていたようではあったが、それがどのようなものであったかなど自分ははっきりとは分からないが、ここの一番下に載っているもの(がその一つ)だと推測される。

カッコ内は2月15日の0:30の追記です。


こちらをご覧ください



「をもとに作成」と書いてあるから、それそのものではないことがまず問題であって一部省略していることは明らかである。

事前に渡していたものもこれかも知れないがいずれにせよそのもとになった物自体は分からないもののそこにある数字から判断しておそらくこここにあるFigure2ではないかと思われる。

lこちらをご覧ください

自分はこうした統計というものに詳しくはないどころかあまり信用してもいないがこの統計自体がまず分かりにくい。

ちなみにFigure3はほとんど分からない。

さてその上で非常に気になるのは、ようするに昨日も指摘したようにやはり共産党はそこに書かれている全ての国を取り上げていたのではなかったようだということが一つ。

もっともそのもとになるものもそれほど多くの国を取り上げているわけではないからいいのだ、と言われればそれまでであるが、まずこの統計がどういうものであるのかもう少し考えてみると、それぞれの国に対して三つ指標ともいうべきものが示されている。

1子供がいる家族

2働いていない結婚していない親

3働いている結婚していない親

というわけで、まずここで共産党が取り上げているのは3のみだということが分かる。

もちろんもとになるものがこれとは限らないから、確かなことは分からないが、どう考えたって3のみを調べて論じるレポートというのは不自然だと思いませんか。

それとこのレポート全体の趣旨をまず自分の英文読解でかってまとめさせていただければ、貧困というのは公的扶助では根本的な解決にはならないので就労支援が大事であるということを言っているようですね。

つまり、このレポートが言いたいのは2よりも3のほうが貧困の度合いが少ないということを示したいがためにこういう棒グラフをつくったらしい。

共産党は何を見て作成したのか知らないがそういうことは全く触れていないね。

しかしこのレポートの中で自分がみた限り日本は全く言及されていないんだよね。

なぜかと言えば、日本に関して言えば、2よりも3のほうが貧困の度合いが高くなっちゃってるからね。

もちろん賃金が低いということは考えるべきである。

何の賃金かと言うと、おもに「非正規雇用」ということでしょうが、これは麻生さんが誰かから聞かれて「なんていうんでしょう」とか「そういうのは英語にはない」とか言っていたけれど、partーtimeとかpart-yearとかではないですかね。


すいません違った、正規雇用というのを聞かれたのか。

fulltime を使って何かいうのでしょうね。

話をもとにもどしますが、日本においてなぜ2よりも3の方が貧困の度合いが増えるのかと言えばこれはもしかしてたとえばですけれども離婚してシングル・マザーになった女性が生活保護を受けずにパートで働いた場合に生活保護の額だけもらえないのでそういう人のほうが貧困の度合いが高くなるというケースも考えられるということではないでしょうか。

こういうことは自分は全く詳しくないので確かなことは分かりませんが、この統計から見え隠れするのはようするにそういうことでしょう。

働いてないのに働いてる人より貧困でない、というのはそれとかたとえば失業保険をもらっているほうが、パートで働き出すより収入が高いとかそういうことなどもあるかもしれないけれど、要するにとにもかくにも公的扶助が高いということを意味しているのではないでしょうか。

つまり共産党は最低賃金の話をしていたようだけれども、それを国家が介入するというのは共産党の意見としては納得はできるけれどもとにもかくにもそういうことをいうのであればシングルマザーにおける生活保護などの需給率の国際比較とかそうしたものも統計として出さないと議論にならないでしょう。

それと柳澤発言をドイツの新聞が批判していたとかいろいろ言ってますが、ドイツは少子化にかなり前から悩まされていて高学歴社会であることなどもあってかなりな労働力不足に悩まされてトルコなどからかなりな移民を受け入れてる国ですよね。

ですから柳澤発言を批判するのはいいけれども、ではどうやって、日本は少子化問題を克服してゆくのかという手段なり対策を示さずにただけしからん、けしからん、けしからんといってもどうしようもないでしょう。


要するに共産党はこの国はまともではないとかいろいろ言っていますが、富の再分配がうまく行っていなくて子供がいる世帯が苦労しているといっていますが、それはどう考えたっておかしいのではないでしょか。


外国と比べるまでもなく独身の人とお子さんがいる人とどっちが税金余計に取られてますか?

どっちが公的サービスをよりうけていますか?

独身の人は子供がいる人だと税金をとられない収入でも税金をがっぽりとられ、しかも子供がいる方は義務教育はただ。


夜遅くまで学校のグラウンドも灯りがつけっぱなしでサッカーとかやってますよ。

独身の人は年とったらよぉおおっぽど国に面倒見てもらわなければ割りにあわない、と思う人もいるのではないですか?


富の再分配はようするに行なわれていますよ。

修学旅行にいけない生徒さんの話をしていましたがね、修学旅行に関して生徒自身の積立金だけでやっているのかどうかとかそういうことも説明してくれないとわからないです。

ちなみにこういうことを調べたいと思って日本修学旅行協会のサイト(こちらですね)などを見てみましたが、海外の修学旅行をしているのが私立か公立かで分けて統計とってほしいなどいろいろ希望はあるのですが、はっきり言ってよく分からないですね。

ちなみにこの団体もいわゆる特殊法人なのかもしれませんが、収支予算書などを見ても極めて大雑把な数字がいくつかあるだけでしたから、税金からお金が入ってるかなど全く分かりません。

とにかくよく分かりませんが、修学旅行に関してはできるだけ安くで済むようにすればいいということではないでしょうかね。


とにかくこんな無意味な質疑をしているというかはっきり言って自分たちの都合の言いような数字だけ持ち出して質問というか詰問してしかもまともに反論できない大臣たちを見ていると本当に日本は無駄なことに金を使っているな、と思わずにはいられません。


とにかく国会中継はもういいです。

共産党も志井委員長の国会質疑の模様のビデオ流してますけど、NHKは許したということすね。

自分がいいと言ってもこういう場合によそから許可がでない場合もなきにしもあらずかもしれませんが、自民党は文句は言わないのでしょうかね。

なんでこういうことをいうかと言うと志井委員長の質問がどうしようもないと思うだけでなくてその後ろで某自民党の代議士さんと思しき人が寝てるあるいは眠そうにしている、もしくは眠そうにしているように見えるんですよ。


追記:すいません、寝てはいないようでした。

睡魔と闘っているようには見えますが。。。



あまりおもくなかったですが、見るとき気分は重くなるかもしれません
↑の右下のムービーを見てください。

時間の無駄と感じる人も多いかもしれませんが、自分は見ました。

確認のためまた見るようなことは勘弁してください。

といいつつまた見てはいますが。。。


その睡魔と闘っているように見える人にとってはたまらんでしょう。

自分もたまりません。


とにかく国会議員は何もしない方がよっぽどいいです。

かえって頭にきます。


というか寝ててくれた方がいいですね。

おかしな質問するよりは。



共産党志委員長の国会質疑で賃金の安過ぎる職場を具体的に言ってしまったけどいいのか?

2007-02-14 01:20:10 | マスコミ批判

今日の国会の審議の模様の一部を見たが、特に民主党の質疑は全くつまらないものであった。

しかしここhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070212-00000003-san-polに書いてあることだと今日質問した人たちは皆さん民主党の「最強バッター」だとか。。。

「最強バッター」がいるということは「最弱バッター」もいるということですか。

それは誰ですか?

まさか鳩山さん自身とか。。。

ほかの人が最弱バッターじゃ失礼だし。。。


自分に言わせればこの発言もこれまた問題発言ですよ。

誰かをほめればそれ以外の人には心外なこともあると自分は分かっていますからあまり言いませんが、何が問題かというとたとえば岡田さんとか前原さんといった人たちがいつまでも本当に「最強バッター」じゃ困るわけですよ。

ようするにもうこの人たちが最強バッターでは困るということが分かってないところが民主党の危機感のなさの表れなわけで、はっきり言って解党的出直しとか言っていて何にも変わっちゃいないじゃないですか、とさえ言いたいですよ。

たとえば前原さんはなんだか六カ国協議で日本は拉致問題にこだわるべきではないと言いたかったんですかね。


北朝鮮が暴発したら一番脅威なのは日本にとってであるとか言ってましたが、それはあたりまえじゃないですか。

というより実際六カ国協議で今まで日本は拉致問題にこだわってきましたか?

こだわってないでしょう。

つまり、最強バッターの一人である前原さんは日本が六カ国協議において今までとり続けている姿勢をそのままそれでいいといっただけじゃないですか。

これでどうして質問できるのか本当にどうしようもないですよ。

高坂先生の教え子ってそんな程度なんですかね。

驚きましたよ。


ちなみに北朝鮮の崩壊を恐れて交渉すべきではないということはたとえば佐藤優さんとか講演などで述べているようですから、少しはそういうのでも読んでくださいな。


それと他にもいろいろ言いたいコトはあるわけだけど共産党の志井さんは子供の貧しい度合いを測った物を持ち出して諸外国と比べて日本が貧乏だって、そりゃアメリカとかそういう西側先進国と比べたってしょうがないでしょう。

柳澤さんはそれは2000年の数字だとかいろいろ言っていたけども、それより何よりアジアの中でどうかということをなぜ言わないのですかね。

アジア外交重視とかいろんなことを普段は言ってませんでしたっけか。

何もアメリカとかと比べて張り合ってもしょうがないでしょう。


それと格差問題に関して賃金のことばっかり言ってますがね。

賃金上げたら物価に跳ね返ってこないかどうかとかそういうことも論ずるべきではないんですかね。

自分の感覚としては住宅などは高いけれど、食料品や衣料などはそこそこに安いと思うのですが、それはまさに企業が非正規雇用で安い労働賃金でやってるから実現していることだと思うわけです。

もし賃金を上げても、物価が上がったらもともこもないわけでしょう。

ですから低賃金がけしからんというならそのぶん低賃金で働いている方に対するお礼を毎度毎度いうべきではないのかと思うのですが違いますかね。


何でこんなことをいうかと言うと志井さんの質問の中で賃金が安い例としてかなり具体的に大阪のある職業に言及していましたが、そんなことテレビ中継も入ってるところで言ったら失礼じゃないですかね。

子供とかがそういう情報得たらその地域で父親がその職業についてるお子さんはいじめられるかもしれませんよ。

そういうことはもし問題にするのなら当涯地域の労働基準監督所とかそういうところに指導させればいいでしょう。

テレビに映るからというので最強バッターを出すというのもおかしな話だけれでも、やっぱりそれなりに配慮すべきこともあるのではないか知らん。


それとね、シングルマザーがお子さんにたくさん食べされることができないとかいろいろおっしゃるけれども、学校の給食費とか払ってない親御さんとかすごくたくさんいるわけじゃないですか。

そういうことはどう思うんですか。

つまり払えないということでしょうけど、そういう人のお子さんに対しても政府は一日三食のうちの一食は全く無条件で出しているわけですよ。


そういうことに一切触れずに質問するのはおかしいし、政府側も全く触れないのはどうかしてるというよりこんな国会質疑意味ないですよ。


書記をやとって速記をさせる意味ないというか、あの委員会室の電気代がもったいない。

国会の委員会なんかやめて官僚が作った予算案をそのまんま通せばいいでしょう。

亀井さんも単に演説してるだけだったですね。


強いバッターではあるけれども。


きっと国民新党では最強でしょうね。


この人のお兄さんは、柳澤発言で不信任決議案出そうとしているらしいですね。

とにかくはやく解散してほしいです。


といっても参議院には郷ひろみが自民党から打診されたというし、もうどうしようもないですね。


そういう発想がまず分からない。

とにもかくにも自民党も安倍さんもいかにも金持ちケンカせずという雰囲気なのが納得できない。


野党が怒るからといって遠慮しているのかもしれないが、これではしょぼくれた老人たちが虐待されている場面をテレビ中継しているみたいで見ている方は気分が悪い。




常盤台で自殺未遂の末警官を死なせた女性を未必の故意による殺人罪で起訴すべき

2007-02-13 01:33:58 | ど素人による法律問題

常盤台で自殺しようとした女性をとめた警官が亡くなられた。

ご冥福をお祈りします。

この事件に関してはあまり情報を得てはいないし、警察官というのはいざとなれば自らの生命を省みることなく人の命を救うべき時もあるとは思う。

しかし、この事件の場合、死のうとしていた人を無理やり救って救った本人が死んでしまったという話しなわけだが、全くけしからぬ話である。

まずたしかこの女性は一度交番に保護されたと思うが、そういう場合にはまずしっかりと身柄拘束することが大事で、そのことにおいて失敗したという点は亡くなられた警察官の方にとってもかえすがえすも残念であった。

それもあって我を忘れて最後までこの自殺未遂の女性を追いかけたということかも知れないが、ようするにそういうまじめな性格が自らにとって災いを招いてしまったといえるのかも知れない。

こういう場合にこの警察官のように自分の命を賭してまで人の命を救おうという警察官が果たしてどれだけいるかは自分には分からない。

以前には暴れている犯人から逃げた警察官もいたはず。

これと話は違うかもしれないけれど、この事件の場合に最後の最後まで自殺を止めようとしないことももちろんできたのではないか。

自分ならそうしただろう。

そうした現場での判断というものは法律とかそういったレベルでは片付けることのできない判断力なり決断力、あるいはその場の勢いとでも言ったものが決定的な意味合いを持つであろうから、法律云々の問題ではないかもしれないが、逆にこういうことが二度とおこらないように考えられるわずかなことは悲しいかな法律のことでしかないようにも思われる。

このような場合にはまずなんとして身柄拘束するために手錠をはめるなど緊急手段をとれるよう法整備を取るべきではないだろうか。

ところで憲法18条では奴隷的拘束を禁じているのだが、何が「奴隷的」かなど曖昧な部分もあるものの基本的にこうした法規定があれば自殺しようとしている者の物理的拘束を現場の警察官がすることはかなり難しいのではないか。

それ以外の法律でどのようなことが定められているかは分からないが、いずれにせよこういう場合にまず身柄拘束をして、交番ではなく、本署あるいは刑務所などに連行して、もし身柄などが分からない場合には写真を撮って公開してもよいというような法律を作ることが大事ではないだろうか。

それと、この自殺をしようとした女性はこんなことをして未必の故意による殺人罪に問われないのだろうか。

死のうとしている人のおかげで死なされたのではどんな職業であれたまったものではない。

はっきり言って「もうこんなところはやめてやる」とか言ってら絶対にやめない人ってけっこういるよね。

死にたいと言って実際に死なない人もたくさんいるであろう。

自殺は犯罪といえるのかは自分は知らないし、人の勝手なのかも知れないけれど、自殺するんならやっぱりできるだけ人に迷惑かけずに死んでほしいですね。


電車にひかれて死のうとしている人に言いたいのだが、もうちょっと死に方を色々な本やサイトで研究してください。

自分はそういう本もサイトも見てないのでよく分からないけれど、できれば人をまきこまずに死んでください。

自分が死のうとしてほかの人を殺さないでください。

別に自殺を認めているわけでもなければすすめているわけでもなくて、自殺しようとして人を死なせて自分が生き延びてしまうのは結果として他殺というか殺人になってしまってその後の人生がますます生きにくいことになってしまうかもしれないので、人を巻き込むようなことだけは勘弁してほしいということです。

本当を言うと電車というのはできれば線路に入れないような工夫をもっともっとしてほしいものだとは思います。

それともしも亡くなられた警察官のご遺族が民事裁判を起こすようなことがあれば、裁判官の方はどうぞ想像できる限りたくさんの損害賠償を命令してください。

それが類似の事件の抑止になるかは分かりませんが、心身消耗で情状酌量をするなどといったらあまりにも悲しすぎます。

法律は人を救うためにあるのであって人を滅ぼすためにあるのではないはず。


そう思わずにはいられない。



NHKがマッチポイントの再放送をやめたのは柳澤発言に関する朝日新聞の社説の圧力か

2007-02-11 17:44:26 | マスコミ批判

自分のように唯物論と汎神論の間をつねに揺れ動いている者にとって柳澤厚生大臣の「産む機械」発言にそれほど驚きはしない。

またそれをきっかけにマスコミなどが怒り出したことにもそれほど驚きはない。

あまりよい発言ではなかったと思うのだが、やはりマスコミや野党の反応は過剰反応であるという印象は否めない。

まず柳澤発言の中で彼は原稿などは用意せずに言ったようだが、その場で謝っているということはおさえておくべきではないだろうか。

そして彼は女性を「産む機械」に「たとえた」のであって、「女性は産む機械である」と言ったのではないのではないだろうか。

おなじことだと言われるかもしれませんが、自分は違うと思います。

これが不謹慎な比喩であるとか、そんな比喩は必要ではないということはよく分かるが、この東京大学卒業の元・大蔵官僚からするとどうしてもそういう言い方のほうが分かりやすく聞えるというより「かしこく聞える」という考えが無意識のうちに働いたのではないかという気がする。

そして、おそらく「再生産」というようなことも言いたかったのであろう。(似たようなことを最近野党の首脳が言ったらしいが、それほど問題視されていないようだ)

産む人の数は決まっているというのはそうだろうけれど、むしろ柳澤氏の言いたいことは違うところにあるような気がする。

演説の一部をパネルで見た程度なのでなんとも言えないが、柳澤氏が言いたかったことは、ようするに一人しか産まないという人にそれ以上産むことを期待しても無理だということを言いたかったのではないか。


あるいは独身の人や産むことをあきらめた人に対して子供を産むように期待するよりも、すでにお子さんがいらっしゃる人に二人めや三人めを期待する政策が必要だということをいいたかったのではないか。


言い方がまずかったことはその通りであるが、はっきり言ってこういうことなら自分は全く問題なく首肯できるし、ありふれた議論ですらあると思う。

これが穏当な比喩かは分からないが、たとえばPCを売る会社の宣伝スタイルとしてPCを買ってない人よりもすでにPCをもっている人に二台め、三台めを買わせようという方針をたてるような政策が必要だということを言いたかったのではないかと自分は思う。


むしろ少なくとも産まないことに決めた人にとってはこういう言い方が傷つくという人もあるだろうが、むしろ期待しないでくれという人にとってはありがたいという人もいないとも限らないのではないか。

ようするに、そういう議論をさせないのがマスコミや野党の悪いところだと自分は思うがでは一体彼ら・彼女たちは一体どういう具体的政策を持っているのであろうか。


はっきり言って自民党と変わりないものしかないだろう。

ようするにそれぐらい少子化対策というのは議論するのが難しく、有効な対策が難しいものなのだということをごまかすためにこのように柳澤批判をしているのであるともとれなくもない。

ちなみに野党にも向けられた事務所に関するいろいろな問題はこの間完全にすっ飛んでしまった。

誤解がないように言わせてもらえば柳澤氏の発言に問題がないとは思わない。

たしかに「健全」発言は「産む機械」発言以上に誤解を招きかねない発言であるとも思う。

その点は小宮山洋子も国会で言っている。


ではどうして「産む機械発言」で審議拒否していながら、この「健全発言」で大臣辞職を求めて審議拒否しないのか。。。。

ようするに野党というのは確固たる「自分」というようなものはないのである。


つまりこの発言をとらえて批判すれば国民の支持を得られえると思ったからフジテレビの深夜のニュースでの滝川クリステルの言い方(たしかこういっていたと思うがこれも問題発言ではないのか、野党にしたら)を使えば「噛み付いた」ということではないのか。


本当に自分たちの信念に基づいて審議拒否したなら「健全」発言でもやはり審議拒否すべきであったし、そもそも審議復活も早すぎるのである。


ようするに野党がやっていることはその場しのぎの行き当たりばったりの批判や行動であってこういう人たちに少子化問題を論ずる資格は全くないといえる。

ちなみに産む人は産めばよいし産みたくない人は産まなきゃいいのだから、大臣が不健全と言おうが「苦しぅない」と言えばそれでいいのではないかと自分は思う

マスコミにしてもそうであってこういう場合にNewsweekの記者にマイクを向けてこんなことアメリカでは考えられないでしょう、けしからんね、日本はと言わせたくて、実行に移すのはいいがスタジオによんで野党の審議拒否の感想を聞いたら「よくない」と一刀両断だったね。

古館もバツが悪そうというか、困ってたね。

だいたいこういうときに外国ではとか世論調査だとかそんなことに頼りすぎですよ。


自分が正しいと思えば正しい、けしからぬと思えばけしからぬ、それでいいではないか。


ようするにこういうマスコミの態度というのは参考文献やら謝辞ばっかり多くて中身の薄っぺらい「学術論文」とおんなじなわけだ。

こういう人たちの意見にしたがうのもけっこう、反発するのもけっこうではあると思う。


言論の自由ということも尊重しなければならないと思うからね。


野党の人には意外かもしれないけど、『人間機械論』という本だってあるし、それ以外にも似たような議論とかは最近でもあるわけで、そういったことは意外ではないどころかようするに大臣が堂々と言ったから「けしからぬ」ということなのだろう。

でもやっぱりそれなりにつりあいというかそういうものも考えるべきではあると思う。

たとえば「レイプ容認発言」と「柳澤発言」を比べたらこれも不謹慎とおこられるかもしれないが、やっぱりどう考えたって野党やマスコミは怒りすぎでしょう。


小宮山洋子にしても「許されることと許されないことがある」って、そりゃたしかにそうではあるとは思うけれども、これは偉い学者先生のお嬢様がおっしゃるのでなるほどと思えるけど、亀井静香とか鈴木宗男なんかがいったらかなり怖いというか恫喝でしょう。

(このあたりで某スーパーから電話が来てとった。電話番号をメモしなければならなかったが、ペンなどがなくてPCで打った。そのメモ帳を消そうと思ってこれを消してしまったかと思った。すごい脱力感に襲われた。ヤッパこの分はアップしようと思う。
女性には嫌われるだろうがそれでもいいや?!)

さて、何の話をしていたのかわからなくなってしまった。

怒っているのではなくて女性に怒られたり嫌われたりしないか怖いのである。ようするに女性というのはマスコミや野党のようにこういうことを言ってはいけません、という意識を男性に植え付けるわけである。

だから男性は女性問題や少子化問題からますます遠ざかるというわけでこれが女性のがわの専売特許、一種の既得権益になってしまっているという点も考えなければならないであろう。


さて、実は上のことはあくまでも一つの見方というかこれから書くことの前提にすぎません。


不快に思った方がいらしたらごめんなさい。


さて、もう腕や腰が痛くなってきたのであるが、朝日新聞の2月8日の社説はこう結ばれている。


それにしても解せないのはNHKの姿勢である。国民の関心がこれだけ高い集中審議を中継しない公共放送とはなんなのだろう。


「国民の関心がこれだけ高い集中審議」というのは一体どういう根拠なり数字をもとに言っているのか示されていない。

だいたいにおいてNHKはこの国会審議を何べんも中継したのである。

であるから中継しないというのは正確ない言い方ではない。


中継をやめた、と書くべきではないか。


だいたいにおいて国会の審議というものは「国民の関心に」応じて流すべきものと流すべきでないものとあるということなのか?

よく分からないがいずれにせよ以前放送されていたドラマ『マッチ・ポイント』の再放送は中断されたのみならず最終回分の再放送が今のところ消えてしまったようである。

これは全く自分にとっては青天の霹靂であった。

NHKは今度は朝日の社説の圧力に負けたのか。

情けなさすぎだぞ。

朝日もそんなに国会中継しろというならテレ朝にやらせればいいのに公共放送の放送内容に圧力をかけるのは卑怯だ。

NHKもNHKで一つの新聞に公共放送は唯々諾々としたがうのか、それが公共放送のありかたか?

国会審議も大事だろうがドラマも大事だよ。

国会審議のほうが大事だというならドラマなんか作るのやめてえんえんと国会中継してればいいだろう。

金曜日だったかの審議のもようは一部見たが、民主党だって柳澤発言なんか取り上げてなかったよ。

明日はどういう質問をするのか見ものだよ。

というかせっかくNHKが中継してくれているのに柳澤発言を取り上げなきゃ朝日の社説がなくというかそのことを今度は朝日の社説が批判すべきではないのか。

とにかく「マッチポイント」の再放送がなくなってしまったようなのは残念だ。


自分に言わせればあのドラマだって少子化問題と関係なくはないんだよ。

副題は「女が勝負をかけるとき」なんだよ。

そういドラマの再放送をつぶした朝日新聞のほうがよほど女性蔑視というかそんなことは知らないんだろう。

自分がこんなこと書いたってなんにもなりゃしないことは分かっているんだが、NHKには本当に困った。

4千字を超えたけど載るかな。。。


載ったみたいだ!

すげぇ


文中敬称などは統一できませんでしたすいません。

それと国会中継のためぼつになった番組は他にもあると思います。

それはよく知りません。謝ってすまないことかもしれませんが謝ります。

許してください、すいません。

そういえば小宮山さんはNHKにいたんですね。


なつかしいなぁ。




以前は金利を上げろと主張していたと思しきブロードキャスターも石原慎太郎も今度はだんまりか

2007-02-06 21:14:08 | Weblog

もう先々週のことになると思うが、TBSのブロード・キャスターという番組で福留功という司会者が幸田真音というゲストに日銀の利上げに関して「こんなことではいかんではないのか」という風に聞いていたようだった。

どうもこの光景を見ていて非常におかしな感じがしたのは、その政策決定の手法について苦言を呈していたようだったが実際問題として自分たちは今「利上げすべきかどうか」ということに関してはっきりとは言っていなかったように見えたことだ。

少なくとも幸田真音は経済小説を多数出版しているわけだから、利上げすべきなら、すべき、とはっきり言えばいいものをどうもその点がはっきりしなかった。

たしかに政策決定するのはお役人や日銀の方々だろうからそれに任せていいということもあるだろうが、いずれにせよ人様の決定の仕方にものが言いたいなら自分はこうすべきだという点をはっきりさせられないものか、と思った。

しかもほんの数十秒しかこの件に関して触れていないというのはすごく意外というか、ある意味むしろ納得した部分もある。

はっきり言ってしまえばこの点に関してこの番組ではあまり触れたくない、しかし全く触れないわけには行かないということで妥協してごまかした印象すらあるのである。


テレビというのは新聞と違って縮刷版のようなものはないので確かめようがないので、これから書くことも今まで書いたことも自分の記憶にあってしまうが(と言って新聞に関しても縮刷版で確かめるようなことは自分はあまりしないが)、数年前この番組は「日銀は金利をあげるべきである」という主張を非常に分かりやすくアリとキリギリスのイラストのようなものを使って説明していたのである。

そんなことは今回一切しなかった。

なぜか。。。


たしか、あのころ一度だけ日銀は金利を上げたのであるが、その直後に株価が下がったかなにかですぐに金利をもとに戻したわけである。

それがいつ頃のことなのかなどはっきりしないが、どうも2000年8月のことらしい。


そういうことはもちろん福留功などは覚えているはず(確かそのころもアナウンサーは福留功だったと思う)だと思うが、知らんぷりということであろう。


その場その場いいかげんなことを言って、日本の経済が大変なことになっても政治家同様マスコミも知らんぷり。


自分たちの間違えが証明されたらずっと黙っていいのに、またしてもおそるおそるちょっとずつ、いかにも自分たちが賢い人たちであるかのようにちょこっとずつしゃべる。

これでは何のために幸田をゲストに招いたのか分からない。

もう少し具体的に金利政策について話してもよさそうなものだと思ったが、本当にいい加減なものだ。

むろん当時金利について口やかましく言ったのはTBSだけではなくて石原慎太郎もあちこちでさんざん上げろ、上げろ、とまくしたてた。


特にサンデー・プロジェクトでは宮澤喜一大蔵大臣に対してアメリカのサマーズ財務長官(両方とももちろん「元」です。ちなみにサマーズは現ハーバード学長のはず。ちなみにこの人「も」わりと最近女性蔑視発言で大変な問題を引き起こした)が金利を上げるなと指示してそのいうことを聞いたということを言っていた。

その際かなり差別的ともとれることをサマ-ズが宮澤に関して周囲に言ったということも言っていたのではなかったか。


何せいま自分の記憶で書いているのだが、ようするにこういう人たちは自分にとって都合の悪いことは全部片っ端から忘れてえらそうなことを言える種類の人間である。

自分はそうはなれない。


だからこうして今のところ匿名(仮名というべきか)で書いているわけだが、それにしてもあまりにもこのような人たちの図々しさというのはある意味、自分も少しはまねすべきなのかと思う今日この頃である。


福留は前回の放送で立命館小学校の教育を取り上げた際、自分には中学校のころにいい先生との出会いあがって自分が今あるのもその先生のおかげであるなどといっていたが、それほど自分がえらいと思っているのだろうか。

ちなみにその教育というものに対してどういう風に思っているのかゲストも含め全くどう評価しているのか測りかねるコメントばっかりだった。

こんなテレビは見たくないのだが見てしまう。

それで番組も成り立っているということか。

日本がいつまでたってもよくならないのはこういうマスコミのせいであると言っても過言ではないであろう。


教育に関する議論する場では教育に関する議論以上にマスコミに関する議論をすべきではないだろうか。


                       文中敬称略


             もっともお名前の漢字も正確かどうか分かりません。

追記:ちなみに自分は金利あげてほしくないです。